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短歌 | 過去の傷(2首)

深海の底に沈めた思い出が
嫌な匂いで泡を浮かべる


傷痕が幾度も浮かび消えずとも
倍の数だけ傷ごと愛す


過去に「自分は何の役にも立たない人間なんだ」と思っていた時期がある。
似たような体験を読んで、忘れていた嫌な記憶が胸の奥で久しぶりにざわめいた。

本当に完璧な人なんていないし。
役に立てることは、人それぞれなのに。

(2首目は、過去の自分ごと救ってあげたくて)


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