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実習前の不安をAIで言語化して整理する方法

実習が近づくと、なんとなくモヤモヤした不安だけが大きくなって、結局何も準備が進まない、ということはありませんか。
「うまく評価できるか」「先生に怒られたらどうしよう」「コミュニケーションが取れるか」など、不安の種類は人によってさまざまです。
私は実習前にいつもこのモヤモヤに振り回されていたのですが、AIに不安を言葉にして整理してもらう方法を試したところ、気持ちがかなり落ち着くようになりました。

この記事で分かること

  • 漠然とした不安をAIとの対話で「具体的な項目」に分解する手順

  • 不安の種類別に準備すべき行動に変換するプロンプト例

  • 守秘義務に配慮しながら一般論として相談する際の注意点

なぜ「モヤモヤしたまま」だと準備が進まないのか

不安が漠然としていると、何から手をつければいいのか分からず、結局スマホを触って時間が過ぎてしまう、という経験は多くの学生にあると思います。
人は「正体不明の不安」に対しては行動を起こしにくく、「具体的な課題」に対しては行動を起こしやすいと言われています。
つまり実習前の不安対策の第一歩は、不安を退治することではなく、不安の正体を言葉にして見える形にすることです。

ステップ1: AIに不安を聞き役として整理してもらう

まずChatGPTやClaudeに、次のようなプロンプトを入力します。


私は理学療法学生で、来週から臨床実習が始まります。
今感じている不安をこれから話すので、聞き役になって、
最後に「不安の種類」ごとに3つくらいに分類してまとめてください。
具体的な患者名や学校名は出さず、一般的な内容として聞いてください。

このあとに、自分が感じている不安を思いつくまま箇条書きで打ち込みます。
たとえば「評価がうまくできるか心配」「指導者の前で固まりそう」「カルテの書き方が分からない」といった内容です。

AIはこれを受けて、「①知識・技術面の不安」「②対人関係・評価される不安」「③事務作業・記録面の不安」のように分類して返してくれます。
このように不安をカテゴリーに分けるだけで、「全部が不安」という状態から「3種類の課題がある」という状態に変わり、対処しやすくなります。

ステップ2: 不安の種類ごとに「今できる行動」に変換する

分類が終わったら、次のプロンプトで行動レベルに落とし込みます。

先ほど分類した3つの不安について、それぞれ実習開始までの1週間でできる
具体的な準備行動を2つずつ提案してください。
学習法や復習の進め方など、一般的な準備に限定してください。

私の場合、「①知識・技術面の不安」に対しては「頻出疾患の評価項目を一覧化して見返す」「基本的な検査の手順を声に出して練習する」という行動が返ってきました。
「②対人関係・評価される不安」に対しては「自己紹介と挨拶のフレーズを事前に決めておく」「指導者への質問の仕方を3パターン用意する」という提案でした。

不安そのものは消えなくても、「やることリスト」に変換されると、不安は準備のエネルギーに変わっていきます。

ステップ3: 実習中に話してよい内容の線引きを決めておく

実習中にAIを使う場合、患者情報や実習先の固有名詞を入力しないという線引きを、実習前にあらかじめ決めておくことが重要です。
私が決めているルールは次の3つです。

  1. 患者の年齢・性別・診断名・実習先の名前は一切入力しない

  2. 相談するときは「一般的にこういう症状の患者にはどんな評価項目がありますか」という抽象化した聞き方にする

  3. その日の記録や振り返りで使う場合も、内容を一般化してから入力する

このルールを実習前に決めておくと、実習中に「今これ聞いていいのかな」と迷う場面が減り、安心してAIを学習の補助として使えます。

まとめ: 不安は分解すれば準備に変わる

実習前の不安は、漠然としたままだと大きく感じられますが、AIとの対話で種類分けをして行動に変換すると、扱いやすいタスクに変わります。
聞き役としてAIに不安を吐き出し、分類してもらい、1週間でできる行動に落とし込む、という3ステップをぜひ試してみてください。
不安が完全になくなることはなくても、「やることが分かっている不安」は、行動できる不安に変わります。
気になる場合は、学校の先生や実習指導者にも早めに相談してみてください。

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