頭括型とは?結論を先に伝える基本的な文章の書き方
文章を書くとき、結論を先延ばしにすると、相手にストレスを与えてしまう場合があります。
「何が言いたいの?」
「結局、何の話?」
そんな風に思われてしまうと、その先を読み進めてもらえません。
結論を先に伝えることで、読むべき理由を与えることができるのです。
この記事では、結論を先に伝える基本形といえる「頭括型」について、簡単にわかりやすく、その特徴やメリット、デメリット、書き方、例文、「尾括型」「双括型」との違いなどをお伝えします。
簡潔なわかりやすい文章の書き方の基本形、「頭括型」を身につけてください。
■凪花~Nagihana~人を動かすWeb文章術
Webメディア運営歴・記事執筆歴10年以上。SEO上位表示(ビッグキーワード1位など)や記事添削累計1,000件以上の指導経験をもとに、読者ファーストを大切にした文章術を発信しています。
▶ プロフィールを見る
▶ 記事添削+全体診断
文章構成があっても、本文を書く段階で手が止まってしまう方へ。見出しを埋めるだけで終わらせない文章展開メソッドこちら▽
頭括型とは?簡単に特徴を解説

頭括型とは、最初に結論や主張を述べ、その後、結論や主張を裏付ける説明や理由を述べる文章構成です。
読み方は「とうかつがた」といいます。
結論:結論や主張を述べる。
説明や理由:理由や説明を述べる。
具体例:データや事例を述べる。
結論や主張を述べ、その理由や説明を語り、データや事例を提示する、論理的にわかりやすい構成が頭括型の特徴です。
ニュース記事などでよく見られる構成で、特に、報告書やビジネス文書など、要件を簡潔にわかりやすく伝える文章として、頭括型は有効活用されています。
他には、レポート、説明文、小論文、作文、プレゼン資料、スピーチなどでも頭括型は活用可能です。
※他のシーンで使える「文章構成パターン」を、こちらの記事「文章構成のパターン!5つの基本と伝わりやすいテンプレートを例文解説」で解説していますので併せてご覧ください。
頭括型のメリット・デメリット

ここでは、頭括型のメリット・デメリットをお伝えします。
1. 頭括型のメリット
頭括型のメリットは、「何が言いたいのか」「何の話なのか」がすぐに理解できることです。
「結論」「説明や理由」「具体例」という頭括型の段階的構成によって、結論を伝えたあと、それがなぜなのかという興味を引きだし、しっかりと具体例を述べることで、論理的にわかりやすく伝えることができます。
頭括型で書くと、迷わず内容を理解できることから、ストレスなく読み進めることもできるのです。
2. 頭括型のデメリット
頭括型のデメリットは、感情表現の必要な文章、ストーリー性の必要な文章には不向きなところです。
結論を先に述べるため、徐々に盛り上げていく流れにしづらいのです。頭括型は論理的な構成であるため、感情表現の必要な文章にもそぐいません。
頭括型は、簡潔にわかりやすく伝えるシーンで活用すべき文章構成だといえるでしょう。
頭括型の書き方と例文

頭括型の書き方について、3つの構成に沿って、例文も付けて解説していきます。
1. 結論
頭括型では、結論や主張を先に述べます。
あいまいさを無くし簡潔に伝えることが大切です。
「この文章で伝えたいこと」を明確に表現してください。
【例文】
本日、午前10時ごろ、社内顧客管理システムにトラブルが発生し、顧客対応に影響を及ぼしております。
2. 説明や理由
結論や主張に対しての、説明や理由を述べます。
「なぜなのか?」をここで伝えるのです。
【例文】
担当者の人為的な手違いによって、システムにも影響してしまったためです。
3. 具体例
データや事例を提示します。
具体的な例を挙げて補足説明しましょう。
頭括型は「結論」で締めない構成です。最後の終わり方は、下記を1つの例として参考にしてください。
【例文】
5名の顧客への間違ったメール送信
連絡いただいた顧客に対しての対応
上記2点の顧客対応に問題がありましたことから、カスタマーサポートの方でご対応頂けましたら幸いです。
頭括型と「尾括型」「双括型」の違い

ここでは、頭括型と「尾括型」「双括型」の違いをお伝えします。
尾括型
説明や理由
具体例
結論
前述した頭括型は「結論→説明や理由→具体例」というように結論を最初に伝え、そのあと、裏付けるための説明や理由を述べますが、尾括型は、書き出しではなく最後に「結論」を伝える構成です。
簡潔にわかりやすく用件を伝える頭括型とは違います。
じっくり読んでもらい、理解を深め、共感をも得られる構成が尾括型なのです。
エッセイ、体験談、物語など、感情が動く文章に向いている構成だといえるでしょう。
「尾括型」につきましては、下記の記事で詳しく解説していますので併せてご覧ください。
双括型
結論
説明や理由
具体例
結論
頭括型「結論→説明や理由→具体例」と、尾括型「説明や理由→具体例→結論」の2つを組み合わせた構成「結論→説明や理由→具体例→結論」が双括型です。
「簡潔にわかりやすく伝える」頭括型、「じっくり読んでもらい、理解を深め、共感をも得られる」尾括型を組み合わせた構成です。
双括型は、2つの面が組み合わさっています。
論理的にわかりやすく、深い理解を得て説得力を高めたい場合に効果的な文章構成だといえるでしょう。
プレゼン、企画書、提案書、ブログ、サイト、オウンドメディアなど、幅広いシーンで活用可能です。
「双括型」につきましては、下記の記事で詳しく解説していますので併せてご覧ください。
まとめ:頭括型で簡潔なわかりやすい文章を書こう

この記事では、結論を先に伝える基本形といえる「頭括型」について、簡単にわかりやすく、その特徴やメリット、デメリット、書き方、例文、「尾括型」「双括型」との違いなどをお伝えしてきました。
頭括型とは?簡単に特徴を解説
頭括型のメリット・デメリット
頭括型の書き方と例文
頭括型と「尾括型」「双括型」の違い
まとめ:頭括型で簡潔なわかりやすい文章を書こう
頭括型は、結論を先に伝える基本的な文章構成です。
「何が言いたいの?」
「結局、何の話?」
そんなストレスを読み手に与えないために活用してください。
頭括型で、簡潔なわかりやすい文章を書き上げましょう。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
noteやブログを分析し、改善する「記事添削+全体診断」はこちら▽
AI時代だからこそ「価値が生まれる文章術」を学ぶメンバーシップはこちら▽
凪花のプロフィールページ「心を動かす文章の本質」はこちら▽
いいなと思ったら応援しよう!
応援のお気持ちに感謝です。いただいたチップは、活動費として大切に循環させていただきます。活動を続けていく中で、私自身、すごく励みになっていますので、引き続き、応援いただければ嬉しく思います。