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足尾の街を歩く。銅って体に悪いの?本当のところはどうなんだい ー 旅の栞 みなかみ紀行編 ー

まいど、なぐなぐツーリスト(なぐツー)に参加いただき、ありがとうございます。本日は、栃木県と群馬県の県境。足尾へと、ご案内いたします。

足尾と言えば、足尾銅山ですよねー
えっ? 銅山以外知らない?

実はここ、日本の産業界を支えた、ある巨大企業グループの源流の地でもあるのだ。ここでもう一度、今回の旅(みなかみ紀行)をおさらいしてみよう。

・日本有数の難所、廃線跡をゆく
・廃坑の街、あの会社の始祖を訪ねる
・〇〇ブルー、絶景ダム湖をぐるりんぱ
・もちろん、美味しい料理とお酒も満喫

旅の栞

本日は、2つ目のテーマを巡る旅です。
それでは、はじまりはじまり〜


▼ ネット情報に溺れるな

ネットに溢れる足尾銅山の観光地としての評価は、どちらかと言うと低い。ただ、私が自分の足で訪ね、巡った感想は真逆で、「おもろい場所」であった。なぐツーファンの皆さんなら、ぜひ訪れて欲しい。楽しいと思っていただけること間違いなし。

ネットの情報を信じず、自分を信じるのだ。(ネットに情報をアップしているオイラが言うのも、なんですが・・笑)

昭和の匂いが漂う


▼ とはいえ、まずは、人気の場所へ

旅の鉄則は、朝一番に人気の場所を訪れること。どの観光地も、11時から14時が人流のピーク。混雑時間を避ける早朝の行動が、旅の余白を生み出すのだ。

足尾の街は、銅山以外にも見所があるんですが、大多数の人は足尾銅山だけ見て帰ってしまいます(もったいない・・)。その人たちが来る前、9時の開場に合わせ足尾銅山へ向かおう。
銅山の入口すぐ脇には、無料駐車場(100台)があり、早朝はガラガラでした。(2026年ゴールデンウィーク情報)


さっそく、トロッコの一番列車に乗車

このトロッコに乗ると、7~8分で終点「通洞坑」に到着。
通洞坑でトロッコを降りたら、ランプの灯る坑道を歩く。坑道内の展示を眺めながら、足尾銅山の歴史や採掘技術を学び、再び地上へと戻ってくる。

ここから少し、足尾銅山の歴史にお付き合いください。

▼ 江戸時代

1610年に、足尾村の農民によって発見される。
銅は、神社仏閣の屋根や装飾物。貨幣だけにとどまらず、幕府の輸出品として重要な役割を担ったんだ。

でも江戸時代なので

手掘り・・

どんだけー

16世紀後半、銀は、世界の約3分の1を日本で産出していたんだ。びっくりだよね。ところが、次第に先細りしていく。その代わり江戸幕府は、徐々に銅の輸出を増やしていったんだ。
ここ足尾でも、江戸時代を通じて、なんと十万トン規模の銅を産出したと考えられている。

品質もピカイチ。

どうだ!(銅だけに・・)

当時の日本は、世界最大級の産出国で、スウェーデンと並ぶ存在でした。

そうなんです、よく誤解されていますが、日本は資源の無い国ではない。と思っています。かつては世界有数の資源国だった。正確には「掘りつくした国」なのかも知れない。

▼ 明治にいく前に・・

そうそう、銅って、体に悪いって思ってませんか?
私は、ずっとそう思ってました。ところがですね。濡れ衣だったのだ。銅に謝らないと・・・

「どうもすいません」

そうなのだ、看板の通り「緑青は無害に等しいのだ」

確かに、緑青が毒だったら神社仏閣は、毒まみれだよね。


話を歴史に戻そう。

▼ 明治時代

某大統領みたいに、江戸幕府も「ほって、ほって、ほりまくれー」と邁進した結果。案の定、銅の産出量が落ちてきて、明治初期には年間50~60トン程度に激減。もちろん経営自体も、赤字に転落。

そんなとき、チャレンジャーが現れる。

当時の足尾銅山は、誰もが「掘り尽くした山」と考えていた。
が、古河市兵衛さんは、
「ぜったいくるっ!」
と、信じて約4万8,000円で購入、勝負に出たのだ。教師の年収が100円~200円の時代、現在の価値だと数十億円規模の投資に相当する。

そして・・・

ひゃっほー!!

鉱山の鉱脈を見つける職業を「山師やまし」と言います。「ひと山当てる」の語源ですよね。

古河さんは、まさにこの山師でした。今ではギャンブラーの意味合いが強くなってしまいましたが、当時の山師は、経験と度胸を武器に鉱脈を探し歩く、冒険家であり地質学者でもあった。

読み通り、古河市兵衛は、銅鉱脈を発見します。

どうだ!(くどい?)

そして、古河市兵衛は、冒険家・地質学者というだけでなく、天賦の才能をもった起業家でもあったんです。ここ足尾銅山は、日本を豊かにした銅と、それを扱う人間が向き合わなければならなかった環境問題。その両方を教えてくれる場所でもあるのだ。

そして・・・

おっと、これ以上は、次回のお楽しみ。
なぐツーは、じらすのだ。


次回もおったのしみにー!

本日は、銅もありがとうございました。(だから、くどいって・・)


ー データ ー
坑道内展示物だけでなく、同じ敷地内にあるあかがね資料館、鋳銭座ちゅうせんざ合わせて、1時間半ほど必要です。ぐるりと巡って銅を極めよう。

つづく…

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