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5歳、3歳の魚釣りデビュー

三男が生まれて一月半程度経ったある夜。
長男(5)、次男(3)に寝る前のお歌を歌い終わって、ギューして、じゃあお利口さんにねんねだよ、2人とも大好きだからね。
と言い残し退室しようとしたとき、

次男(3)「ままぁ?ままがげんきになって、三男ちゃんがもうちょっと大きくなったら、みんなでおたかなつり、いこうねぇ?」

と次男(3)が突然言うのであります。
おさかなつり!?

彼はどこでお魚釣りなんて情報を仕入れてきたのだろうか。
そしてお魚釣りなんてどこでできるのでしょうか……。

しかしこういったふとしたリクエストを全力で拾って応えてあげたい……

3歳の口から出る“おたかなつり、いこうねぇ”のワードがたいへん尊(とうと)かわいい。
吸い込んで血流に乗せて全細胞に記憶させたい。

「うん、そうだねぇ!!おさかなつり、行こうねえ!!」

そう言い残し、寝室を後にします。

とはいえこちらも毎度毎度の産後ボケ真っ最中。
九九すら怪しいマイブレインが魚釣りの情報を調べ上げられることができるだろうか(いや、できない)。

加えて我が家にはダンゴムシやらタナカサンやらマンゴーの種やらワタクシがお世話する対象がたくさん。

さてはてどうしたものか……

困ったときは、我らがフッ軽代表、
!!ばあば(実母)!!

次男(3)のコメントを伝え、
「都内から行けるお魚釣りできるところなんてあるのかなあ……」
と相談します。

するとなんということでしょう……
じいじ & ばあば、いとこ家族含め総勢10名超えのメンバーで、釣船茶屋「ざうお」に行く計画があっという間に立ち上がりました。

最☆高。ラブ。

ということで行ってきました、ざうお☆

いざ、お魚釣りデビューへ

ざうおには店内に魚が泳ぐ水槽があり、釣りざおで釣ったり引掛け釣りで釣ったりができるそうです。

「ぼくは鯛を釣る!」
意気込む長男(5)

鯛なんて釣れるの?えてか絶対高くない?
と震えながらも店内へ。

説明を受けていざ念願のお魚釣り。

ウキウキと糸を垂らす長男と次男。
このときは2人ともひたすら余裕そうです。

嵐の前の静けさ

魚釣り開始からわずか2分程度で次男にヒット。
そこからがなかなかの大騒ぎでした。

活きのいいお魚が水をバッサバッサ撒き散らしながらビタンビタン大暴れ。

「わーー!!かかってる!!!タモタモ!!!」
大慌ての大人達とビビり散らかす長男&次男。

そういえばキッズの予備知識といえばお魚釣りをして糸の先に静かなお魚がころんと付いているような絵本のイラストのみ。
あんなに平和そうに見えたお魚がまさかこんなにビタンビタンのたうち回るとは……!
まさに予習不足……!

一気に3mくらい後ずさって座敷個室に消えていく次男。
自分の持つ竿がにわかに恐怖になり
「まま!ままも一緒に持って!早く!!早く!!!」
と怒号を飛ばす長男。

「お写真撮りますか〜?お祝いの太鼓叩きますか〜?」とただただ優しい店員さん。

「次男ちゃん、釣ったお魚と写真撮ろう!一緒なら怖くない!大丈夫!」
と次男を誘うも座敷の奥に逃亡した次男はひたすら遠い……。
……あーこいつぁー無理だ。ビビり散らかしてらぁ。

ということでお魚だけ撮らせてもらう(なんで)。

たーい☆

3歳でも鯛釣れるんだなぁ。ひげを。

ざうおではお魚が釣れると和太鼓でお祝いしてくれます。

お名前はなんですかぁ~?と聞かれる次男。
衝撃の体験を経て貝になってしまった次男。
代わりに答えるばあば。
店内に鳴り響くお祝い太鼓。
みんなの祝福にニコリともせずに釣った鯛を睨む次男。

☆カオス☆

ちなみにざうおでは和太鼓でお誕生日のお祝いもしてくれるようで、
「ハッピバースデートゥーユー♪ ドンカラカッカ!」のようなノリで店員さんが元気よく歌ってくれていました。

夫(陰キャの皮を被った陰キャ)「ここで働いたら3日で適応障害になりそう……」

………アナタ3日も持たんでしょうよ……

そして2匹目のヒットへ…

程なくして長男にも強い引きが……!
前回よりは大人も冷静に対応したとはいえ、1匹目に続き元気のいいお魚さん。
ビッタンビッタンに顔がこわばる長男。
しかしそこはさすが5歳、最終的にはノリノリでポーズを決めてくれました。

こちらもたーい☆

有言実行で鯛をゲットです。

とりあえず2人とも釣れて良かった……
またぼくは釣れたぼくは釣れなかったで喧嘩になるところだった……

そしてグランドフィナーレ(3匹目)へ……

やれやれここでひとまず休憩。
コース料理や調理してもらった鯛を食べます。
釣ってくれたキッズに敬意を払い、一部をフライや天ぷらで調理してもらい、大人は刺身やお寿司でいただきます。
みんな「おいしー」と大満足です。

と、ここで部屋の端っこで三男(0)のお守りをしていたじいじが釣りチャレンジに行きます(ばあばも一緒に見学)。

しかし、糸を垂らしているだけで一向に釣れる気配がありません。
スポンサー不在を良いことにコソコソ酒を追加注文する一部のならず者もいます。

20分くらい粘った結果……
……じいじは丸坊主で帰って来ました。

どうやら食いつきが良いのは開店直後限定で、時間が経つにつれどんどん賢い魚だけになっていっているようです。

これは一筋縄ではいかない……

じいじが「誰か交代!」と言うので再度長男とチャレンジに行きます。

しかしここでひとつ問題が……
なぜか若めのお兄さん店員さんがタモ持って隣で待機してる……!
……やりづれぇ………

水槽当番のシフトなのかめっちゃ隣に張り付いてタモ持ってる……

お魚も賢い子たちで、付いてる餌をついばんで食べるから一向に釣れず餌だけ食べられる……。

全然釣れない長男とワタクシの隣で今か今かとタモを握りしめて待機する店員お兄さん。
餌を小鳥のようにチュンチュン食べては素通りしてく賢いお魚たち。
「また餌だけ食べられちゃいましたぁ……」と申し訳なさそうに申告する我ら。
「オケス。この餌めっちゃ食いつきいいんで!」と新しい餌をつけてくれる店員お兄さん。

このやり取りを3-4回はやったでしょうか。

いやさ、プレッシャーがひどいのよ……
我らもリタイアしたいまじで……
タモお兄さんごめんねほんと……タモを使わせてあげられなかった……

と思ってた矢先、ついについにヒットが………!!

お兄さーん!!!タモおにいさーーーん!!!
わたしたちやりました!!!ついにお兄さんの期待に応えられました!!!


テテーン

たいたいたーい☆

ありがとうタモにい。
そんでもって友情出演した次男の怯えようよ笑

ということで無事3匹の鯛を釣り、ホックホクでざうおお魚釣りデビューを済ませました。

凱旋帰宅後のキッズは、
「じいじはお魚いっぴきも釣れなくてかわいそうだったね……」
「ウン…ソウダネ……」
とたいそうウエメセで哀れんでおりましたとさ。

おしまい。


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