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油=悪い・太る…を覆す!オメガ3脂肪酸が“奇跡の油”と呼ばれるワケ

どうもナカハラです。
精密栄養学を学びながら、皆さんに役立つ健康情報をお届けしています!

最近、初対面の方や知人から「そこまで健康に気を使っていると、食を楽しむことを諦めたんですか?」という質問をいただきます。

僕自身、お酒を飲んでいた頃の方が食への執着が強かったように思います。

お酒に合うアテが欲しくて笑

禁酒や糖質制限、ケトジェニックをすることで、食への執着は徐々に薄れていきました。

普通に肉や魚は食べていますし、ジャンクフードは避けていますが、もともとそれほど頻繁に食べていたわけでもありません。

その状態でも思っていたより生活しやすく、自然な感覚で続けられています!

そんな中で糖質を控え、代わりに油を積極的に摂取しているのですが、まだ多くの方が「油は太るのでは?」「体に悪いのでは?」というイメージを持っていらっしゃるようです。

確かに油にもいろいろな種類があります。

本日は、その中でも特に注目したい「オメガ3脂肪酸」について詳しくお話しします!

■同じ内容をPodcastでも配信しています。
声も聴いていただけたら嬉しいです笑
こちらからぜひどうぞ!

オメガ3脂肪酸が「奇跡の油」と呼ばれる理由

オメガ3脂肪酸_オメガ6脂肪酸_EPA_DHA | 精密栄養学

オメガ3脂肪酸は、しばしば「奇跡の油」と称されるほど、体にとって重要な栄養素。

良い油と悪い油があることは、以前のコレステロールの回でもお話ししました。

摂取する油の種類によって、LDLコレステロール(悪玉)とHDLコレステロール(善玉)の構成比が変わってきます。

どちらも体に必要なもので、バランスが大切なんです。

オメガ3の主な作用・効能

抗炎症作用
炎症はすべての体の不調の原因となる要素の一つ。

オメガ3はこの炎症を抑制してくれます。

脳機能の向上
脳や神経系の健康維持に重要な役割を果たします。

血管系の保護
動脈硬化などを気にされている方には特に重要な効果が期待できます。

オメガ3脂肪酸の3つの種類

オメガ3脂肪酸は主に3つの種類に分かれており、それぞれ異なる特徴を持っています。

1. ALA(α-リノレン酸)

植物由来のオメガ3

  • 亜麻仁油

  • エゴマ油

  • チアシード

これらの植物油に豊富に含まれています。

ALAは体内でEPADHAに変換されますが、変換率は5〜10%程度とそれほど高くありません。

そのため、EPAやDHAを直接摂取する方が効率的とされています。

2. EPA(エイコサペンタエン酸)

青魚に豊富に含まれる成分

  • サバ

  • イワシ

  • サーモン

EPAは特に抗炎症作用が強く、血液をサラサラにしたり、血管拡張作用により動脈硬化の予防効果が期待できます。

3. DHA(ドコサヘキサエン酸)

脳と神経系に特化した栄養素

  • サバ

  • イワシ

  • サーモン

DHAは脳や神経系に重要な働きをします。

一時期「DHAを摂ると頭が良くなる」と言われていたのも、この脳機能向上効果によるもの。

記憶力アップや認知機能の改善などが期待できます。

オメガ6とのバランスが重要

オメガ3脂肪酸_オメガ6脂肪酸_EPA_DHA | 精密栄養学

オメガ3とよく対比されるのがオメガ6脂肪酸です。

オメガ6の特徴

主な食材
サラダ油 マーガリン 多くの加工食品

作用
炎症促進 免疫反応の活性化 細胞膜の形成

オメガ6は決して不要なものではありません。

免疫を活性化させる必要がある時もありますし、体の機能維持に必要な成分です。

理想的なバランス比

推奨比率
オメガ6:オメガ3 = 4:1以下

しかし現代人の多くは20:1以上となっており、理想値の5倍もオメガ6を摂取している状況。

このバランスの崩れが慢性炎症につながり、様々な健康問題の原因となっています。

オメガという名前の由来

ちなみに「オメガ」という名前は、化学式の構造に基づいています。

末端から数えて3番目の炭素に二重結合があるものがオメガ3。
末端から数えて6番目の炭素に二重結合があるものがオメガ6。

化学の構造式から付けられた名前なんですね!

最新研究で明らかになったオメガ3の効果

オメガ3脂肪酸_オメガ6脂肪酸_EPA_DHA | 精密栄養学

心血管疾患の予防

週3回程度青魚を食べるだけで、心臓病のリスクが約15〜30%低下するという研究結果があります。

これは血液をサラサラにする効果によるものです!

うつ病・不安障害の改善

うつ病の方にEPAを1日2g以上摂取してもらったところ、症状の改善が見られたという報告があります。

DHAはセロトニンやドーパミンの分泌を促進するため、ストレス耐性を高める効果も期待できます。

心の問題は食べ物からのアプローチも重要です。

運動で気分がすっきりするのと同様に、摂取する栄養素も心の状態に大きく影響します!

認知症・アルツハイマー病の予防

高齢者にDHAを摂取してもらったところ、記憶力が向上し、認知症の発生率が低下したというデータもあります。

これらの病気は一気に発症するものではなく、徐々に進行していくもの。

早めの予防が大切ですね!

免疫力向上とアレルギー改善

  • アトピー性皮膚炎の改善

  • 花粉症の軽減

抗炎症作用によって、これらの症状改善も期待できます。

僕自身、高品質のフィッシュオイルを摂取していた際、腰のあたりにあった軽い慢性炎症が完全になくなりました。

ずっと続いていた症状だったので、その効果を実感しています!

ただ、色々やりすぎて、これも一つの要因だろうなぐらいに考えていますが笑

効果的な摂取方法

オメガ3脂肪酸_オメガ6脂肪酸_EPA_DHA | 精密栄養学

推奨摂取量

1日2グラム以上が理想とされています。

青魚を週に3〜4回摂取すれば、十分な量を確保できます。

亜麻仁油やエゴマ油なら、大さじ1杯で約2〜4グラムのオメガ3を摂取可能。

サプリメントという選択肢

食事からの摂取が難しい場合は、サプリメントも有効な選択肢です。

僕がおすすめしているのは、アメリカのVital Nutrients(バイタルニュートリエンツ)という会社のサプリメント。

選ぶ理由

  • 品質管理基準が他社と比べて圧倒的に厳しい

  • 工場の管理状態が徹底されている

  • 重金属の除去処理が行われている

  • 高純度を保ち、酸化を防ぐ処理がされている

  • 添加物を使わず、ベジタブル系カプセルを使用

  • グルテンフリー・カゼインフリー

  • アメリカのクリニックでも実際に使用されている臨床実績

魚は海の重金属汚染の影響を受けやすいため、サプリメントを選ぶ際は品質管理が特に重要です。

摂取時の注意点

加熱を避ける
オメガ3は熱に弱いため、極力生で摂取するのがベスト。

オメガ6とのバランス
サラダ油など、オメガ6を多く含む食品の摂取量も意識しましょう。

保存方法
酸化しやすいため、MCTオイル、オメガ3オイル、オリーブオイルなどは瓶詰めされているものを選び、適切に保存することが大切です。

まとめ

本日の結論は「油が悪いのではなく、悪い油が悪い」ということ。

より正確に言えば「バランス」が重要です!

バランスを考えながら、適切な油を選択していくことで、より健やかな体づくりが可能。

僕も脂質をメインエネルギー源としてケトン体を回しているため、油については日々勉強し、実践しています。

配信を通じて改めて調べることで、自分自身の知識も定着してきました!

周りから最近は「同じ生活は絶対無理だ」と言われることも多いのですが笑

年齢を重ねるほど生活習慣は固まってしまうもの。

変化はストレスを伴いますが、凝り固まる前に早めの変化を起こしていただければと思います。

この配信が、皆さんの健康改善のきっかけの一つになれば幸いです!

それでは、今日も健康で!


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参考文献・エビデンス一覧

オメガ3脂肪酸の心血管への効果

Mozaffarian, D., & Wu, J. H. (2011). Omega-3 fatty acids and cardiovascular disease. Journal of the American College of Cardiology, 58(20), 2047-2067.

Harris, W. S., et al. (2008). Omega-3 fatty acids and cardiovascular disease: a case for omega-3 index. Pharmacological Research, 57(3), 217-223.

オメガ3とメンタルヘルス

Freeman, M. P., et al. (2010). Omega-3 fatty acids: evidence basis for treatment and future research in psychiatry. Journal of Clinical Psychiatry, 71(12), 1397-1409.

Lin, P. Y., & Su, K. P. (2007). A meta-analytic review of double-blind, placebo-controlled trials of antidepressant efficacy of omega-3 fatty acids. Journal of Clinical Psychiatry, 68(7), 1056-1061.

オメガ3と認知機能

Yurko-Mauro, K., et al. (2010). Beneficial effects of docosahexaenoic acid on cognition in age-related cognitive decline. Alzheimer's & Dementia, 6(6), 456-464.

Schaefer, E. J., et al. (2006). Plasma phosphatidylcholine docosahexaenoic acid content and risk of dementia and Alzheimer disease. Archives of Neurology, 63(11), 1545-1550.

オメガ6とオメガ3のバランス

Simopoulos, A. P. (2002). The importance of the ratio of omega-6/omega-3 essential fatty acids. Biomedicine & Pharmacotherapy, 56(8), 365-379.

Patterson, E., et al. (2012). Health implications of high dietary omega-6 polyunsaturated fatty acids. Journal of Nutrition and Metabolism, 2012, 539426.

オメガ3の抗炎症作用

Calder, P. C. (2017). Omega-3 fatty acids and inflammatory processes: from molecules to man. Biochemical Society Transactions, 45(5), 1105-1115.

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