听写の効かせ方を変える
听写(ディクテーション)が何に効くのか、なんならよくわからんまである。
もう最近は、なんなら惰性で書いてるだけ〜みたいなところがあって。
「听写のレベルを上げる」必要があると思ってたのね。質的に。
听写のレベルの上げ方?
レベルの上げ方にもいろいろある。
腕立てでもあるじゃん。腕の開き方で効かせる筋肉を変えてみたり、スピードや負荷や回数を変えてみたり。

听写の場合だと、音声のレベルを上げる。これが一つ。
よりスピードが速いもの、方言のクセが強いもの、難しい単語や文法を使ってるもの。知らない事が書いてあるもの。
そういう材料を使う。この方向性は間違ってないし、ずっとそんな感じでやってきた。
初級の頃は、ピンインを意識しながら、音を取れるように。
中級くらいからは、語彙の強化だったり、文脈から意味を類推する力の強化。
とにかくたくさんの文章に出会う、という点でも役立った。
听力の強化につながったし、「それは言えるかも/言わないかも」みたいなのを感じとる力も、听写で養われた。これは自信がある。(さぞ効率は悪かろう)
効かせ方を変える
今回の中検でコテンパンにされてから、ちょっと別の方向で、「効かせ方」を変えてみようかと思って。
数独みたいに遊んでてもいいんだけどね。
同じ事やっててもしょーがないので。
もう少し通訳の方に寄せた、脳の汗のかき方を狙ってみる。
テーマは
・聞いた中国語を日本語で出力する練習をしよう
・短期記憶を鍛えよう
・理解した内容を中国語で出力する練習をしよう
この3つ。
今までの听写はこーだった↑。けど、听写の流れを変えてみることとした。
「時事中国語の教科書」を絞り切る
とりあえず「時事中国語の教科書2026」を使う。
まずは、中検を見据えた演習。
①ひと通り聞いて全体を理解する。(メモもする)
②段落ごとで停めて、口頭で日本語に訳す。
ここまでは中検本番に近づけて。
とは言えなかむらはなかむらなので、ここから听写をしていく。でもやり方をちょっと変える。
今までは、覚えられる範囲で(3〜7語くらい)ぶつぶつ切って書いてた。ただ書いてたら、それ以上は覚えらんないよ。無理。
ここに、(簡単な)リプロダクションを入れる。
※「通訳の練習としてのリプロダクションってなに」ってチャッピーに聞いてね。

流れとしては、
③1文(orキリのいい、できそうな、でもそれなりの長さ)を聞いて、意味をイメージして、できるだけ原文に近づけるように、中国語で、口頭で復元する。
④聴く→復元を繰り返す。
⑤書く
これを听写と呼ぶのかはわからんけど、なかむらが听写であると言ったならそれは听写とする。
んで、あとは、⑥⑦⑧としてシャドウイングだったりサイトラだったり音読だったりはやる。
試行錯誤が楽しいんじゃん
効果のほど?
まだ時事中も三課くらいしかやってないのでわからん。
ただある程度のレベルだと、先人は多くないし、通訳の学校行ってもいいけど、通訳やりたい訳じゃないし。
听写したいし。
なかむらは何者でもない(学者でも指導者でも通訳でもない)から責任ないし。
被験者は自分で。
自分の足りない所を分析して、どうしたらそれが伸ばせるか考えて、やってみて、どうだったか…
って回してくの、楽しいじゃん。
時間は限られているので(あと40年しかない)効率は良いに越したことはないけれども、別に急いでもない(まだ40年くらいあるやろ)から。
嫌にならないペースで、でも負荷をかけながら、また結果が出せるといいなぁと思ってるよ。

おまけ
通訳の練習のつもりで組んでるんだけど、初中級者の方が3語とかで短く切って、かつ、一課全部じゃなくて、ほんの一部を簡易的にリプロダクション、みたいな形でやってもいいと思うのよね。
听写ってどうしても「書く」ので、気をつけてないと、書いたものを読んで理解する「听写の落とし穴」に堕ちる。
それを防ぐために、あと文脈を読み取るために、「聴こえたものを、いったい何を聴いたのかちゃんとイメージしてから書く」のが大事で。その練習になるんじゃないかしら、とも。
