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作るを楽しむということ


百均産ボードゲーム


私はドイツゲームなどのボードゲームが好きで、たまにボードゲームカフェへ遊びに行ったりします。


先日、ふと思い立って100円均一の材料(合計400円ほど)で簡単なボードゲームを作りました。
まだ制作中の内容なので詳細は控えますが、久しぶりになにも気にせず行う工作は、とても自由で楽しいものでした。


作りたいものを作る。


頭の中にあったものが少しずつ形になっていく。


そんな時間を過ごしているうちに、私は祖父のことを思い出しました。


私の祖父は「なかったら作る」の人でした。
竹馬が欲しいと言えば、どこからか竹をもらってきて竹馬を作る。
「窓に網がないから虫が入る」と言えば、木と網を使って網戸を作る。


とにかく探究心が強く、必要なものがなければ自分で作ってしまう人でした。


私と長く付き合いのある人なら、耳にタコができるほど聞いたことがあるでしょう。


「なかったら、作ればいいじゃん」


という私の口癖。

きっとその原点は祖父にあります。


幼い頃の夏。


私はセミ取りが大好きでした。

しかし市販の虫取り網には一つ問題がありました。

セミを捕まえようとしても、網の枠と木の隙間から逃げてしまうのです。

幼い私にとっては大きな悩みでした。

すると祖父は考えました。


「なら、セミ取りに特化した網を作ればいい」


数時間後。


釣り竿と針金と網を使った、長く伸びて枠幅の小さな特製虫取り網が完成しました。
私はその網を何年も使い続け、小学校ではセミ取り名人として有名になりました。


今の時代は本当に便利です。

欲しいものがあればネットで探せば見つかる。

やりたいことがあれば、似たようなサービスやゲームも見つかる。


けれど、自分が本当に欲しいものや、本当にやりたいことと全く同じものを見つけるのは意外と難しいのではないでしょうか。


もちろん探すことは大切です。


でも私は、それと同じくらい「作ること」も大切だと思っています。


自分が欲しいものを考え、自分で形にしてみる。


その過程で見えてくるものがあります。


今日作ったボードゲームも、きっとその一つなのでしょう。


だから最後に皆さんへ。


欲しいものが見つからなかった時。


やりたいことが見つからなかった時。


少しだけ思い出してみてください。


「ないなら、作りましょう!」



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