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🫠ロエル式キャリア逆走録 第一話:そのお店、前オーナーは夜逃げしてました──💥夢ゼロの新人が放り込まれた戦場の話

noteを開始して2ヵ月が経ちました。
良い節目なので、改めて深い自己紹介をしておこうと思っています。

理由としては、自分がなぜイマこのような働き方をしているか
私自身もあまり深く考えたことが無くw、
ルーツを探る為に7話連続ぐらいで過去に遡ろうと思います。

🔙note開始2カ月記念⏳

なぜ私は、いまこのような謎の働き方になったのか(なってしまったのか)を探る為に過去に旅に出たいと思います。

それでは、ロエル(私)のキャリアを逆走する旅スタート!🛤


第1話:夢も目標もなかった自分が、店長として任されたのは「荒れた戦場」だった


やりたいことなんて、なかった

大学時代、特にやりたいことがあったわけじゃない。目標も、野望も、就活の軸すらもなかった。なんとなく授業に出て、なんとなく単位を取って、なんとなく卒業が見えてきた頃、ふと目に入ったのが、某大手コンビニチェーンの採用ページだった。
※プロフィールでは文字数の関係で端折ってましたが、
社会人のスタートはココから始まりました。

「若いうちから店長として、現場を任せてもらえる」「2年で店舗コンサルができる」──成長できそう。なんか、楽しそう。それくらいの軽さで応募して、入社した。それが、自分の社会人としてのスタートだった。

配属先は、荒れ果てた現場だった

色々研修して最初に配属された店舗は、文字どおり“戦場”だった。

通常コンビニの本部社員は
9割が直営店と呼ばれる、要は本部運営のコンビニで店長をやる。

が、しかし1割ほどは本部運営ではなく、何かしら理由で
フランチャイズオーナーさんの店舗を引き継ぐ。

私は見事にその1割になってしまったw
しかも地域で有名ないわくつきのお店に、、、


前オーナーが夜逃げし、スタッフはバラバラ。店内は散らかり、レジ精算も毎日のように合わない。バイトは制服を着崩し、遅刻は当たり前。「どうせまたすぐ辞めるだろ」と、目の死んだ空気が店に漂っていた。

そんな現場に、新人の自分が「店長」として放り込まれた。当然、無理ゲーだった。でも、思った。「指示を出す前に、信頼を得ないと何も始まらない」

とにかく、自分が一番動いた

自分がまずやったのは、とにかく動くことだった。トイレ掃除も、棚卸しも、深夜の品出しも、全部自分が率先してやった。ヤンキーっぽいバイトの子たちにも、敬語で接した。「自分はエラくない。一緒にやるから、任せてほしい」──そのスタンスを貫いた。

とにかく目線を合わせて、仲良くなり、店の売上とか一旦置いておいて、
自分を好きになってもらうことに全振りした。

それでも最初は、冷ややかな目線ばかりだった。ある夜、フライヤーの油が床に漏れ、ベトベトになった。誰も片付けようとしない中、自分がひとりで掃除をしていたとき、ふと横から小さな声が聞こえた。

「……あざっす」

ヤンチャ系のバイトの子だった。たぶん、その一言が、彼の中で“何か”が1ミリだけ動いた証だった。

本当の転換点

ある日、本社からスーパーバイザー(自分の直属の上司)が来た。
売上、在庫、レジ精算──あらゆる点で詰められ、バックヤードで
かなりキツく叱られた。言い訳なんてできない。全部、事実だった。

でも、そのとき。ドアの隙間から様子を見ていたバイトたちが、
シフト後でこう言ってきた。

「ロエルさん、何かすいません…」
「……もうちょっとちゃんとやりますわ」

うれしかった。「ちゃんと見ててくれてたんだ」「人って、こうして変わるんだ」──はじめて、リーダーとして何かを感じた瞬間だった。

風向きが、変わった

そこから、少しずつ現場が変わり始めた。遅刻が減り、無断欠勤がなくなり、「これやっておきましょうか?」という声が出るようになった。みんなが、“自分ごと”として店に関わり始めた。

特に印象的だったのは、ギャルの極みみたいなある女子高生のアルバイト。ある日ふとこう言った。

「私、最近この店ちょっと好きっす」

──なにそれ、最高じゃん。

サンタになった店長

迎えたクリスマス。向かいのスイーツ専門店(シャトレーゼ的なやつ)にお客さんを取られるのは目に見えていた。でも、指をくわえて見てるだけの店にはしたくなかった。

自分が考えたのは、「予約者限定・手作り配達キャンペーン」。自らサンタの格好をして、ケーキを届けに行くというゲリラ施策だった。
※本当はフランチャイズはこういうのやってはいけない。

普通の直営店じゃやらない。マニュアルにもない。でも、お客さんは喜んでくれた。子どもたちは「サンタさん来た!」と目を輝かせ、親御さんたちは「こういうのって、いいですね」と笑ってくれた。結果、クリスマスケーキの売上は前年比1200%で大きく上回った。
※地元の新聞にも掲載された

人は、変われる

あの店での2年間、誰も辞めなかった。毎日、少しずつ空気が良くなり、誰かが誰かを気にかけ、フォローし合うようになった。いつしか、自分は
「店長」ではなく「ロエルさん」と呼ばれていた。

このチームを心から誇らしく思っていた。その実績が評価され、
次は複数店舗を統括するスーパーバイザー(店舗コンサル)に抜擢された。

でも、あの荒れた店舗で、一緒に汗をかいたあの日々がなかったら──きっと自分は、“人を動かす”ということの意味を知らないままだったと思う。

次回、第2話──
信頼と数字の板挟み地獄にもがいた──店舗コンサル編」へつづく。


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