キャリアチェンジ|知財の仕事と私②(憧れの特許担当者になったけど…)
おはにゃちは〜!なぁです。
今回は、就活を頑張って憧れの特許担当者になった私が入社早々に挫折してダークサイドに墜ちた3年半ほどの話を書こうと思います。
■前回のあらすじ
ざっくりまとめると、
大学の授業をきっかけに知的財産を取り扱う仕事に興味を持ち、知財担当者を目指して就活をし、運よくメーカーの特許担当として入社することになりました。
就職前の気持ちをまとめると下の3つで、今も強弱はあるものの変わらず抱いています。
①何かを作り(創り)たい
②誰かの役に立ちたい
③自分に自信がない
1.知識も経験も勢いもない
新入社員研修が終わり、憧れていた特許部門の「特許出願・権利化担当チーム」に配属されました。
チームには、上司陣を含め特許歴10年以上のベテランの方々と、新卒4年目の直属の先輩が在籍していました。
■技術理解の壁
特許出願・権利化の仕事には特許法の知識も必要ですが、それ以上に「技術を理解するための知識」が求められます。
というのも、特許出願をするためには、特許出願する対象の従来技術を知らないと、特許性のある部分(=新しくて、同じ業界の人でも簡単には思いつかない部分)を理解することができないからです。
上司は、「(特許出願をするための)アイデア発掘は、間違い探しだ」と言ってましたが、従来技術を知らない私には、どこが従来と違う部分か"さっぱり"わかりませんでした。
さて、特許出願の対象となる技術は会社によって異なりますが、私が新卒で入社した会社では、主に機械の構造や電気回路図、プログラムなどの知識が必要でした。
しかし私は、大学などでそれらを学んだ経験がなく、「何から勉強すればいいのか」すら分からない状態でした😥
上司が回路図の勉強会を開いてくれたこともありましたが、二進法や十六進法といった基礎知識すら分からなかったので、ポカーンとしていたのを覚えています。
(「ヘキサ…って何?🤔」というレベルでした😓)
特許法についても学生時代に多少は学んでいたものの、しっかり身についていたわけではなく、先輩や上司から見れば「素人感満載」だったと思います。
■若者らしい勢いの欠如
新卒ということで年齢は若かったものの、「偉くなりたい」「バリバリ働きたい」といった気持ちは、あまりなく、いわゆる若者らしい勢いにも欠けていました。
正直、目の前のことでいっぱいいっぱいで、仕事に対して貪欲になる余裕も気力もありませんでした。
■自信喪失で心が折れる
資料チェックの詰めも甘く、何度も指摘を受けました。
(「A4たった一枚で誤記するなんて奇跡だね」と言われたこともあります…😭)
怒られるのが怖くて、レビュー前には1時間以上かけて説明内容を考えるようになりました。
それでも指摘は減らず、次第に自信を失っていきました。
そして、入社して1年で完全に心が折れてしまいます。
■限界を迎えた2年目以降
研修という形での自己啓発はしていましたが、自主的に足りない知識を学ぶ気力は湧かず、ただ「つらい」「やめたい」という気持ちばかりが大きくなっていきました。
2年目の社内研修は、特許や商標に関する裁判例を読んでレポートにするという内容でしたが、本当に嫌すぎて、締切の前日は帰宅後に徹夜でレポートを書いてました。
(ラジオを聴きながら、朝日を見たな…🥹)
そして、レポートの内容の薄さにボロクソに言われる…悪循環😰
仕事が嫌すぎて、家を出るギリギリまで、だらだらアニメを観ていました。
服装にも気を遣わず、"だるんだるん"のパーカーと破れたジーンズを履いて、寝癖ボサボサの傷んだ髪で遅刻ギリギリに出社し、「どうせ、今日も怒られる。私は特許の仕事が向いてない」と、すっかりダークサイドに墜ちていました。
(実は、退職した今でも「特許の仕事は向いてなかった」と思っています。)
2.そのとき、どんな気持ちだったか?
ダークサイドに墜ちた3年半ほどの間、
特許の仕事難しくてできない
頑張っても上手くいかない
周りの人がすごすぎて、孤立した感覚だ
やめたい
つらい
しんどい
…ネガティブワードしか出てきません😥
このときの私の気持ちを整理すると、
・私には特許の仕事は向いていない
・何をやっても報われない
・会社に居場所がなく精神的に孤立している
といったところでしょうか😭
ということで、自分の黒歴史をほじくり返して、痛いところをグリグリするような振り返りをしました。(恥ずかしいし、イタイ😶🌫️)
このときのネガティブな気持ちは、新しい環境に慣れていないときや、仕事や家、自分のことが上手くできていない(と自分で思っている)ときに、今でも登場します。
(と書きながら気づきました😅)
この気持ちをなくすことはできないけど、上手く付き合うことで人生楽しく生きられると信じています。
(いつもポジティブで、前向きに生きるのは難しいときもあるのさ〜😬)
次回は、ダークサイドに墜ちた私が、色々と気づき、仕事が楽しくなった話をできればと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます😊それではまた🙌
