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【 逸話2.4 】後編Little Town LEGACY #11 トモ社長とトモくん 最強と最恐。栄光の扉は開かれた。勝利へのカウントダウン。― 戦友と立ち向かう新たな挑戦 ―

【 逸話2.4 】後編

Little Town LEGACY

トモ社長とトモくん

最強と最恐。

栄光の扉は開かれた。勝利へのカウントダウン。

― 戦友と立ち向かう新たな挑戦 ―



はじめに。

今回、逸話シリーズの記事が遅くなってしまいました。

「こんな自分でも、待っていてくれる人が一人でもいるかもしれない」

そう思い、冒頭でお知らせさせていただきました。

いつも読んでくださる方、本当にありがとうございます。

それでは、

逸話2.4後編。

はじまり、はじまり。



新しい職場に行きはじめて、3ヶ月がたったある日のこと。

ふと、気になることが増えてきました。

なぜか。

それは、

わたしにとっては聞き慣れた言葉でした。

でも、

その言葉がこの場所で聞こえてくることに、少し違和感があったのです。



「親方」



工場の現場なのですが、

時々、事務所に行くと聞こえてくるのです。

「親方が……」

「親方に確認して……」

その言葉を聞くたびに、

どこか懐かしく、

でも……

「なんで?」

なんでなんだーーー!!

と、心の中で叫ばずにはいられませんでした。



実は、わたしの勤めている会社はいくつかのグループ(班)に分かれていました。

わたしが配属されたのは、若い主任が率いるグループ。

そこには、わたしをこの会社に誘ってくれた「後輩」。

そして、その後輩の友達であり、工場のあらゆることを熟知している頼れる男「エース」(長くなっちゃうので、ここからは『エース』と呼ばせてくださいね!)。

彼らを含めた、15人ほどのチームで編成されていました。

このエースが本当にすごくて、工場内のことだけでなく、会社全体の事情にもとにかく詳しかったんです。

気づけば、わたし、後輩、エースの3人は意気投合し、プライベートでも一緒に遊びに行くほど仲良くなっていきました。



休み時間や仕事終わり、

エースは会社について色々と教えてくれました。

まず驚いたのは、

グループを率いるあの若い主任が、なんとエースの地元の先輩だったということ。

そして、もう一つ……

さらに奇妙な事実を知ることになります。

「この会社、グループ同士の付き合いが一切ないんだよ」

確かに言われてみれば、

食事会や忘年会、新年会に至るまで、

会社全体ではなくすべて「グループ単体」で行われていました。

他のグループが何をしているのかも分からない。

全体での交流も、一体感もない。

なぜ、ここまでグループがバラバラに分かれているのか?

この会社は、一体何を目指しているのか?

……

この会社、なになになに???

当時のわたしは、

エースから明かされる異質な社内事情に、

「えっ……」

「えっ……!?」

と、ただただ驚かされるばかりでした。



そして、その数日後のこと。

わたしは、工場の仲間たちと別れることになりました。

急に主任から事務所に呼び出され、こう告げられたのです。

「新しい工場に行ってほしい」

……

えっ?

頭が真っ白になりました。

せっかく工場にも慣れ、

頼もしい後輩、

エース、

そして気心の知れたチームの仲間たち。

わたしに取っては15人でも大勢で仕事をする楽しさを知った場所から、

わたし一人だけが引き離される。

しかも別グループ……

しかも1人で。

そんな寂しさと悲しみが胸を締め付けました。



しかし、

そこでわたしは、

エースすら具体的には把握していなかった「この会社の本当の目的」を知ることになります。

言われるがままに主任の話を聞いていると、

わたしが派遣される新しい工場は、

機械ではなく「人間の手でゼロから組み立てて仕上げる工程」を行っている場所だということ。

そしてそのまま、

わたしは主任と共に社長室へと向かいました。

「失礼します」

重い扉を開けると、

そこにいたのはトモ社長。

社長の口から、

さらに詳しい、

そして衝撃的な任務が明かされました。

わたしが行く理由は、

ただの作業員としてではありません。

主任のチームの「別部隊リーダー」として送り込まれ、

その工場で人員を増やしていく仕組みを作ること。

しかし、

そこにはすでに「他のグループのメンバー」が陣取っていました。

トモ社長の狙い――

それは、

その別グループと協力しつつも、

最終的にはその工場の「覇権」を握ること。

要するに、

下請けとして工場の一角を完全に任されるレベルまで仕事を奪い取ってこい、

という無謀とも思える密命だったのです。



派遣が、

覇権を握るために。



でも不思議と不安ではなく

もうこの物語を見てくれているあなたなら

わかりますよね?

わたしを知っている。

そう、

ワクワクしていました。

新しいことが始まる。

そして、

人がやってるなら

やれるでしょ自分に

そんなスタンスでした。



はいわかりましたと答え

部屋を後にしました。

その帰り道、

主任に飯食べて行こうと

夕飯をご馳走になりました。

その時また主任から告げられました。

他のグループとはあまり仲良くしないように。

向こうのグループのリーダーは、

自分より先輩の主任だと。

向こうはすでに2人派遣されていると。

誰か友達で仕事を探している人はいないかと。

まだ枠があるからと。

まだわたしは派遣会社の仕組みを

その時は、深く理解していませんでした。

社員と派遣社員の違いほどしか

この会社独自のシステムを。

主任に

「いちおう誰か当たってみます。」

そう言って店を出た。



その後すぐ電話をかけた。

「もしもし、最近どう?」

「今何してんの?」

「仕事は?」

「マジか。」

「へー。」

「ちょっと今から行くわ。」

「そう、そう。」

「20分ぐらいに着くわ。」



トモくん家。



最後まで読んでいただきありがとうございました。



次回

【 逸話2.5 】

Little Town LEGACY

俺とトモくん|お金と闇

月100万を稼ぐ男 ―世の中の真実―

― 戦友と立ち向かう新たな挑戦 ―



いつも目の前をみて歩いていた

無邪気にのうのうと生きてきた

現実を見ていなかった訳ではない

見ているつもりだった

世界は広い

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