私の英語学習50年(69)英語における日本人の「間違った完璧主義」
ユーチューブに「週刊ことさきく」第3回をアップしました。今回は「なぜ英語を勉強するのか」についてすべてあけすけに話しました。
(↑のつづき)
私は悟った。
日本人がこれほどまでに英語ネイティブチェックにこだわるのは、たんに英語ネイティブコンプレックスのためだけではない。
じつはその根底には、もうひとつの理由があるのだ。
それは、
たったひとつのミスも許そうとしない日本人の持っている「完璧主義」
である。
たしかに一部のものづくりなどでは、こうした日本人の完璧主義が良い結果を出しているようだ。
また、ビジネスではミスをしないことがどれほど大事であるかを、小さな会社で働いた三年で私はいやというほど思い知った。
しかしそれでも敢えていうが、
少なくともグローバルなコミュニケーションという観点からみると、こうした完璧主義は美点でもなんでもなく、たんなる欠点にすぎない。
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そしてこの「間違った完璧主義」が、日本人の英語コンプレックスを助長し、日本からの世界への英語発信を妨げ、ひいては日本と日本人のグローバル化を妨げているのである。
英語ノンネイティブである私たちが、完璧な英語で書いたり話したりできるはずがない。
もし完璧な英語をマスターしてから英語をグローバルコミュニケーションに使おうなどと思ってしまったら、英語でのグローバルコミュニケーションは一生できなくなってしまう。
ゆえに英語ノンネイティブに完璧な英語などいらないことは普通に考えれば誰にでもわかることである。
実際のところ、
世界の人々の多くが完璧とはとてもいえないミスだらけの英語を用いてグローバルコミュニケーションを自由かつ堂々とおこなっている。

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グローバルに活躍している人たちのほとんどは自分の英語のミスなど気にしないし、同時に他者の英語のミスも気にしない。
グローバルコミュニケーションで使われる英語はそれぞれの人間にとっての第二言語なのだから、ミスをするのは当たり前という感覚なのだ。
だから
私たち日本人も、そうした世界の多くの人々と同じように振る舞えばよいのである。
ところがそれを邪魔しているのが、
日本人の英語に対する「間違った完璧主義」
なのである。
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