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英文センテンスの構文がとれないとき、どうするか――まず「述部動詞」を見つける(2)be動詞の主格変化形であるam, is, are, was, wereは、まちがいなく述部動詞である

(以下は、↑ の続きです)

「まず「述部動詞」を見つける(1)」では、英文センテンスの読み取りにおいては、述部動詞を見つけることが、なによりも大事だということをいいました。

と同時に、英語の場合、ある語が述部動詞かどうかは、語のかたち(だけ)では判別ができない、とも述べました。
 
では、それ以外にセンテンスの述部動詞を判別する方法として、どのようなものがあるのでしょうか。ここからは、それを見ていきます。
 
ですがその前にまず、述部動詞であることが、かたちの観点からだけで明確に判別できるという、特殊ケースを見ていきます。それが、be動詞の変化形です。そして、これが私たちの英文センテンスの読み取りにとって、きわめて大きな役割を果たしていることを示します。

be動詞の主格変化形であるam, is, are, was, wereは、まちがいなく述部動詞である

【解説】
すなわち、
I am Naruse.のam、
This is a pen.のis、
We are Japanese.のare、
He was a teacher.のwas、
They were students.のwere
などは、間違いなく述語動詞です。

これは、「格」にあわせて語のかたちが変わる「屈折語」から、語のかたちが変わらない「孤立語」へと歴史的に変化を遂げてきた英語において、今もかろうじて残されている明確な格変化です。

そして、am, is, are, was, wereは、私たちがセンテンスの述部動詞を読み取る際の最も頼りになるマーカーです。たとえば、次の3つのセンテンスを読んでみてください。

1) The young woman with long hair who is standing next to the manager is very kind.

2) Taking a deep breath and relaxing for a few minutes before the exam is helpful for reducing stress.

3) To be able to speak English fluently in front of a large audience was his ultimate goal.
 
1)と2)にはisが、3)にはwasがあります。ということは、その前が主部なんです。SPMC分析をすると、次のとおりです。
 
The young woman with long hair (S)
who is standing next to the manager (M)
is very kind (P)
 
Taking a deep breath and relaxing for a few minutes before the exam (S)
is helpful for reducing stress (P)
 
To be able to speak English fluently in front of a large audience (S)
was his ultimate goal (P)
 
こんなふうに主部がとても長いセンテンスを前から動的に読んでいるときには、述部動詞が見つかるまでは気の抜けない心理的な緊張状態が続くのですが、そこで、be動詞の主格変化形が出てきてくれると、本当にほっとします。

だって、これらは間違いなく述部動詞であり、そこまでが主部なんですから。

そしてそれがわかれば、センテンスの構造はほぼ読み取れたといってよいわけですから。

まさに、is, are, was, were、さまさまですね。
 
さて、今回はここまです。次は「第一助動詞としてのbe動詞」が、述部の読み取りに果たす役割についてお話します。

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