結局、女医ロールモデルはいた?
40代の女医なつ🌱です。
こんにちは。
以前の記事で
学会にロールモデルなんていない!!
って、喚きまして。
じゃあどうするよ。
って思ってたけど、
でも、、、
教科書欲しいんですよ!
思考停止の軍隊用日本教育受けて
受験戦争渡り歩いてきちゃったから!!
やっぱ女医ロールモデル欲しい!!
どこにいるのよ、私のロールモデル!!
というわけで、
この時の私は、
子育てしながら必死にいろんな人の話
聞いたよね。
そのときは大学医局関連の市中病院に
非常勤に行く機会が多く、
新しく知り合う先輩女医さんを見れば
仕事の休憩時間とかに捕まえて。
(今考えると、めいわくぅー!)
ママ女医さんではなくても、比較的悠々自適にされてる大学医局に属していない医師を見かけると近づいたり。(言葉にするとめちゃ怪しいやんけ)
あと女医を母にもつ研修医たちに「お母様の生き方、働き方」を子供視点から話してもらったり。
(皆様快く私の相手してくれてありがとう)
(その代わり仕事はフォローしましたよ!)
そしたらさ
いっぱいあった。
大学医局ではあまり聞けない
「医者の多様な生き方」が。
医者のいろんな生き方
以下、私が聞いた医者のいろんな生き方。
女性には限りません。
①出産したら子供が可愛すぎて、上の子産まれてから下の子が小学生になるまで、10年間(!)医者休業して市中に復帰した女医。
②講師になるまで働き、医局を辞めたはずだけど、頼みこまれてまだ大学の外来非常勤しつつ、フリーランスやってる男性医師。(そんなことあるん?!)
③薄給な大学病院で働き続ける夫を横目に、子供が落ち着いてから50歳手前で、1人で医院開業してめちゃ稼ぐ女医。(ある意味アスリート)
④40歳で転科(!)勉強して、訪問診療クリニック開業した先生。
⑤若い時にしこたま働いて、不動産買いまくって資産収入構築した後、医者は好きな時間だけ仕事してる先生。
⑥海外旅が大好きで、医者2-3年働いては、1年間(!)海外渡り歩く旅に行く子持ち(!!)女医。
⑦育児や介護で仕事減らして、週2しか働いてない先生。(このタイプ割と多い!)
医局時代には見えなかったモデルが沢山いらした
他にも書ききれないけど、本当に様々な医者の生き方があった。開業して個人事業主、法人経営、非常勤、長く休んで出戻り常勤…etc.
こんなに多種多様のモデルがいたんだ、ってことに、
当時とても衝撃受けたことを覚えてる。
そして共通しているのは、
とにかく考え方が自由!!
マイペース!!
お元気で精神的に余裕がある。
こんな先生が多かったです。
精神的に余裕がある人は、他人にも優しい。
(急に、個人的な事を聞いても、笑顔で教えてくれる先生が多かった。)
そして、医師の仕事以外でも、運動や文化活動など趣味があったり、「自分の人生楽しんでいる」といった印象が本当に強かった。
医局の言うままではなく「自分の仕事量を、自分で決める」という裁量権を持ち、自分の今いる環境・報酬など納得して働いているからなのかな、と感じました。
あとは医療以外の勉強をしている方も多かった。
不動産、個人事業・法人経営、税金関係とか。
やっぱ医者だから、どの方も知的レベルはそこそこにありますので、他の分野勉強しても知識習得のレベルが高く、優秀だな、と妙に感心してしまった。
それまでは考え方が労働者マインドで、医局員同士で、ブラック労働環境を辛酸舐め合いながら愚痴を言い合って、支え合って、結局何もせず、その状況から抜け出せなくて、解決のない時間を過ごして…。
忙しくて思考停止。
みたいな環境だったので、自分が視野を広げれば全然違う医者たちがいるんだ!とびっくりしたと共に、医療以外のことをなにも勉強せず、己の視野の狭さを目の当たりにして、かなりショックを受けていました。
(ありがとう、子供。
私の世界を広げるきっかけをくれて。)
結局、私のロールモデルはいたのか。
正直、今すぐこの先生みたいになりたい!!!みたいな、自分にガッチリハマる先生はいませんでした。(当たり前だよね、人間それぞれなんだし。)
でも!!
この先生のこの働き方の部分は真似したい
この先生みたいな自由な考え方してみたい
この先生の育児の仕方に憧れる
この先生のした勉強を私もやってみたい
と、色々刺激をもらいました。
学会では女医ロールモデル講演いくら聞いても、
全然モチベーションにならなかったのにね。
そんなこんなで、そこから医療以外も勉強したいことをして、医師以外でもいろんな人の考え方を聞いて、
自分の家庭のあり方はどうありたいのか。
そのための自分の理想の働き方はどんなものか。
その働き方を実現するためにはこれからどう動くのか。
数年かかったけど、上記の自分のありたい姿を叶えるため、いっぱい考えたし勉強しました。
そして結局辿り着いたのは、
女医のロールモデルを聞いて、
教科書のように、その通り人生進もうとするのは
本当に、ただの思考停止だということ。
だから、女医のロールモデルなんて
最初からなくて良かったんです。
「学会で、こんなのロールモデルじゃないじゃん」とか文句垂れてるのが、そもそも間違っていたのだった。(学会が女医のロールモデル的に出すから悪いんだけどさ。悪どい宗教の洗脳と一緒だったのかな。)
たぶん男性医師も同じだよね。男性医師世界の方が、医師の生き方の同調圧力、強い気がする。しかし男性医師の生き方は私の管轄外。
おわり
題名の「女医のロールモデルはいた?」
の答えは、
「女医ロールモデルなんていなかったよん!」
でも、素敵な考え方の憧れる医師は大学外にもいっぱいいたよ!
自分の幸せ、自分の働き方は自分で考えるんだよ!
仕事しすぎで思考停止はだめだよ!!
視野を広げて耳をかっぽじって、いろんな意見を聞け!!
「自分の人生は自分で作るんだよん!!!」
となりました。
わお、ふわっとして抽象的。
医局人は、頑張り屋さんで真面目。常に働いてるから時間がなく、加えて閉鎖的な社会、視野がどんどん狭まる悪循環。
女医世界には、「私も苦しんだからあなたも苦しめ」タイプの古魔女医もいるしね。そういう圧に出会うと、若い女医さんほど「正解の生き方」を探したくなるのかもしれない。
まぁ、でも。
「いないから。
女医のロールモデルなんて。」
そう分かれば、吹っ切れる。
あるのは、医局と学会にとって、
都合の良いロールモデルなのかもしれません。
そして医局と学会は、あなたの人生に対して、
向き合って考えてくれてる訳ではない。
自分の人生に、最後まで丁寧に向き合ってくれるのは、
寂しいけど「結局自分だけ」です。
誰かの参考になれば。
それでは、また。
ロールモデル探し中に、理想の自分・働き方に近づけるため、
自分の中で会議していた話です。
その後に、結局医局を辞めることにしました。
退職理由の記事はこちら。
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