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乳製品アレルギーの料理家。「白菜のグラタン」で料理をする喜びを改めて知った

|30過ぎて遅延性アレルギーになった

わたし、元々は乳製品が大好きでした。
でも今は食べられません。

30歳を過ぎてから遅延性アレルギーになり、
大好きだったラテ、チーズケーキ、クリームパスタも、もうしばらくは食べられないことを嘆きました。

それ以上にショックだったのは、料理を仕事にしているのに乳製品アレルギーなのは、死活問題だと思ったことです。

さらに、わたしを追うように、夫は小麦アレルギーだと判明。

けれど、3年ぶりにヨーロッパに滞在して知ったのは、乳製品・小麦が食べられなくても
同じくらいおいしい代用品の選択肢があるということ。

むしろ、「乳製品(牛肉も)や小麦を使わず
いかに美味しい料理を家にあるものを中心に手軽に作るか」

という提案をわたしは「じぶんごと」として
真剣に向き合うことができるバックグラウンドを持っている。

つまり、乳製品アレルギーも自分の強みだと考えられるようになっていきました。

|乳製品・小麦粉を使わないレシピ

さて、そんなわけで現在取り組んでいる出版の構成(本の内容をどうするか)でも「乳製品・小麦粉を使わないレシピ」を提案することになっています。

外食でわたしが食べられない(選べないメニュー)ってなんだろう?と記憶を辿ると色々出てくるわけですが、その中の1つが「グラタン」です。

バター、牛乳、チーズ、と材料は乳製品のオンパレードですから…!

そこで、元々あった酒粕グラタンのレシピを改良して、シンプルに手間をかけずに作れる「白菜のグラタン」を作りました。

通常は豆乳で作るのですが、家にあったオーツミルクで作ってみたら「これ、わたしが作ったの!?」と驚くほど新しい味が生まれたんです。

普通、乳製品なしだと物足りない感覚になるのですが、いや、十分に満たされる味わいでした。正直これなら、乳製品を食べられる方でも、作ってみたいと思うはず…!ってくらいに。

|「料理をする喜び」とは?

普段、レシピ作りをする時には先に味のイメージがあります。

試作をしながら、イメージ通りの味を作るのですが、白菜グラタンの場合はイメージ以上の思わぬ「新しい味」にたどり着いてびっくり。

食べ終わるのが惜しくて一口ずつゆっくり噛み締め味わいました。
料理をする喜びって、まさにこういう瞬間のためにあると思うのです。

グラタンだって今の時代は探せばきっと、乳製品・小麦フリーの市販品があると思います。
しかも、結構こだわって作られてるものが「買うラクさと作る面倒を天秤にかけて勝つ」くらいの値段で買えるのです。

だから、わざわざ手作りする意味って、「新しい味を作れた」という喜びを味わいたいって潜在的な好奇心や欲求を叶えるためではないでしょうか?

誰かが考えたレシピであっても、それを自分で作ってみることで今までのレパートリーにはない新しい味の発見がある。

すると、毎日変わらない日々に小さいけれど力強い幸福感が芽生えるのだと思うのです。

|「元気がなくても作れるレシピ本」を届けたい

そんなわけで「白菜のグラタン」のレシピは本の中でご紹介したいと思っています。

昨年は、出版のことやレシピの方向性のことで右往左往したり、悶々と悩むことも多かったのですが、今やっと、まっすぐに自信をもって進んでいこうと思えるようになりました。

応援してくださる方、見てくださってる方が「元気がなくても作りたい」と思ってもらえるレシピ&エッセイ本になるよう、取り組んでいきます。

出版予定は今年の夏頃です。

▼乳製品を使わない「ワンパンパスタ」は夫がいない日の定番です。

▼「#おつまみレシピ」を受賞した「からあげ」は米粉×片栗粉でカリッとジューシー

|発酵調味料・旬ごはんの食材別レシピ索引

ここまで読んでいただきありがとうございました。

もしレシピを作ってくださる方がいらしゃれば、コメントやインスタグラムで教えてもらえたら、とっても励みになります。

発酵調味料・旬ごはんの食材別レシピ索引、作りました。今日のご飯作りにお役立ていただけたら幸いです。



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