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大きな夢の、そのまたつづき。奇跡は起こる、一生『夢は叶う』と言い続けたい。


10年間憧れだったサッカー選手、サマラスに着てたジャージを手渡してもらった私。


もしもね、

「この夢のつづきがあったよ」

って言ったら、信じてくれますか?


2024年5月、人生でやりたいことのひとつ「サマラスに会う」が実現した私。あの後しばらくふわふわと夢見心地で過ごしていた。


ほどなくして、またまた信じられないお知らせを受け取った。

「レジェンドマッチ開催!サマラス参加決定!」


なんと、またサマラスのプレーを見られることになったのです!


2024年9月、今度はイギリス国内マンチェスターにて。あれから4ヶ月しか経っておらず、しかも前回よりももっと近い場所にサマラスが来てくれるなんて!

しかもまたまたパートナーの休みの日。対戦相手はあの有名すぎるマンチェスター・ユナイテッドのレジェンド。今度はセルティックがアウェイ。

もちろん即チケットを取ったけど、最前列はすべて埋まっていてスタンド席に。でも前回ジャージを手渡しでもらったなんて夢のような体験をした私は、またすぐにサマラスのプレーを見られることだけで幸せだと文句のひとつ出なかった。


Old Traffordスタジアムにて。


マンチェスター・ユナイテッドの本拠地へ。

前回作ったサマラスユニフォームに、ドリームジャージを羽織って。サマラスのジャージを着ているのは私だけだと思うと、改めて感謝が込み上げてきて仕方がなかった。

サッカー好きなら一度は訪れたいとみんなが口を揃えて言うくらい、立派で大きなサッカーの聖地。今回ユナイテッドは特に有名人気レジェンドたちが参戦するそうで、たくさんのサポーターが集まっていた。

ホームのユナイテッドはレッド・セルティックはグリーン。まるでクリスマスカラーを両チームが彩っているようなスタジアムに!


スタジアムの熱気がとてもすごくて、セルティック・パークよりも更に大きくセキュリティの警備が厳重。

セキュリティによる人工壁。


乱闘などがしょっちゅう起こるため、両チームの専用シートの境目にはセキュリティが縦一列になり黄色い人工壁を作っていた。それでもお互いに野次を飛ばし合ったりして、セキュリティがたまに立ち上がって阻止していた。


練習がはじまり、豆粒サイズの選手たちの中からサマラスを探す。わかってはいたけれど、前回が最前列だっただけにこの豆粒感にちょっぴり残念な気持ちに。しかし、試合全体の流れはスタンドの方が遥かにわかりやすく、今回は思いっきりサッカー観戦にアツくなろうと思った!

セルティックサポーターたちの熱すぎる声援に驚き!!アウェイとは思えないほどノリノリの一体感。セルティックのいろんな曲を歌いながら、両脇の人と肩を組んで揺れたり飛んだり跳ねたりと忙しい。笑

サッカー観戦2度目のなんちゃってサポーターの私たちを、まるで昔からの友人のように歓迎してくれる優しい人たちに、私たち2人は感動しきりだった。

SAMARAS 9 !

SAMARAS 9のユニフォームの私に「サマラスは最高の選手だ!!」と何人ものサポーターが話しかけてくれて、見渡してみるとちらほらサマラスユニフォームの人たちがいる。

日本で「サマラス?知らない誰それ?」としか言われなかった世界がむしろ幻想だったかのように、ここではみんながサマラスを知っていて大好きなんだ。11年前の私に言ってあげたい、こんな世界があるんだよって!

豆粒サマラスを目で追っかけてはいるけれど、いつの間にかこの応援が楽しすぎて時間を忘れて大盛りあがり!どっち道この距離ではフラッグも見えないしと、セルティックサポーターの一員として応援に励んだ。


甲斐が実り、試合は1-1の引き分けからの、PK5-4でセルティックの勝利!!わーい!アウェイでも勝ち試合に参戦できるなんてついてる!!まるで幸運の女神にでもなった気分で、気持ちよく外に出た。



レジェンドマッチ2度目のこの日。
私は新たな夢を抱えてここにやってきたのだ。

1.サマラスにサインをもらうこと
2.一緒に写真を撮ってもらうこと。


「人間は欲が出るものだな」と我が身を持って感じた。
手渡しで着ていたジャージをもらえたことがどんなにミラクルなことなのかわかっていながら、まだ叶っていない夢にフォーカスする。

それでも、数ヶ月以内に2度もサマラスのプレーを拝める機会をいただいた私は、この夢を諦めるわけにはいかない、とも思った。


大勢のサポーターたちが選手を待つ。


オールド・トラフォードスタジアムの外には、選手を待つサポーターたちで溢れていた。出入口をぐるっと取り囲むようにして、パンフレットやユニフォームにサインペンのセットを抱えて待ち構える人たち。

私たちはその輪に入らず、少し離れた階段の3段目くらいに登り眺めていた。

滲むフラッグを持って待つ。


私はジャージを羽織り、前回雨に濡れて滲んだスカートフラッグ(前回記事参照)を掲げサマラスが出てくるのを待った。滲んだ文字がもはやハロウィン風の怪しい雰囲気になっているかもしれないが、前回サマラスがこれを見て気付いてくれたのでこれ以上の目印は持ち合わせていない。

時折、ちらほらと選手たちが出てくる度に「きゃー」と歓声が湧き、我先にと選手にサインをもらったり写真を撮ったりしている。たとえばアイドルなどの厳重なセキュリティとは違い、もっとラフな感じで距離が近い。サッカーの世界は、選手とサポーターの距離感が近いのがまた魅力的だと思う。

その内この階段が閉鎖されるということで、私たちは輪の中に入り込んだ。顔も名前も知らない選手ばかりが目の前にやってきて囲まれており、パートナーは何人かの選手にサインをもらっていた。彼はサッカーに興味はないものの、知っている選手を見つけては嬉しそうにしていた。

彼がもらったサインコレクション。


その隣で、微動だにせず扉ばかり見ていたのが私だ。この選手たちのファンには申し訳ないが、目の前に誰が来ようが私が会いたいのはサマラスだけ。たくさんの選手が行き交う中で、ただ一人を待っている最中なのだ。

遂に2時間が経っていた。はじめから比べると、かなりのサポーターが減った気がする。ずっと人混みの中で立ちっぱなしで、疲弊する彼。お目当ての人を待つ私は平気だが、散々たくさんのサインももらってわりと満足してきている彼にとってはかなりしんどい時間に違いない。付き合ってくれて本当にありがとう、相棒!

そうこうしている内に、彼の膀胱が限界を迎えた。生理現象は止められない。彼は「トイレ探してくる」と、小走りで群れを離れた。

どうやら選手たちは試合後スタジアム内で集まって食事をしているらしく、それでなかなか出てこないんだという情報を得た。そりゃ仕方がない、状況がわからない私たちは、会いたいのならこうやって待つしかないのだ。

2時間もここで待っているサポーターたちは、きっと私のようにお目当ての会いたい人がいるのだろう。そうじゃなきゃ、こんなに長時間本当に出てくるのかもわからない人を待てるわけがない。つまり私たちは、目に見えない気持ちを抱えて集まっている仲間だ。わかるよその気持ち、一目会いたいよね。


そんなことを胸に秘めて扉を眺めていると、視界に彼が入った。さっき去った方向からこっちに戻ってきながら、私に向かって手を口に当てて「しーっ」とした後手招きをした。「静かにこっちにおいで」のサインだ。

言われた通りに影武者のように彼の元へ向かうと、彼は何も言わずに私の手を引いて早歩きを始めた。

「なんでさ!サマラスが出てくるかもしれないのになんでこっちなの!こうしてる間に出てくるかもしれないよ!!」

若干イラッとしながらこんな風に文句を垂れる私を、彼はひたすら無言で手を引いて歩き、トンネルのようになっている建物の中に入った。


私がまっすぐ目線を向けた先ーーー


長い髪、周りより頭一つ分高い長身、そしてセルティックグリーンのユニフォーム。


そこにいたのは、サマラスだったのだ。



( ゚д゚)!!!?


2時間待ってもあの扉から出てこなかった彼が今、すぐそこにいる。



一瞬で興奮がMaxになり目をまんまるに見開いてパートナーの顔を見ると、彼はニコッと笑った。

あの滲んだフラッグを両手に持ち彼の元へ歩みを進める。


サマラスが私たちに気づき、満面の笑顔でお出迎え。


え??まって??

また夢??

あ、いや、現実かそうかそうか。


前回ジャージを手渡してくれた時は柵の向こう側だったけれど、今私・・・

同じ空間で普通に会えてるんだけど??


どうやって話しかけて、どんな風に会話がはじまって、どんな順番でとかまったく思い出せないんだけれど。

気づけば私は、
笑顔のサマラスと握手を交わしていた。



はじめてこんな近い距離で目の前に立っているサマラスは、今までの人生で会った誰よりも身長が高く、オーラがとんでもなく大きかった。リアル後光が射していて、リアルゴッドすぎて、とても同じ人間と思えない。



ねぇ、だって。
非現実的すぎるでしょう?

10年間憧れていたサマラスにジャージをもらった後、今度は目の前にいて握手だよ?

自分の身体が震えているのがわかった。私ってこんなに緊張することあるんだなって、もう一人の自分がびっくりしているのもはっきりわかる。



ドリームジャージに、サインをもらう。

「お・・覚えてますか?このジャージ!」

「もちろん覚えてるよ!メッセージも読んだよ、ありがとう!」


非現実的な瞬間。



えーーーーん
わーーーーん
きゃーーーん


(´;ω;`)


どこかへぶっ飛んでしまいそうなほどの感激。




ってか、え?

私、サマラスと喋っちゃってるんですけど??



サマラスを好きになった11年前、私は中学英語も覚えていないくらいのレベルだったことを思い出した。この11年の間に海外に縁があり英語を話せるようになったから、今こうやってサマラスと話せているんだ。

そう思うと、私が歩んできた道すべてにピースが散らばっていて、それをひとつずつ集めてきた今埋まった、というとんでもなく壮大な感覚に。

現パートナーがギリシャ人で、今一緒にイギリスに住んでいて、レジェンドマッチがあって、今こうしてサマラスに会えているんだ。ここに繋がっていたんだ。

ジャージの内側に直筆サインをくれた。



サインを書き終わった後、

「私の10年の夢が叶いました。

本当に本当にありがとう!!」

と、自分の言葉で直接伝えることができた。


泣きそうだ。


サマラスもありがとうと言ってくれて、ずっとニコニコ優しい笑顔で話してくれた。


そしてサマラスはなんと、とびきり美人の奥様と&小さいお嬢様を私たちに紹介してくれた。お腹の大きい(妊娠中だった)奥様はギリシャの女優さんで、お嬢様はサマラスそっくりのかわいいかわいい女の子だった。思わずしゃがみこみ、拙い私のギリシャ語で挨拶するとニコッと笑ってくれた。

奥様もフレンドリーなギリシャ人で、これまたオーラが半端なく大きくキュートで美しい人。しかもパートナーの実家に近いテッサロニキ出身。ギリシャと一括りに言っても、やはり地元が近いと盛り上がるのは世界共通だと思う。

パートナーはサマラスと奥様とギリシャ語で色んな話をしていて「あっ、あれ??前から友だちだったのかもしかして?」と錯覚するほどの距離の近さ!!!

普段インタビューなんかだと英語で話してるサマラスの生ギリシャ語を聞けて、こんなにレアな瞬間の中に自分がいるのがもう夢みたいでふわふわ。”地に足がついてない感覚”というのは、まさにこれだ。



サマラスたちは、

「日本が大好きで、いつか絶対行こうって言ってるんだ!」

と言ってくれた。


日本のことを好きでいてくれることも嬉しいし、こんな嬉しい言葉を直接聞かせてもらえて本当にぶっ飛びそうだよ私!!

二人目のお子さんが産まれて落ち着いた頃、絶対に日本を楽しんでいただきたい。日本に来たら背の高いサマラスはどこにいても目立つんだろうなと妄想した。


しばらくの間みんなで楽しく喋っている時、パートナーがサマラスに

「Natsumiは10年前、背が高くてロングヘアのあなたを見て好きになった。でもNatsumiは今、背が低くて髪がない俺と一緒にいる!!」

と言いながら帽子を脱ぎ、ベリーベリーショート(つまり髪がない)の自分の頭を見せたら一同爆笑!!特に奥様が大ウケしていて、両手を叩いてしばらく爆笑が止まらなかった!!笑

あなたはね。
背も高くないし髪もないけど、サマラスから始まったこのギリシャとのご縁の一番の重要人物だよ。あなたがいなかったら今の私はいないよ、むしろ、サマラスが繋いでくれた強烈なご縁だと思って心から感謝しているよ。


楽しい時間はあっという間に過ぎた。

あの扉から出てこず、ここでひっそり貴重なファミリータイムを楽しんでいるところを大歓迎してくれて、感無量だった。


「あなたはこれからもずっとずーっと、私にとって世界一のサッカー選手です。これからも応援しています!!」


と、最後にサマラスの目を見て自分の言葉で直接伝えられた。


この直後にサマラスが穏やかな優しい顔で言ってくれた”Thank you”は、今でも鮮明に思い出せるくらい素敵な笑顔だった。


「いつかまたどこかで会おうね!」

と、私たちに言ってくれたサマラス。



私が10年間憧れていたサマラスは、こんなにも大きく優しい心の持ち主だった。この思い出を、パートナーと一緒に共有させてもらえた。



最後に一言言わせてください。

『あなたの夢は必ず叶う』


諦めなければ、きっと、必ず。


どうか、自分を信じていてください。

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Natsumi🌍️ 魂で言葉を紡いでいます!あなたの応援が大きな励みになります♡どうぞよろしくお願いします♡