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引越し10回で気づいた「60平米の賃貸」が、3人暮らしに最高な理由

最近、引越しをしました。 これまで国内外合わせて10回以上。結婚して子供が生まれてからも3回、引越しを経験してきた「引越しマニア」な私の結論は、いたってシンプルです。

「大きな家具は、本当にお荷物になる」

大きな家具は、日々のメンテナンスが大変なだけでなく、手放すときにも多額の費用と手間がかかります。 だから、わが家にはベッドがありません。マットレスのみで寝ていますが、全く問題なし。ソファも、間取りに合わせて肘掛けの向きを変えたり、二つに分けたりできるローソファを愛用しています。


■ 「寝て一畳、起きて半畳」の心地よさ

新居は、3人暮らしで60平米の賃貸です。 一戸建てや豪華なマンションに比べれば狭いかもしれませんが、物を厳選し、収納を考え抜いた結果、驚くほど広く快適に暮らせています。(次引っ越すならもう少し狭くてもいいかもとさえ思っています。)

古くからの言葉に「寝て一畳、起きて半畳」とありますが、人は実はそんなに広い面積を必要としません。 むしろ、あえて60平米を選んだことで、家賃を抑えられただけでなく、掃除やメンテナンスが驚くほど楽になりました。わが家にはお掃除ロボットはありませんが、面積がコンパクトなので、毎日サッと掃除機をかけることが苦になりません。


■ 支援学級の教室で教えてもらったこと

私が「物にこだわらない暮らし」を徹底しているのには、もう一つ大きな理由があります。

息子は小中学校時代、支援学級に通っていました。 ある日の授業参観で、私は教室の壁に掲示物がほとんどないことに気づいたんです。普通の教室なら、習字や絵、ポスターが所狭しと貼られているはずなのに、そこは驚くほどガランとしていました。

先生に理由を尋ねると、こう教えてくださいました。 「視覚からの情報が多いと、子供たちの気が散ってしまい、集中が切れてしまうからなんです」

その言葉に、ハッとしました。


■ 家族の脳を休めるための「視覚ノイズゼロ」

わが家には、激務をこなす夫と、視覚情報に敏感な(視覚優位な)息子がいます。 外の世界でたくさんの刺激を受けて帰ってくる家族にとって、家は「脳を休める場所」であってほしい。

だからこそ、わが家は「物が少ない部屋」をキープし続けています。 視界に入るものを極限まで減らす。それは、家族の脳への負担を減らすことでもあるんです。


■ 10畳のリビングにあるもの、ないもの

こちらが、わが家のリビングです。

10畳のリビングには、極力物を置いていません。 華美な家具や余計な雑貨も一切なし。テーブルは20年前に結婚した際に安く買ったものを今でも大切に使っています。一緒に買った椅子は壊れてしまったので、今はメルカリで手に入れた無印良品の椅子を組み合わせています。

奥の棚、実は年季の入ったカラーボックスです。100均で買った布で目隠しして使っています。

テレビボードも夫が独身時代から持っていたものをずっと使い続けています。(ホコリが目立つ材質なので本当は買い替えたいです笑)


物が少ないからこそ、古いものや中古のものも「味」として馴染み、心地よい空間を作ってくれます。


■ 「脳を休ませる」ための収納ルール

そんな背景があるから、私の収納には、巷で人気の「白いボックス」も「おしゃれなラベル」もほとんどありません。

中身が見えない白い箱をシンデレラフィットで並べた収納は、一見綺麗ですが、脳には「中に何が入っていたっけ?」という負荷をかけます。 ズボラな私でも、そして発達凸凹のあるわが子でも、迷わず動けること。 そんな「脳を休ませる仕組み」や、具体的な収納のコツについても、これから少しずつ書いていこうと思います。




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