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【お粥沼①】中国粥との出会い

私は、シェアハウスで暮らしている。

春に越してきた、中国人留学生と仲良くなり。

「中国はお粥の文化です。」

と教えてもらった。

日本で食べる、いわゆる「ライス」炊いたご飯はあまり食べないらしい。

しかも米より芋や豆乳のお粥を、朝食べる習慣があると。

その時は「へ〜」くらいにしか思ってなかった。

ある時、お米をお裾分けしたお返しにとレトルトの中国粥をもらった。

写真を見ても全然味のイメージがつかず、どういう位置づけの食べ物かも分からなかった。

スーさんが言うには。
「朝ごはんとして食べてもいいし。デザートみたいに食べてもいい。缶のまま冷やして食べても美味しい。個人的には温めて食べるのがおすすめ。」

とのこと。

ご飯なのか、デザートなのか、おやつなのか?

説明を聞いてもイマイチ分からないので。夜、小腹が空いたタイミングで食べてみた。

缶を空けて、中身を器に移し、レンジで温める。

紫色したドロドロの謎の液体

ん〜実物を見てもやっぱりわからんが、おすすめされたからには、と一口。

ん?うまい!
なんだこの優しい味は、そしてとても懐かしい。
ほんのり甘いトロトロの中に、時々混じる芋の粘りと、ツルっとした食感のスズメの巣。プチプチとした雑穀の歯ごたえもとてもいい。

うまい!

なんだこれは?

懐かしい。

優しいあまさ。

なんだろう?

甘い香り。

知ってる味。

一口ごとに色んな感情が呼び起こされ。
私の頭はプチパニック、これがなんなのか知りたくて一口食べては五感で味わい。考える。

もうなんか、色々情報量が多い!

でも、むちゃくちゃ気に入った!
また食べたい。そしてこの謎の食べ物をもっと知りたいと思った。

そしてなぜ私がこの食べ物に、こんなにも惹かれるのかも。

スーさんからもらった中国粥を、恐る恐る食べた夜。

あの日から、私の中国粥の旅が始まることになった。


初めて食べた芋泥粥(缶)



続きは、こちら。


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