【お粥沼②】蓋を空けたら即食べられる
前回の話はこちら。
中国人留学生のスーさんから芋泥粥をもらった日
パッケージに書かれていた文字を見て、燕の巣と芋のどろっとしたお粥だと思った。その時は芋泥がタロイモペーストの事だとは分からなかった。
なんとか読める説明文「开盖即食」を漢詩のレ点ばりに、指を差しながら、「蓋を開けたらすぐ食べられる。」と読んで見せたら。
「そう!すごい、中国語できるの!?」と、とても喜んでいた。
実は私は高校と大学の4年間、中国語を学んでいた。
高校生の時、選択科目の第2言語は、フランス語を選択するつもりだった。
でもなぜか、三者面談で父が大学で中国語を選択していた話になり。「あら。いいじゃない!」と、なぜか担任もノリノリで不本意ながら中国語を選択することになった。
しかも父が大学で中国語を学んだエピソードは、単位を落として2年間中国語を学ぶ羽目になった話。
正直、中国語を勉強している1年目はフランス語をやりたかったのになぜ私は中国語を学んでいるのだ?と思いながら授業を受けていた。結果的に大学でも授業を取るくらい好きになった。
そして、こうして初めて見る中国の食べ物も、何となく意味を読み取ることができ、スーさんに喜んでもらえたのだから、人生何が起こるか分からない。
因みに、中国語の勉強を父に教えてもらったことは一度もない。
さて、お粥の話である。

(蓋を開けたらすぐ食べられる。芋の香りが濃厚。)
ここは東京。
きっと、なんでもそろうに違いない。
スーさんからもらったレトルトの芋泥粥を食べて衝撃を受けた私は、本格的な中国粥をお店で食べたくて中華粥専門店など色々調べる。
それはもう調べまくる。
が、ない。
私の求めている中国粥がない。
どれも出汁の効いた、貝やホタテやチンゲン菜や、高級そうなしゅっとした中華粥しか取扱がない。
芋、粥、で検索しても。日本の白いおかゆにお芋が入ったものしか出てこない。
調べれば調べるほど、出てくる。
これじゃない感。
ワテの求めてるものはこれじゃないんや。
と言うことで。
スーさんに直接、聞くことにした。
続きは、こちら。
