研修医の二極化
この言葉は、研修医の振る舞いをハイパー、ハイポの視点で捉えようとするフレームワークの1つ?です。
上級医や指導医の年代の方々が経験された研修時代を想像するに、初期研修というものはハイパーが当たり前で、ゆえに現代の研修医がハイパーっぽい動きをしていると彼らには好ましく映るようです。
そのような色眼鏡の要素もある言葉なのですが、概ね正しいかと。
だって、いくら勉強や経験を積んだとしても、決してし過ぎることはありませんから。
さておき、私のいる病院で実際どうなのかというと、二極化ではないにせよ、仕事・自己研鑽の観点から以下4つの種族に分類されるように思います。
仕事しない・自己研鑽しない = 純血ハイポ (40 %)
仕事しない・自己研鑽する = 奇行種 (1 %)
仕事する・自己研鑽しない = マグル (40 %)
仕事する・自己研鑽する = 純血ハイパー (19 %)
医師サイトでよく見かける記事のとおり、純血ハイポは割と多いように感じています。
ただ、彼ら彼女らが優秀であるか、あるいはそうでないか、それはわかりませんし、そもそも何をもって優秀であると言えるのか、それもわかりません。
しかし、目の前の患者さんが急性経過にせよ慢性経過にせよ、客観的データを取得できない、アセスメントできない、計画できない、動けない、多職種とまともにコミュニケーションとれない医師が出来上がっていくのかと想像すると、震えてしまいます。
…まあだからつまり、私は私自身に震えるってことになるんですけどね。
自分が怖いです。
まあ冗談はさておき。
毎日忙しくさせてもらってます。
上級医や指導医の先回りをして、身体所見や検査所見に異常が見られれば検査プラン立てたり、治療追加の提案をしたり。
プラン立て、治療検討のためにガイドラインや文献を引いたり。
オーダー作業、指示簿変更、サマリ作成も言われる前に片付けたり。
忙しなく動き回る日々ですが、4月初頭の時と比べて、少しくらいは成長できたかなと思います。
ところで、医師国家試験の発表前の3月、自堕落な日々を送りながらも実は全国学会の演題登録を済ませていました。
つい昨日に採択通知が届き、人目をはばからず「シャアァァ!」と叫びつつガッツポーズを決めたのも束の間、どうすれば1日28時間の悪魔契約ができるのだろうと我に返りました。
加えて、現在ローテ中の指導医の先生から別の学会発表のお話もいただいて、嬉しいやら苦しいやら。
仕事をこなすのが早くなっても時間が足りない。
今日だけはお休みなので体も心も休めるとします。
あしたからまた1週間乗り切るとしましょう。
p.s.
季節が進んでる。日が高い。
オニグルミの花が落ちた。そろそろ実が膨らみ始める。
桑の実は来週にでも甘酸っぱい香りを放つだろう。
紫陽花のつぼみがつき始めた。
田畑、田んぼの水と土の混ざり合う命の匂い。
親に身守られながら白鷺の子が田んぼで餌を探している。
鳶の幼子が空で旋回している。
この土地の自然の豊かさを、例年以上に感じる。
