リミックスポイント(3825)の決算要約
今回の決算を一言で表すなら「大胆な戦略転換による驚異的な利益急増」です。
リミックスポイント日本初👍 pic.twitter.com/DfXGGgwJgv
— 猫株神 (@nekokabukami) August 22, 2025
では、何が起きたのか順を追って見ていきましょう。
決算ハイライト
桁違いの増益
まず、会社全体の成績を見てみましょう。前の年の同じ時期と比べて売上も利益も大きく伸びていますが特に「利益」の伸び方が尋常ではありません。
売上高➡150億円(前の年より33%増えた)
営業利益(本業の儲け)➡39億円(前の年より6倍以上増えた)
中間純利益(最終的な儲け)➡41億円(前の年より8倍以上増えた)
普通の会社では利益が前年比で2倍になるだけでも大ニュースですが、今回は6倍、8倍という数字です。これは「何か特別なこと」が起きたことを意味します。
その様子をグラフで見てみましょう。
【売上高】(事業の規模)
2024年 |■■■■■■■■■■■ 112億円
2025年 |■■■■■■■■■■■■■■■ 150億円 (1.3倍増)
順調に拡大しています
【営業利益】(本業の儲け)
2024年■ 5.5億円
2025年■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 39.3億円
7.1倍! (ビットコイン評価益が寄与)
【中間純利益】(最終的な手残り)
2024年 ■ 4.2億円
2025年■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 41.1億円
9.6倍! (過去最高レベルの急増)
なぜそんなに儲かったのか?(カラクリの解説)
この驚異的な利益を生み出した最大の要因は「ビットコインへの巨額投資」です。
同社は今年、株式などを発行して約102億円という多額の資金を調達しました。そして、その資金の大半を使ってビットコインを購入したのです。
9月末時点で同社は約218億円分の暗号資産(主にビットコイン)を保有しています。決算のルールでは持っている資産の価値が上がれば、それを「利益」として計算します。
この期間にビットコインの価格が上昇したため、持っているだけで約37億円もの「評価益(含み益)」が発生し、それがそのまま利益として計上されたのです。
これが今回の利益急増の正体です。
各事業の儲け(セグメント利益)の内訳を見ると、その影響の大きさがよくわかります。
デジタルアセットマネジメント事業(ビットコイン投資など)
利益 37億円
エネルギー事業(電力の販売)
利益 7.7億円
蓄電ソリューション事業(蓄電池の販売など)
利益 1.2億円
ご覧の通り、利益の大半をビットコイン投資を行う事業が稼ぎ出しています。
それぞれの事業の状況を簡単にまとめます。
デジタルアセットマネジメント事業
巨額のビットコイン保有による評価益が利益を牽引しました。これが今回の主役です。
エネルギー事業(電力販売
売上は増えましたが、販売促進のための費用や将来の電力供給のための拠出金が増えたため、利益は少し減りました。安定した基盤ですが、コスト管理が課題です。
蓄電ソリューション事業は蓄電池の販売が好調で大きく成長しています。将来が楽しみな事業です。
会社の「お財布事情」は大丈夫?(財務の健全性)
これだけ巨額の投資をすると「会社の財務は大丈夫か?」と心配になるかもしれません。しかし、結論から言えば財務体質は極めて健全です。
自己資本比率: 89.9%
これは会社の全財産のうち約9割が返済する必要のない自分たちのお金(純資産)であることを意味します。一般的に40%以上あれば優良企業と言われますから、約90%というのは驚異的な安全性です。
今回のビットコイン購入資金も借金ではなく主に株式の発行によって調達したため、財務の安全性を損なうことなく大規模な投資ができたのです。
猫株神からの総評とアドバイス

今回の決算は経営陣が「暗号資産を重要な事業資産と捉える」という大きな賭けに出て、それが決算時点では大成功していることを示しています。
評価できる点
財務の健全性を維持したままの大胆な投資で 借金に頼らず巨額投資を実現したファイナンス戦略は見事です。
成長分野への注力
蓄電池事業も順調に伸びており、将来の柱を育てています。
株主への還元が業績好調を受け、久しぶりに配当(1株あたり3円)を出す予定としています。
投資家としての注意点
ビットコイン価格の変動リスク
今回の利益の大半はビットコインの「評価益」です。逆に価格が下がれば、巨額の「評価損」が出て業績が一気に悪化するリスクと隣り合わせです。
会社の業績がビットコイン相場に直結する構造になったことは理解しておく必要があります。会社側もこのリスクがあるため年間の業績予想を出していません。
猫株神の感想とまとめ
リミックスポイントは安定した電力事業と成長中の蓄電池事業を持ちつつ、巨額のビットコインを保有する「投資会社」のような側面を強く持つようになりました。
ハイリスク・ハイリターンな銘柄に変貌したと言えるでしょう。投資を検討する際はビットコインの将来性に対するあなた自身の見通しが重要な判断材料になります。
リミックスポイント日本初👍 pic.twitter.com/DfXGGgwJgv
— 猫株神 (@nekokabukami) August 22, 2025
とにかく現物ホールド心配なしwww

