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【DAY7&DAY8】「宿題やってきてないな」は僕の勘違いでした|Preplyで活動するオンライン日本語教師の大失敗

みなさん、こんにちは。
新婚無職でオンライン日本語教師に
デビューしたよっしーです。

毎日このマガジンを更新しています

先にお伝えすると、DAY7はレッスンがまったくない日でした。
なので今回はDAY8とまとめてお届けします。

そしてDAY8の今日、50分のレッスンを2本やりました。

①トルコ在住のLくん(13歳くらい)🇹🇷
→ ひらがなもまだ読めない初心者さん
②タイ国籍のDさん🇹🇭
→ JLPTのN2を持っている上級者さん

僕にとっては、どちらも初めての50分でした。

結論から言うと、
同じ50分でも、やるべきことがまるで違いました。
そして両方で、それぞれ別の反省が出ました。

順番に書いていきます。


【トルコ在住のLくん🇹🇷】 日本語レベル初級の方とのレッスンの場合

Lくんとの50分の時間配分は、こう組みました。

・最初の10分:フリートーク
・次の10分:ひらがな・カタカナの読み方テスト
・残り:レッスン(今日は日本の「あいさつ」)

有料レッスンで50分のうち10分を雑談に使うのは、正直ちょっと勇気が要ります。

でもここは削らないと決めています。自分が生徒だったら、最初の10分でいきなり授業に入られたらしんどいからです。

日本語を話す状態に自分を持っていくには時間がかかるし、緊張もする。
その緊張をほぐす時間があるかないかで、残り40分の質がまるで変わります。

宿題の認識が、生徒さんとズレていました

前回Lくんには「ひらがなとカタカナを覚えてきてね」と宿題を出していました。

なので教材のフラッシュカードで「あ」を表示して、「これは何と発音しますか?」とテストをしたんです。

そうしたらLくんが、自分からこう教えてくれました。

「全然覚えられていないよ!」

僕は「全然大丈夫!このフラッシュカードを使えば覚えられるよ!」と覚え方のコツを伝えました。この時点では、まだ私は気づいていません。

でもそのあと、Lくんがこう言ったんです。

「目をつぶって、ひらがなを言えるよ!」

え、と思って「ぜひ披露して!」とお伝えしたら
本当に、最後まで言えるようになっていました。

ここでやっと気づきました。

Lくんはサボっていたんじゃない。
ちゃんと自分なりのやり方で覚えてきていた。

ズレていたのは、僕の宿題の出し方のほうでした。orz

「君のやり方も正解だよ」と言えなかった

そして今日いちばんの反省がここです。

「すごいじゃん!本当にすごいよ!」と褒めることはできたのに、「君のやり方も正解だよ」とは伝えられませんでした。

Lくんからすれば、こうです。「順番に言えるようになること」を宿題だと理解して、それを達成して臨んだ。
なのに先生はいきなり文字を見せて発音を聞いてきた。答えられなかった。

その瞬間、「自分はやってきたのに、できなかった」という体験になっていた可能性があります。

宿題をやってこない生徒さんに悩んでいる先生は多いと思うのですが、今日わかったのは、

「やってこなかった」に見えて、
実は「こちらの伝え方が悪かった」ケースがある

ということでした。

宿題の出し方を、4つの段階に分けました

そもそも
「ひらがなとカタカナを一気に全部覚えてきてね」って、めちゃくちゃ難易度が高いんですよね。
冷静に考えればわかるのに、そのときの自分はわかっていませんでした。

なので段階に分けて整理しました。

1. 音読してくる(まず声に出して慣れる)
2. 順番通りに言えるようになる(今回Lくんがやってきてくれたのはここ)
3. 文字を見て発音できる
4. シャッフルされても発音できる

4つ目は地味に大事で、「い」は言えるのに、順番を崩されて「と」が出てくると言えない、ということが起きます。

そしてどの段階を出すかは、
次のレッスンまでの日数・その人の学習時間・学習意欲
で変えないといけない。

ちなみに次のレッスンは明日なので、
宿題は「ひらがなのあ〜こまでを、文字を見て発音できる状態にしてくること」にしました。
3つ目の段階で、範囲を絞る
これが今日の答えです。

レッスン中にやってよかったこと:10分に1回の抜き打ちテスト

今日のレッスンは日本の「あいさつ」でした。

あいさつってざっくり30個くらいあるので、上から順に教えると途中で最初のほうを忘れてしまう。

なので、10分に1回くらい、前に教えたものを抜き打ちで聞くようにしました。

嫌がられるかなと心配だったのですが、
反応はこうでした。

「待って! なんだっけ! あぁ忘れたーーー」

完全に楽しんでいました😊

意識したのは、答える時間をちゃんと待つこと。

惜しいときは
「かなり惜しいね! 答えは○○だよ!」
と返すこと。

1回目は覚えられていませんでしたが、後半には完璧に。
言えたとき、Lくんはとても嬉しそうで、こう教えてくれました。

「この言葉はとても大事な言葉だね!」

13歳の生徒さんにとっては、
レッスン中に「できなかったことができた」瞬間をたくさん作ることが、そのまま「このレッスン楽しい」になるんだと思います。

【タイ在住のDさん🇹🇭】 日本語レベル上級の方とのレッスンの場合

そして夜21時。
タイ国籍のDさんとの50分トライアルです。

5年前にタイの日本語学校へ週末通い、N2に合格したそうです。日本にも10か所くらい行ったことがある。

正直、最初は日本人のネイティブと話しているのかと思うレベルでした。ペラペラです。

N1は5年前に2回挑戦して落ちたそうですが、今から受かりたいわけではないと。ニーズはこちらでした。

日本人と日本語で話したい
字幕なしでドラマや映画を見たい

時間配分はこうなりました。

・最初の20分:お互いの自己紹介
・次の5分:レベルチェックテストの代替
・残り:文法の勉強と復習問題、教材のイメージ共有

久しぶりに日本語を使うので、かなり緊張されていました。

「心臓に悪いです」「ハートアタックみたい」と言いながら、それでも日本語を披露してくださいました。笑

結果、定期レッスンにつながりました。
生徒さんが3人になります。👏

中級者から先は「会話 → 文法」だと思った

ここで気づいたことがあります。

文法をただ教えるだけだと、授業がつまらなくなる。

初心者のLくんは、文字が読めないと先に進めないので「文法・文字 → 会話」の順で問題ありません。

でも中級者以上は逆だなと。

トピックトークを中心にして、そこで生徒さんが間違えた部分を文法で拾う。 そのほうが夢中になってもらえるし、本人がやりたいこともできる。

Dさんのニーズは
「議論して、お互いの価値観や考え方を知ること」
でした。だとしたら会話が主で、文法は補足です。

同じ50分でも、初心者と上級者では順番が逆
これが今日いちばんの発見でした。

最後の5分に、2つ質問されました

レッスン残り5分ごろ、Dさんからプライベートな質問を2ついただきました。

「よっしー先生はどうして沖縄に住んでいるんですか?」
「よっしー先生は他に仕事をやっているんですか?」

正直に全部話しました(笑)

沖縄の前にフィリピンに住んでいた話をしたら、
どうしてそれを教えてくれなかったの!?
とすごく盛り上がりました🤣

そして最後に、こう言っていただきました。

「レッスンをしてくれて、ありがとうございます!」

実はDさん、
トライアルレッスンでは先生に1円も入らないことを知っていたんです。
知ったうえで、お礼を言ってくださった。

……これ、レッスンの中身以上に効いていたんじゃないかと思っています。

ただ同時に、反省もあります。

最初の自己紹介20分が、ちょっと形式的でした。

しかもこの20分、意図して取ったものではありません。

前半のLくんは「10分」と決めて10分。
でも後半のDさんは、気づいたら20分経っていた。用意していた質問を順に聞いていく形になっていて、相手が話したいことを掘れないまま、時間だけが伸びていたんです。

だからプライベートな質問が、最後の5分まで残ってしまったんじゃないかと。

20分も自己紹介に使ったのに、相手が一番聞きたかったことは最後まで出てこなかった。

「何分使うか」ではなく「相手が話したいことをベースに聞けているか」


差が出るのは完全にこっちですね。

成約したのに、1番大事なことを聞けていません

最後に、正直な話を書かせてください。

Dさんは「日本語の勉強はしたいです」と言ってくださいました。
でも同時に、
日本人の友達はすでにたくさんいるそうなんです。

だとしたら、
なぜ、お金を払ってまで日本語を勉強したいのか。

ここが、まだまったく把握できていません。
内容的にかなりセンシティブでもあるのですが、それでも聞くべきだったなと。

成約はしました。
でも一番大事なところが空白のまま、定期レッスンが始まります。

何かしらの理由は必ずあるはずなので、
次回のレッスンで聞いてみます。

明日へ

今日1日で学んだことを整理すると、こうです。

  • 宿題は「出す」ものではなく「設計する」もの

  • 初心者は文法から、中級者以上は会話から

  • そして、生徒さんの興味・関心・目標に合わせてレッスンを設計すること

そして明日は、レッスンが4本入っています。

7:30〜 10歳の子とトライアルレッスン(25分)
16:00〜 今日のLくんと定期レッスン(50分)
22:00〜 別の生徒さんと定期レッスン(50分)
23:00〜 新しい方とトライアルレッスン(50分)

トライアルが2本、定期が2本。しかも今度は10歳です。

今日わかった「相手によって順番が逆になる」を、さっそく試す日になりそうです。
Lくんの宿題がどうなっているかも楽しみ。

30歳まで、あと約4ヶ月と3週間。

継続の生徒さん、3人
レビュー、1件
今日やったレッスン、2本
明日のレッスン、4本

ここからどこまでいけるのか、ぜひ見届けてください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!\(^o^)/



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