その『強み』、どう使っていますか?
こんばんは。企業内で人材開発・組織開発の仕事をしているえっちーです。初めましての方は以下の自己紹介記事を読んでいただけるとうれしいです。
さて、この仕事をしていると、他の部門から、
「どうしてもワークショップをやってほしい」
と頼まれることがあります。
少し上から目線っぽく聞こえるかもしれませんが、
私はそのとき、依頼の背景や本気度を確認するようにしています。。
トップが本気でやろうとしているなら、可能な限り対応します。
ワークショップやセッションって、
参加する人にとっても、それなりに大きな時間の投資です。
だからこそ、やるなら意味のある時間にしたい。
中途半端なものにはしたくない。
そう思って準備をしていると、
気づけば時間がどんどんなくなっていきます。
チームメンバーへの対応が後回しになり、
夜にまとめて対応することも増えていきます。
これ、別に嫌でやっているわけではないんですよね。
むしろ、「やるならちゃんとやりたい」と思っているだけなので
自分らしく動けている感覚すらあります。
でも、あるときふと思いました。
これって、自分の「強み」と呼んでいいんだろうか、と。
むしろ、自分の“出やすい行動パターン”が
そのまま出ているだけなんですよね、と。
クリフトンストレングスでは「強み」という言葉が使われますが、
アセスメントの結果として示されるのは、
あくまで「資質の順位」です。
その人にとって、自然に出やすい思考・感情・行動のパターン。
そう考えると、
自分の行動も少し違って見えてきます。
私の場合、
「責任感」や「達成欲」、「最上志向」が組み合わさって、
暴走しだすと、正直、なかなか止まりません。
頼まれたら応えたいし、
やるならちゃんとやりたいし、
中途半端なものは出したくない。
それ自体は悪いことではないと思っています。
むしろ、責任を持ってやり切ることや、
より良いものを目指すことは、
自分の大事な力でもあります。
ただその一方で、
気づいたら仕事を抱えすぎていたり、
少しずつ無理が積み重なっていたりもします。
以前、クリフトンストレングスの相談をしてきた方がいました。
その方の一番上の資質は「共感性」。
相手の気持ちの変化に気づける。
言葉になっていない違和感や空気を感じ取れる。
とても素敵な資質です。
でも、その方は相手のことを考えすぎてしまって、
「今話しかけていいのかな」と迷っているうちに、
タイミングを逃してしまうことがあるようでした。
これも、資質の一つの出方なんだと思います。
※ご本人の許可を得た上で、デフォルメして表現しています
同じ「資質」でも、
強みとして働くこともあれば、
自分を苦しくする方向に出ることもあります。
良い悪いというより、
その人らしい“出方”なんだと思います。
だからこそ、
クリフトンストレングスで扱っているものは、
そのままで完成された「強み」ではなく、
使い方によって、
強みにも弱みにもなりうるものなんだと
改めて感じています。
自分の中で何が起きているのかを理解して、
少しずつ使い方を調整していく。
たぶん、そういうことなんだろうなと思っています。
とはいえ、
そんなに簡単にコントロールできるものでもないんですよね。
止まらないときは止まらない。
それも含めて、自分の資質なんだと思います。
だから今は、
「こういうもんだよな」と思いながら、
少しずつでもいい方向に使えるように、
試行錯誤している、という感じです。

