Wilco / A.M. (1995) 〜Revisited〜
ウィルコの記念すべきデビュー・アルバム。
これも1995年が誇る(隠れた)名盤。
”オルタナ・カントリー”の先駆的存在である前身バンド「アンクル・テュペロ」から派生した後の最初の作品だけに、カントリー直系のアメリカン・ロックが心地良く、陽光によく映えるような音が疾走感とともに駆け抜けてゆく。
ティーンエイジ・ファンクラブばりのキャッチーで骨太なギター・ソロも最高だし、ジェフ・トゥイーディのヴォーカルもたまらない。
そして音響へのこだわりはシカゴ産ならではなのかな。
前に書いたのはnoteを始めてまもない頃だった。
当然あれからいろんなことがあって、何とかここまで潜り抜けてきたのだけど、音楽は日常に欠かせないもので、中でもウィルコはいつだって新鮮なサウンドと美しくおくゆかしいメロディを提供してくれる愛すべきバンドであり続けている。
これからも終生聴き続けていくであろう心のバンドの代表格。
4月。
雪もすっかり溶け去って、今年もまた春がやってきた。
穏やかな春の陽射しを浴び、まだ冷えた空気を肺いっぱいに吸い込むと、喜怒哀楽の四方向に引きちぎられそうだった1年前のことを思い出す。
苦い記憶も悔しい思いも腹の底には抱えながら、それでもまた新しい時季を歩んでいくんだなと。
