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【大学生ピースフォーラム】三河島フィールドワークレポート

先日、大学生ピースフォーラムのフィールドワークが、東京の荒川区三河島で行われました。
※大学生ピースフォーラムは、東アジアの平和な未来をともに考え、築いていく若者たちの出会いと交流の場です。今年は韓国・済州島で大勢の島民が犠牲となった「済州4・3事件」を通じて朝鮮半島の分断に反対した人びとのことを知り、植民地支配とその後の分断が現在にもどう残り、平和実現にどう影響しているかを考えることが目的です。

東京都荒川区は、韓国・済州島にルーツのある人びとが多く暮らし、朝鮮出身者との関わりが強い地域でもあります。

【荒川区と朝鮮人との関わり】
1920年代頃、東京の都心から荒川区エリアに紡績工場などが産業移転された際に、当時日本が植民地支配していた朝鮮半島の人びとが労働力としてやってきました。次第に、多くの人が移り住むようになり、荒川区エリアは朝鮮半島出身者の集住中地になっていきました。
植民地解放後は、日本に残り、世代継承しながら住み続ける方もいます。

今回のフィールドワークでは、参加者がグループごとに分かれ、三河島付近を歩きながら、各班それぞれにチェックポイントを訪れ、済州島や朝鮮半島との繋がりを想像したり話し合ったりしました。
※このフィールドワ―クは、三河島付近を歩きながら自ら朝鮮半島との繋がりに気づいたり、仮説を立てながら参加者同士が意見を交わすことが趣旨です。答えを知るためのものではないことを、ご了承ください。

私のグループは、JR日暮里駅前→赤門会3号館→JR三河島駅→丸萬商店→在日コリアン集住地区→荒川仲町通り商店街→荒川公園
の順番で三河島周辺を歩きました。


〇赤門会日本語学校

年度末のせいか学校はお休みでしたが、日本語を学びに来る外国人の方々を古くから受け入れてきています。

〇三河島駅前

駅前には荒川韓国会館という建物があり、その中に東京芸能教会と在日本大韓民国民団が入っていました。

〇丸萬商店

丸萬商店

丸萬商店は食料品店で、精肉を主に販売しています。在日コリアン一世の方が創業されたそうで、商品も済州島関連のものが多かったです。

〇荒川公園

荒川公園に設置されているトルハルバン(済州島を象徴する守護神の石像)

荒川区と済州市は友好都市提携を結んでいて、その際にトルハルバンが済州市から贈られたそうです。

〇フィールドワークの共有

その後、朝鮮第一初中級学校を訪れました。校内を案内していただいたあと、会議室をお借りして、早稲田大学の鄭康烈さんの司会で、各班が撮ってきた写真を3枚ずつ共有し、気づいたことや感じたことを発表しました。

報告会の様子

私の班では、3枚中1枚この写真を選びました。

在日コリアンの結婚相談所

街中に貼ってあったポスターです。まさか在日コリアン用の婚活の広告があると思わず驚きました!このポスターから、三河島付近に沢山の在日コリアンが住んでいることが想像できますね。

別の班の選んだ写真で、私が特に印象的に残っているのが、東京福音教会の礼拝案内板です。礼拝が、日本語・韓国語・讃美歌の三部で分かれていて、コリアンのために韓国語礼拝があることに気づかされました。

他にも、三河島エリアは繊維の街で歩いていると工場が多いと感じました。また、日本の焼肉文化について調査した経験のある参加者の話から、黄色に黒文字の店名が書かれている看板は大体朝鮮料理屋さんなのでは?という仮説を立てたりしました。

朝鮮第一初中級学校を訪問した時の様子

〇感想

三河島が、朝鮮半島との繋がりが沢山あることに驚きました。もし、フィールドワークとして歩いていなかったらもちろん繋がりに気づかないままでした。

そして、班のメンバーに在日コリアン三世の方が居たため、フィールドワーク中、何気ない風景のなかでも済州島や朝鮮との繋がりに気づくことができました。
例えば、赤門会日本語学校の看板「学校法人新井学園 赤門会日本語学校」を見たとき、在日コリアンの通名で”新井”という名字が多いということを知らなければ、設立者は在日コリアンなのでは?と仮説を立てることができなかったです。

このように、様々なバックグランドを持つ方と一緒にフィールドワークをすると、多様な視点から物事を考えられることに改めて気づかされました。
フィールドワークを機にもっと在日コリアンのことや済州島についての知識を得たり、歴史を知ろうと思いました。

普段何も考えずに歩いている街中を意識して歩くと、歴史や他国との繋がりを知ることができるので、三河島だけでなく、別の場所でも歴史などの繋がりを意識して、歩いてみたいと思います。

関西フィールドワークレポート👇

このレポートを書いたインターン生👇


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