今回はお仕事の話です。
もともと仕事が好きかと言われると、好きというより、忙しい毎日をなんとかこなしてる、そんな日々でした。
少し特殊な仕事なのですが、長い時は10時間以上立ちっぱなしで作業することもありました。
何度も事前にシュミレーションし、教科書を読み込み、当日は特殊な器具を使い、目の前の工程を進めていく。
緊張感と少しの高揚感を抱いて、目の前の作業に没頭する、形容し難い感覚。
慣れないうちは集中力が切れて、空腹を感じたり、疲労を感じていました。
しかし、ある日急に、頭の中に音楽が流れてきて、その日はなんというか、視野が広いというか、スムーズだったというか、とにかく音楽が流れているのに一つ一つがクリアに進んでいく、不思議な時間でした。
ゾーンにはいった、という状態だと思います。
もちろん毎回そんな状態になれないのですが、あの何もかもがはっきりとした、高揚しているのに冷静な自分が俯瞰している矛盾した感覚、時間を忘れて目の前のことに没頭する時間、終わった後の達成感と少しの安堵感と不安。
今考えるとなんとも特殊な体験だと思います。
そして存外私はその時間を忘れて没頭する仕事が好きだったんだと思います。
いまは赤ちゃんがいるので、なかなか何かに没頭する時間はありません。
英語イベントの準備や、ホームページを作っている作業中も、いい感じに集中していても、赤ちゃんが泣けばそこで現実に無理やり引き戻されてしまう。
仕事復帰しても、きっと産前のように、仕事に没頭することは難しいんだろうなと思います。
ずっと仕事のことを考えて、時間も忘れて没頭できることは、ある意味幸せだったなあと。
ただ、そうは言っても我が子は可愛くて愛おしいので、今日も現実世界に引き戻されて、その笑顔に話しかけたいと思います。
