NDフィルターは必要?|Osmo Pocket・Action 6・Insta360 Luna Ultraの選び方【2026年版】
NDフィルターが気になっているけれど、
本当に必要なのか迷う人は多いと思います。
「買ったのに使わなかったら嫌だ」
「ND16やND64の違いがわからない」
「夏の旅行で白飛びを減らしたい」
結論から言うと、
NDフィルターは全員に必須のアクセサリーではありません。
ただし、晴れた屋外でシャッター速度を決めて撮りたい人には、
映像の動きを自然に見せるための大事な道具になります。
この記事では、NDフィルターが必要な人、濃さの選び方、
そしてカメラごとに何を選べばいいかをまとめます。
まず結論|NDフィルターが必要なのはこんな人
NDフィルターを買う価値があるのは、次のような人です。
晴れた日の旅行や街歩きVlogを撮る
4K/24fpsや4K/30fpsで、シャッター速度を固定して撮りたい
海、砂浜、雪、白い建物など反射の強い場所へ行く
ログ撮影をして、あとから映像を整えたい
映像の動きを自然に見せたい
逆に、オート撮影で旅の記録を残せれば十分な人や、
暗い室内が中心の人は、急いで買わなくても大丈夫です。
夏の白飛び対策は、
まず朝夕にメインのカットを撮り、
真昼は日陰や屋内を使うことが基本です。
NDフィルターは、
その次に映像の動きまで整えたい時に使う道具だと考えると迷いません。
NDフィルターとCPLフィルターは役割が違う
NDフィルターは、カメラに入る光を減らすためのフィルターです。
明るい屋外でもシャッター速度を必要以上に速くせず、
歩く人や電車、水の流れを自然な動きで残したい時に使います。
一方、CPLフィルターは反射を抑えるためのフィルターです。
水面のギラつき、ガラスの映り込み、濡れた道路の反射を抑えたい時に役立ちます。空の青や木の緑が少し濃く見えることもあります。
白飛びやシャッター速度を整えたいならND。
水面やガラスの反射を整えたいならCPLです。
ND4からND256まで、数字の違い
数字が大きいほど、光を強く抑えます。
ND4:曇天、朝夕、明るい日陰
ND8:薄曇り、日陰の屋外
ND16:晴天の屋外
ND32:日差しの強い晴天
ND64:真夏の昼、海や白い建物など反射が強い場所
ND256:真昼の海辺や雪景色など、特に強い光のための保険
ND256は毎回使うものではありません。
4K/24fpsでシャッター速度を1/50、
4K/30fpsで1/60付近に固定したまま、
真昼の海や砂浜を撮る時に出番があります。
明るい場所でログ撮影をする人にも、強いNDが必要になる場面があります。
ただし、4K/60fpsなら目安のシャッター速度は1/120付近になります。
24fpsや30fpsより速いシャッター速度を使うため、
同じ場所でも必要なNDは弱くなることがあります。
室内や夜の撮影ではどう考える?
暗い室内や夜の手持ち撮影では、NDフィルターは基本的には不要です。
NDを付けると映像まで暗くなり、
ISOが上がってノイズも増えやすくなります。
ただし、窓際の自然光が強い室内は例外です。
日中の窓際は、屋外に近いほど明るくなることがあります。
シャッター速度を固定して人物やペットを撮りたいなら、
ND4やND8を使う場面があります。
これは、窓の外と室内の明暗差そのものを解決するためではありません。
シャッター速度を必要以上に速くせず、
動きを自然に残すための使い方です。
また、三脚などでカメラを固定し、
シャッター速度を意図的に遅くする表現では、
明るい夜景や室内でもNDフィルターを使うことがあります。
Osmo Pocket 3・Osmo Pocket 4で選ぶなら
日常から旅行まで幅広く撮るなら、
ND4・ND8・ND16・ND32の固定セットが最初の一組に向いています。
曇天から晴天まで段階的に試せるので、
自分がどの濃さをよく使うかがわかります。
K&F CONCEPT DJI Osmo Pocket 3 / 4用 ND4・ND8・ND16・ND32
海や雪、強い逆光のドライブ撮影まで考えるなら、
ND16・ND64・ND256とCPLが入ったセットも候補です。
CPLは、フロントガラス越しの反射や水面のギラつきが気になる人に向いています。
K&F CONCEPT DJI Osmo Pocket 3 / 4用 ND16・ND64・ND256・CPL
DJI Osmo Pocket 4Pで選ぶなら
Pocket 4Pで夏の旅行やログ撮影まで考えるなら、
私は純正NDフィルターセットを優先します。
ND256まで入っているため、海辺や白い街並みで
「あと一段、光を抑えたい」と感じた時にも対応しやすいからです。
Pocket 4Pはレンズとジンバルまわりの形状が独特です。
最初の一組は、装着感やジンバル動作まで確認しやすい純正品が安心です。
DJI Osmo Pocket 4P NDフィルターセット
まずNDを試してみたい人には、
K&F CONCEPTの固定ND4〜ND32セットも向いています。
朝夕、日陰、晴天までを一通り試せます。
ただし、ND256は入っていないため、
真夏の海やログ撮影を重視する人は純正セットを選んだ方が後悔しにくいです。
K&F CONCEPT Pocket 4 Pro専用 NDフィルター
Insta360 Luna Ultraで選ぶなら
Insta360 Luna Ultraには、純正のNDフィルターセットがあります。
構成はND4・ND16・ND64です。
ND4は曇天や朝夕。ND16は晴天の屋外。
ND64は真昼の強い日差しを想定した濃さです。
Luna Ultraは広角と望遠を使い分けられるカメラなので、
明るい屋外でシャッター速度を固定して撮りたい場面も増えます。
現時点ではサードパーティー製も出始めていますが、
実使用レビューはまだ十分とは言えません。
初めて選ぶなら、Luna Ultra専用設計の純正セットがおすすめです。
Insta360 Luna Ultra NDフィルターセット
DJI Osmo Action 6で選ぶなら
Osmo Action 6は、Pocket系やLuna Ultraとは少し考え方が違います。
可変絞りを搭載しているため、
オート撮影で旅行やアクティビティを記録するだけなら、
NDフィルターを急いで買う必要はありません。
また、走る、自転車に乗る、激しく動くといった撮影では、
NDでシャッター速度を遅くすると手ぶれ補正と相性が悪くなることがあります。
Action 6でNDを使いたいのは比較的振動の少ない場所で、
シャッター速度を固定した映像を撮りたい人です。
ドライブ、街歩き、固定撮影、雪山や海辺の景色などが向いています。
価格と実用性で選ぶならSmallRig
Action 6用のNDフィルターで、
価格と実用性のバランスが良いのはSmallRigです。
ND8・ND16・ND32に加えてCPLも入っているため、
晴天の撮影だけでなく、水面やガラスの反射が気になる場面にも対応できます。
固定式なので、
可変NDに起こりやすい色ムラや濃度ズレを避けやすいのもポイントです。
ただし、SmallRigは水中使用を想定した製品ではありません。
海やプールでカメラを水に入れるなら、
フィルターは外すか、純正品を選ぶ方が安心です。
SmallRig DJI Osmo Action 6用 NDフィルターキット
水辺での安心感を優先するならDJI純正
DJI純正のOsmo Action 6 NDフィルターセットは、
ND8・ND16・ND32の3枚構成です。
SmallRigより高価ですが、レンズカバーを外さずに装着でき、
防水性能への影響も公式に案内されています。
海、プール、川、雪山など、Action 6らしい場所へ持ち出す可能性がある人には、純正を選ぶ理由があります。
DJI Osmo Action 6 NDフィルターセット
可変NDフィルターは便利?
可変NDフィルターは、フィルターを回して濃さを変えられます。
光が変わる場所で、フィルターを何度も交換したくない人には便利です。
ただし、濃くしすぎると色ムラやX字状の模様が出ることがあります。
振動の多いAction 6では、撮影中に濃さがずれてしまう可能性もあります。
初めて買うなら、私は固定NDをおすすめします。
濃さを一枚ずつ選ぶ手間はありますが、
何が起きているか理解しやすく、映像の色も安定させやすいからです。
結局どれを買うべき?
オート撮影で旅行の記録を残したいだけなら、
NDフィルターは急いで買わなくても大丈夫です。
朝夕に景色や人物を撮り、真昼は日陰、屋内、料理や手元の短いカットを撮る。この基本だけでも、夏の映像はかなり見やすくなります。
その上で、映像の動きまで整えたいならNDフィルターを追加します。
Osmo Pocket 3・4で初めて試すなら、ND4〜ND32の固定セット
Osmo Pocket 4Pで夏の屋外やログ撮影をするなら、ND256まで入った純正セット
Insta360 Luna Ultraなら、ND4・ND16・ND64の純正セット
Action 6で価格と実用性を重視するなら、SmallRigの固定NDセット
Action 6を水辺でも使うなら、DJI純正セット
水面やガラスの反射を整えたいなら、CPLも検討する
NDフィルターは、映像を上手く見せる魔法ではありません。
でも、光の強い場所でも自分で意図したシャッター速度を保てるようになると、旅Vlogの映像は一段落ち着いて見えるようになります。
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