DJI Osmo Action 6 おすすめ設定ガイド|買ったらまずこれをやる【初心者〜中級者】
Osmo Action 6の電源を入れると、
解像度、フレームレート、画角、手ブレ補正など、
いくつもの設定が出てきます。
8Kやスーパー夜間、
4Kカスタムも使えるため、
最初から全部試したくなるかもしれません。
ただ、普段の旅行やVlogなら、最初に覚える設定は多くありません。
動画、4K/30fps、RockSteady、広角、ノーマルカラー、絞りオート。
まずは、この組み合わせで10秒撮ってみてください。
昼間の街歩き、
家族との旅行、
水辺へ出かけた時までかなり広く使えます。
この記事では、
買った直後に確認したい項目から、
スポーツ、水中、夜景、車載まで、実際に選びやすい順番でまとめます。
設定を変えて失敗した時の戻し方も入れました。
現地で迷った時は、この記事を開きながら確認してもらえれば大丈夫です。
※本記事は2026年7月時点のDJI公式仕様、ユーザーマニュアル、ファームウェア情報をもとに更新しています。設定画面や対応機能は、今後のアップデートで変わる場合があります。
結論|最初は4K/30fpsで十分
買ったばかりなら、次の設定から始めます。
撮影モード:動画
解像度:4K
フレームレート:30fps
手ブレ補正:RockSteady
画角:広角
カラー:ノーマル
絞りモード:オート
建物や木の端が大きく曲がって見える時は、
画角を「ナチュラル広角」へ変更します。
広さを残しながら、超広角らしい歪みを抑えやすい画角です。
最初から8KやD-Log Mを使う必要はありません。
まず撮ることに慣れ、
目的が生まれた時に設定を足す方が失敗しにくくなります。

開封したら最初に確認すること
① DJI Mimoへ接続して更新する
初回は、DJI Mimoアプリを使って本体をアクティベーションします。
スマートフォンのWi-FiとBluetoothを有効にし、
DJI MimoからAction 6へ接続してください。
新しいファームウェアが表示された場合は、画面の案内に沿って更新します。
2026年7月21日時点で確認した最新ファームウェアは、v01.04.14.07です。直近の更新には既知の問題の修正が含まれています。
更新中は本体とスマートフォンの電源を切らず、
十分なバッテリーを残しておきます。
② バッテリーとカバーを確認する
水辺で使う予定がなくても、次の3か所は最初に見ておきます。
バッテリーが奥まで入っている
バッテリーカバーが完全に閉じている
USB-C端子カバーとガラスレンズカバーが確実に閉まっている
Action 6の防水性能は、カバー類が正しく閉じられていることが前提です。砂や髪の毛などが挟まっていると、
見た目では閉じていても密閉できない場合があります。
③ microSDカードを用意する
Action 6は64GBの内蔵ストレージを搭載し、
そのうち50GBを使用できます。
カードを忘れても撮影できるのは助かりますが、
旅行や4K撮影では余裕があるとは言えません。
microSDカードは最大1TBまで対応しています。
初めての1枚なら、U3・A2・V30に対応した256GBが容量と扱いやすさのバランスを取りやすいと思います。
現在の第一候補は、SanDisk Extreme microSDXC 256GBです。
4K動画用として選びやすい定番で、
Amazon.co.jpが販売している時は購入先も判断しやすくなります。
▶ SanDisk Extreme microSDXC 256GB
購入前に、販売元、容量、型番を確認してください。
SanDiskのAmazon直販が売り切れている時は、DJI公式の推奨一覧に掲載されているKingston Canvas Go! Plus 256GBも候補になります。
⑤ 10秒だけ試し撮りする
設定が終わったら、長く撮る前に10秒だけ録画します。
確認するのは、
映像が保存されているか、
音が入っているか、
画面が傾いていないかの3点です。
この短い確認で、カードの入れ忘れや設定ミスに気づけます。
旅先で最初の素材を失うより、出発前に10秒使う方がずっと簡単です。
普段の旅行・街歩きに使う設定
旅行や日常Vlogでは、冒頭で紹介した設定をそのまま使います。
4K/30fps
RockSteady
広角またはナチュラル広角
ノーマルカラー
絞りオート
30fpsなら、歩く人や街の景色を自然に残しながら、
60fpsよりファイル容量と消費電力を抑えられます。
夜の街へ移動した時も、1コマあたりの光を確保しやすくなります。
60fpsへ変えるのは、あとで速度を半分に落としたい場面です。
水しぶき、自転車で通り過ぎる瞬間、走る人物など、
動きの速い短いカットだけ60fpsにします。
旅行中ずっと60fpsへ固定する必要はありません。
スポーツ・POV撮影の設定
自転車、バイク、スキー、ランニングなど、
動きが大きい場面では次の設定から試します。
解像度:4K
フレームレート:60fps
手ブレ補正:RockSteady+またはHorizonBalancing
画角:広角または超広角
カラー:ノーマル
絞りモード:オート
RockSteady+は補正を強くできますが、その分だけ画角が狭くなります。
映像が窮屈に見える場合は、通常のRockSteadyへ戻してください。
HorizonBalancingは、カメラが左右へ傾くPOV撮影に向いています。
自転車のハンドルや胸元へ固定し、
傾きを完全に消したくない場合にも使いやすいです。
HorizonSteadyは360度の水平維持に対応します。
ただし、常に最も強い補正を使えばよいわけではありません。
画角が狭くなり、動きの勢いまで弱く見えることがあります。
まずRockSteadyで撮る。傾きが気になったらHorizonBalancingへ変える。
それでも水平を保てない時にHorizonSteadyを試す。
この順番なら、必要以上に画角を失わずに済みます。
人物を中央に保ちたい時は被写体トラッキング
Action 6には人物を追う被写体トラッキングがあります。
スキーや自転車などで、人が画面の中央から外れやすい場面には便利です。ただし、通常動画の4K設定と同じ条件では使えません。
被写体トラッキングの対応は最大2.7K/60fpsです。
また、主に人物を対象とした機能で、
ペットなどの追跡には向いていません。
設定すると、画面中央に人物が入った時に枠が表示されます。
録画開始後に枠が緑へ変われば、被写体を固定して追跡している状態です。
4Kの画質を優先するか、2.7Kで追跡を使うか。
ここは撮影前に決めておきたいところです。
海・プール・川で撮る設定
Action 6は、本体のみで水深20mまでの防水性能を備えています。
防水ケースを使うと60mまで対応します。
ただし、長時間の水中撮影や、波、水流など強い水圧が掛かる環境では、
防水ケースの使用が推奨されています。
温泉や腐食性のある液体、
状態の分からない水へ入れることも避けてください。
水中では、まず次の設定から試します。
解像度:4K
フレームレート:30fps
手ブレ補正:RockSteady
画角:広角
カラー:ノーマル
絞りモード:オート
ホワイトバランス:オートから開始
泳ぐ人物や水しぶきをスローにしたい時だけ、60fpsへ変更します。
元記事では、浅い水深ならf/2.0へ固定する設定を紹介していました。
しかし、Action 6で選べる絞りモードは、撮影モードや装着アクセサリーによって変わります。
通常の動画撮影では、オートを基本にする方が迷いません。
Action 6には色温度センサーがあり、水中での色の変化も補正します。
前面のActionロゴ付近を、指やアクセサリーで塞がないようにしてください。
撮影後に海水や砂が付いた場合は、カバーを閉じたまま真水で洗います。
表面が乾くまで、バッテリーカバーやUSB-C端子カバーを開けない方が安全です。
夜景・暗所は通常動画とスーパー夜間を使い分ける
暗い場所だから、必ずスーパー夜間を使うとは限りません。
照明の多い繁華街や夏祭りでは、
通常動画の4K/30fpsでも十分に撮れる場合があります。
通常動画の方が、光の色や動いている人物を自然に残しやすい場面もあります。
街灯が少ない道や、暗い公園などでノイズが目立つ時にスーパー夜間を試します。
モード:スーパー夜間
解像度:4K
フレームレート:30fps
手ブレ補正:RockSteady
画角:標準、ナチュラル広角、または広角
絞りモード:実機画面で選べる場合は大口径f/2.0
スーパー夜間は10-bitと最大60fpsに対応しています。
一方で、HorizonBalancing、HorizonSteady、155度超広角、4:3、9:16の縦撮影には対応していません。
動きながら夜景を撮るなら30fpsを基本にします。60fpsへ上げると1コマあたりに取り込める光が減り、暗い場所ではISOが上がりやすくなります。
スーパー夜間を使って映像が不自然に明るく見えたら、
通常動画へ戻してください。夜の雰囲気まで消してしまうなら、
その場では通常動画の方が合っています。
車載・ドライブ撮影の設定
車内や車体へ固定する場合は、次の設定から始めます。
解像度:4K
フレームレート:30fps
手ブレ補正:RockSteady
画角:広角
カラー:ノーマル
絞りモード:オート
カーブや車体の傾きで水平が大きく崩れる場合は、
HorizonSteadyを試します。
ただし、固定したカメラでHorizonSteadyを使うと、
車の傾きまで消え、映像の動きが不自然に見えることがあります。
水平が気にならなければ、RockSteadyのままで構いません。
フロントガラス付近は、夏になると車内温度が急上昇します。
駐車中の車内へカメラを残さず、
直射日光が当たり続ける位置で長時間録画しないでください。
タイムラプスは固定して撮る
雲、夕焼け、街の人の流れを残すならタイムラプスを使います。
解像度:4K
撮影間隔:3〜5秒から開始
設置:三脚や安定した台へ固定
絞りモード:オートを基本にする
Action 6のタイムラプスでは電子式手ブレ補正を使いません。
手持ちではなく、カメラそのものを固定します。
街灯などの点光源を光芒として見せたい時は、
スターバーストf/4.0を試せます。f/4.0へ変えれば、
どんな景色でも自動的にシャープになるわけではありません。
点光源の見え方と露出を確認しながら使います。
4Kカスタムは縦横どちらにも使いたい時に便利
Action 6らしい機能の一つが、3840×3840で撮影する4Kカスタムです。
正方形に近い映像を広く残し、編集時にYouTube用の横動画と、
Instagramリールやショート動画用の縦動画へ切り出せます。
旅行中に投稿先を決めていない。あとで縦と横の両方を作りたい。
そんな時には便利です。
一方、普通の16:9動画だけを作るなら、最初から4K/30fpsで構いません。
切り出す予定がないのに4Kカスタムを使うと、
編集時に構図を決める作業が増えます。
8Kは必要な場面だけで使う
Action 6は、通常動画で8K/30fpsまで対応しています。
高解像度なので、遠くの風景から一部分を切り出したい時には有利です。
ただし、8Kでは使える手ブレ補正、画角、撮影機能に制限があります。
ファイルも大きくなり、スマートフォンやパソコンの編集負荷も上がります。
DJI Mimoでの8K編集は、対応するスマートフォンにも条件があります。
初心者は4Kから始めてください。
4Kで不足を感じた時に、風景や固定撮影だけ8Kを試す方が扱いやすいです。
D-Log Mは色を編集したい人向け
撮った動画をそのまま使うなら、ノーマルカラーがおすすめです。
D-Log Mは、明るい部分と暗い部分の情報を残し、編集の余地を広げるための低コントラストなカラープロファイルです。
撮影直後は、色が薄く見えます。
DaVinci Resolveなどで色を調整したい人は、D-Log Mを試して構いません。DJI公式からD-Log M用のRec.709変換LUTも配布されています。
ただし、LUTを当てるだけで必ず綺麗になるわけではありません。
撮影時の露出やホワイトバランスがずれていれば、
LUT適用後にも調整が必要です。
Osmo Pocket 3など別のカメラとD-Log Mを揃えても、色が完全に一致するとは限りません。
センサーやレンズが違うため、肌、空、赤い看板などを見ながら最後に微調整します。
最初の旅行はノーマル。編集に慣れてからD-Log M。この順番で十分です。
シャッター速度は「必ず2倍」にしなくていい
映像制作では、30fpsなら1/60秒、
60fpsなら1/120秒を基準にする考え方があります。
自然な残像を作りやすい設定ですが、
Action 6ではいつでも固定すればよいとは限りません。
電子式手ブレ補正は、映像を解析して揺れを抑えます。
暗い場所でシャッター速度を遅くすると、
歩いた時の残像や細かな揺れが目立つ場合があります。
まずオートで撮る。動きの見え方を自分で管理したい場面だけPRO設定を使う。この方が初心者は失敗しにくいです。
シャッター速度を固定する場合は、
明るさが変わった時にISOが上がりすぎていないかも確認してください。
失敗した時はここへ戻す
映像が暗く、ノイズが多い
60fpsで撮っているなら30fpsへ戻します。
絞りモードがオートになっているかも確認してください。
それでも暗い場合は、スーパー夜間を短く試します。
明るくなりすぎたり、動く人物が不自然に見えたりしたら、
通常動画へ戻します。
画角が狭い
RockSteady+からRockSteadyへ戻します。
HorizonSteadyを使っている場合も、
HorizonBalancingかRockSteadyへ変えると画角を広くできます。
画面の端が大きく曲がる
155度超広角や広角から、ナチュラル広角または標準へ変更します。
建物、電柱、木など直線の多い風景では、
ナチュラル広角が使いやすいです。
色が薄く見える
D-Log Mになっていないか確認します。
編集せずに使いたい場合は、ノーマルカラーへ戻してください。
水中映像が青や緑に偏る
前面の色温度センサーが、
指やアクセサリーで塞がれていないか確認します。
レンズ表面に水滴や汚れが付いている場合も、
色やコントラストが崩れて見えます。
一度水から出し、柔らかい布で表面を確認してください。
本体がかなり熱くなる
8K、高フレームレート、スーパー夜間など、
高負荷のモードを長く続けると本体温度が上がりやすくなります。
録画を短く区切り、直射日光の当たる場所へ置いたままにしないでください。必要のない場面では4K/30fpsへ戻します。
保存用|シーン別設定
普段の旅行・街歩き
4K/30fps、RockSteady、広角、ノーマル、絞りオート
スポーツ・POV
4K/60fps、RockSteady+またはHorizonBalancing、広角、ノーマル、絞りオート
海・プール・川
4K/30fps、RockSteady、広角、ノーマル、絞りオート
水しぶきをスローにする時だけ60fpsへ変更します。
夜景・暗所
まず通常動画の4K/30fps。暗部のノイズが多い時に、スーパー夜間の4K/30fpsを試します。
車載
4K/30fps、RockSteady、広角、ノーマル、絞りオート
水平の傾きが大きい場合だけHorizonSteadyへ変更します。
縦横へ切り出す
4Kカスタム、RockSteady、ノーマル、絞りオート
色編集をする
4K/30fps、RockSteady、D-Log M、ホワイトバランス固定
まとめ|設定を増やすより、戻れる場所を決めておく
Action 6は、8K、4Kカスタム、スーパー夜間、可変絞りなど、
試したくなる機能が多いカメラです。
それでも、普段使う設定は4K/30fpsを中心にして構いません。
水しぶきをスローにしたいなら60fps。暗すぎるならスーパー夜間。
縦横へ使いたいなら4Kカスタム。色を作りたいならD-Log M。
目的ができた時だけ、一つ設定を足します。
迷ったら、4K/30fps、RockSteady、広角、ノーマル、
絞りオートへ戻してください。
戻る場所が決まっていれば、現地で設定を触ることも怖くなくなります。
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参考情報
DJI公式|Osmo Action 6 スペック
https://www.dji.com/jp/osmo-action-6/specs
DJI公式|Osmo Action 6 ダウンロード
https://www.dji.com/jp/downloads/products/osmo-action-6
DJI公式|Osmo Action 6 リリースノート
DJI公式|Osmo Action 6 ビギナーガイド
DJI公式|Osmo Action 6 / Action 5 Proのスーパー夜間モード
DJI公式|Osmo Action 6 絞りモード
https://dl.djicdn.com/downloads/DJI_Osmo_Action_6/AC/DJI_Osmo_Action_6_Aperture_Modes_chs_en.pdf
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