日本ではありえない!?ドイツのチームイベントとは?
こんにちは。HASエンジニアです。
先週、ドイツからプロジェクトマネージャーたちが来日し、日本側の開発チームとの連携についてディスカッションを行いました。(下の記事の方です)
彼らの滞在中の飲み会時に、せっかくなので日本の”とんかつ”料理で接待し、非常に盛り上がりました。
もちろん彼らは日本のとんかつを「非常においしい」と言ってくれました。
ドイツにも日本のとんかつにあたる「シュニッツェル」というカツ料理がありますが、日本のとんかつのようなジューシーさはなく、どちらかというとあっさりとした味わいです。
下の写真はドイツの社員食堂(カフェテリア)で提供されたシュニッツェル。付け合わせはフライドポテトのみ(かなり雑な盛り付けですが・・・)、という潔さも印象的です。

そんな話をしているとき、「そういえばチームイベントの時期だなあ」と、当時ドイツに赴任したことを思い起こしました。
少し話が逸れましたが、今回は私が実際に体験したドイツのチームビルディング文化についてご紹介したいと思います。
日本のチームビルディングといえば?
日本企業におけるチームビルディングといえば、飲み会、週末ゴルフ、社員旅行などが思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。
私の勤務先では社員旅行こそありませんでしたが、ゴルフコンペは今でも開催されています。
ただ、私はゴルフはたまに嗜む程度で、スコアはお世辞にも自慢できるものではありません…。
また、特に頻繁に行われていたのは、部署内の飲み会で、いわゆる「飲みにケーション」です。
私の部署は開発だったで、そこまで頻度は高くなく月一回ほどでしたが、それでもコミュニケーションをとる為には参加し、若い頃はよく20人くらいいる部の飲み会幹事を任されました。
ただ、最近では社員のプライベートを重視する風潮もあり、飲み会は任意参加になり、回数も減少傾向にあります。
ドイツの「チームイベント」とは?
一方、ドイツの企業文化には「チームイベント(Team Event)」という概念があります。
これは年1回程度を基本としつつ、部署によってはもっと頻繁に開催される、業務時間中に実施される公式なレクリエーション活動です。
驚くことに、半日で終わるものから、2泊3日の宿泊付きのガチイベントまでさまざま。
目的は単純明快で、「チームワークの向上」や「部門間の交流促進」です。
私がドイツ赴任中に実際に体験したイベントの一例をご紹介します。
グラウンドゴルフ大会
レース場を借りた本格的なカートレース
VRゴーグルを使ったバーチャル旅行体験
カヌーレース
下の写真はグラウンドゴルフなのですが、ゴルフ場ではなく公園の芝生(未整備)を使って、
ゴルフボール(中身が詰まっていないので軽く、当たっても痛くない)を打ちまくっています。

どれも「仕事の延長」といった付き合いを意識したものではなく、「本気で楽しむ」ことを目的とした内容です。
しかもこれらすべてが業務時間内に実施され、参加費も会社の予算で出るというのだから、初めて参加したときは衝撃でした。
チームイベントが生み出す関係性とは?
私がドイツに4年間赴任して感じたのは、「上下関係がフラット」だということ。
上司・部下の間に忖度のようなものはなく、カートレースでは部下が遠慮なく上司を追い抜いていきます(笑)。
でもレース後は順位など気にせず、全員で結果を笑い合い、称え合う――そんな空気がありました。

勝ち負けではなく「一緒に楽しんだ経験」がチームの絆を深める。
この発想は、ドイツならではの文化なのかもしれません。
最後に:チームと仕事に関する価値観が変わる瞬間
日本にも「絆」を重視する文化はありますが、それをどのように築くかは国や企業文化によって様々。
必ずしもドイツのやり方がいいとは言いませんが、こうした「自然な形で一緒に楽しめる場」の方が、真の意味でのチームビルディングにつながるのでは?と感じさせられた体験でした。
異文化交流の中で気づかされる価値観の違いは、働き方に対する自分の視野も広げてくれます。
私も日本企業で生涯を終えていたら、このような価値観を得ることは決してなかったと思います。
もし海外企業に勤務するチャンスがあるなら、「組織文化の違い」、「価値観の違い」をぜひ経験してみてはいかがでしょうか?
日本の企業に勤めただけでは得られないであろう貴重な体験をすることができると確信します。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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