君達の誕生日会 二段仕込みの焼き芋バスクチーズケーキを焼いたんだな
トナカイの赤い鼻先も見えてきて、朝玄関を出る度に今日は寒いな、今日も寒いなといよいよ冬も本番だ。風など吹こうものならば、思わず首を引っこめる。
首を引っこめると言えば亀だが、防寒対策もバッチリに違いない。恐るべしタートルネック。

パーツは妻が作成、組み上げは私が担当。
息子のクリスマスプレゼントの希望は二転三転し、いまだ入手できていない。そろそろピンチだ。土日には心を決めて貰い発注しよう。ダイソーにあったクリスマスラッピングも、沢山種類が残っている内に入手しとかねばなるまい。
サンタさんに労いのお手紙と絵とお菓子を用意すれば、プレゼントを二つ貰えるとにわかに信じる娘の処遇はどうしたものかと、サンタは頭を悩ませる。

クリスマスプレゼントもさることながら、12月は長女である娘の7才の誕生日もある。プレゼントもケーキも二重の出費の様に感じるが、イベントなので大人の顔で快く応じる。ように演じる。
娘の誕生日ケーキは、これまで何度かデコレーションケーキを自作した。娘がその時好きな物を入れ込んで、喜ぶ娘の顔を想って鼻歌混じりに作ったものだ。
正直他のSNSには上げる勇気はないが、noteでなら別にいいでしょと思うので、思い出がてらあげてみる。なんだか分からないが、このnoteの敷居の低さには恐れ入る。色んな人が好き勝手な記事をあげているので、少しくらいなんだってなんだっていうのだと気が楽だ。
これはnoteの良い所だと思う。

アンパンマンのケーキ
パン工場周辺の芝生?をイメージして緑にした気がする。
ドキンちゃんはおもちゃ。チーズは初めてのマジパン。

フルーツモンスターボールケーキ
モンスターボールの中に確かピカチュウのブロック人形がいる。
今は誰と何タウンで冒険しているのやら……消息不明。

ママが調達した米粉ケーキと別買いラプンツェルと花飾り
イチゴもあと乗せ。流石に売り物のクオリティ。よく出来てた。

ちいかわケーキ
顔のバランスに素人感が出ているが、
娘が秒で分かって喜んでくれたのでよし。

楽天のアイスケーキ
これに衝撃と味をしめてしまった娘。
数年前、妻にグルテンフリーの大ブームが到来し、その際は妻が米粉のケーキを調達してきた。米粉のケーキくらいなら私も……と思ったが、スポンジケーキは焼いた事がなく、練習が必要な為プロに譲った。
去年は娘が(妻の誘導?)アイスケーキが良いとの希望でアイスケーキを楽天で通販し、今年もアイスケーキが良いというので娘希望のサーティワンでアイスケーキを予約した。プレゼントも用意した。これで誕生日の準備は万全だ。
万全の────はずだ。
駄菓子菓子、
「己はそれで満足か?」
と声が聞こえる。
「ぼ、僕は、ほ、本当はケーキを作りたいんだな……」
と裸の大将の如く、か細い心の声が捻り出る。
本心が知れた所でケーキを考える。
主役はサーティワンのアイスケーキだ。邪魔してはならない。
ならばシンプルなケーキにしよう。生クリームは重いから、チーズケーキにしよう。ワンチャンアイスケーキの後でも食べられるかも知れない。この前YouTubeで見た焼き芋バスクチーズケーキにしようと心を決めた。
まずは土台となるベースを作る。
ビスケットチョイスとナッツグラノラ少々を砕く。


料理にも、ジップロックは結構使う。
汚れないし何かと便利でその使用感には信頼がある。
ジップロックのプロモーション案件なんて来ないかなぁ笑
バターと合わせて土台を固める。五号型。

底に焼き芋層を作る。
焼き芋を用意する。焼き方はこちら↓

YouTubeではスーパーで買って来ていた。
私は焼いて保存していたストックがある。冷凍しておくとしばらく持つ。




裏ごししたが、やや大変。
やらなくてもお好みだと思う。

なるべく平均的な厚さで仕上げる。
チーズケーキ部分を作る。

正規レシピではサワークリームとあった。近所のスーパーでサワークリームが無かったため、代用可能とあった水切りヨーグルトを使用した。その為正規レシピより水分量がやや多かったかも知れない。



焼き芋バスクチーズケーキ 材料
【ボトム】
クッキー8枚
グラノラ少々
無塩溶かしバター 50g
【焼き芋ペースト】
焼き芋 350g以上
きび砂糖 50g
【チーズケーキ生地】
クリームチーズ 150g
水切りヨーグルト(正規レシピはサワークリーム)50g
きび砂糖 60g
米粉 5g
全卵 2個
生クリーム 100g
焼き芋ペースト 175g
予熱あり200℃、28分
後

あまり香りは感じなかったので、なくても問題なかった。
なんだか表面がさっくりふんわり焼けた。
……表面が厚いけどちゃんとペタンとなるのだろうか、バスクの色的にはもう少し焼いても良い気がするけど、さっくりしてるし、レシピ通りで良いか……
と、これで終了にして、冷蔵庫で冷やした。
結果的には、あと五分なり追加で焼き、表面の焼き色を均一に黒くするのが最適解だったと思う。

チーズ部も締まってはいない。

チーズの部分が締まり、味のまとまりも良くなった。
濃厚なチーズケーキになった。表面の皮はなぜか厚い。
実家で誕生日会が開催された。


リンゴ、砂糖、レモン汁でレンチンして冷やしたおやつだった。
やるじゃないか親父。さすがっす。

自分では作った事はない。
翌日美味なるカニ雑炊へと変貌を遂げた。


フルーティーな吟醸香で美味しかった。
ナイス母!感謝‼︎
父も料理が得意なのだ。私が料理出来るのは、父の背中の影響もあることは否定出来ない。
そして、実は父と長女は誕生日が同じなのだ。
なので、アイスケーキのネームプレートも二人分。
二人の誕生日会だ。



これはこれで、滅多に食べないアイスケーキなので楽しめた。ペアリングは鳳凰美田のいちごのお酒。母セレクト。果実感が強くジューシーで甘く、濃厚な味わいだった。
ウチの一家は皆んな酒を嗜める。母のセレクトはいつも外さない。良い酒屋を知っているのだ。
アイスケーキで皆お腹いっぱいになったため、大将の焼き芋バスクチーズケーキは翌日のおやつになった。


冷蔵保存することで、きちんとペタンコになっていた。表面もそれらしい皮になっていた。味の方も、チーズ生地にまぜた焼き芋の風味もしっかりしていて、芋のコクが感じられた。ラムレーズンの風味もアクセントになり好評だった。
ただ、やはり焼きが甘く、先端の方はレアチーズのように柔らかい仕上がりだった。
余った二切れを持ち帰り、予熱なし200℃、10分でリベイクし冷やしたら、二日目のカレーみたいにまとまり、しっかりバスクチーズケーキになっていた。
前の晩、アイスケーキを食べ終えた娘が優しい声で突然言った。
「ぜいたくざんまい〜」
一体どこで覚えて来たのかと思ったが、学校だったか学童だったかでの話の中で出て来たらしい。
使い方は大正解だ。まさに贅沢三昧させて頂いた。
あと何回、日にちを合わせて誕生日会なんて出来るか分からない。けれど、同じ誕生日だからこそ、じゃあ一緒にやろうかなんてことにもなりやすい。
きっとそれも、不思議な巡り合わせの必然なのかも知れない。
本日は週末ということもあり、盛りだくさんになってしまいました。
それでも最後までご覧いただき、ありがとうございました。
ではまた、お会いしましょう。
