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幸せへの道は、決して平坦ではない

『わたしの幸せな結婚 二』を
        読みました。
「ただ居場所が欲しいんじゃ 
ない。旦那さまのそばだけが
        いい――。」
この言葉に、私は美世の切な
る願いと、彼女の成長する姿
を暖かく見守りたくなりまし
            た。


わたしの幸せな結婚 二
顎木 あくみ (著), 月岡 月穂 (イラスト)

清霞の婚約者として勉強もは
じめ、穏やかな日常が訪れた
        かと思った。
けれど美世は夜ごと悪夢に襲
 われ、だんだん衰弱していく。
それがきっかけで、美世と清
霞はすれ違い、美世は家を出
       ることに――。

わたしの幸せな結婚 二
顎木 あくみ (著), 月岡 月穂 (イラスト)

悪夢とすれ違い、揺れるふた
          りの心

斎森家との決別を経て、よう
やく穏やかな日々が訪れたか
    に見えた美世と清霞。
しかし、美世は夜ごと悪夢に
苛まれ、心身ともに衰弱して
         いきます。
その苦しみはやがて清霞との
すれ違いを生み、美世は自ら
家を出るという大きな決断を
         下します。
読んでいて胸が締めつけられ
るような展開でしたが、これ
は美世が自分の弱さや過去と
真正面から向き合うための大
切な一歩だったのだと感じま
           した。

異能「夢見の力」と新たなフ
    ァンタジーの幕開け

本巻の大きな魅力は、美世の
「夢見の力」という異能の存
在が明らかになり始める点で
            す。
母の深い愛のもとに封印され
ていた力が、少しずつ開花の
兆しを見せることで、物語は
より一層ファンタジックな広
      がりを見せます。
美世の異能がどのように彼女
自身や清霞、周囲の人々の運
命を変えていくのか、今後の
展開がとても楽しみになりま
           した。

心の成長と二人の絆
美世は清霞の婚約者として、
マナーや教養を身につける努
       力を始めます。
その姿は、ただ「守られる」
存在から「共に歩む」存在へ
 と変わっていく過程そのもの。
苦難を乗り越え、少しずつ前
 向きになっていく美世の姿に、
私は強く心を打たれました。
また、すれ違いを経て再び寄
り添うふたりの絆が、より強
く、深くなっていく様子も本
  作の大きな見どころです。

美しいイラストと繊細な心理
           描写

月岡月穂さんのイラストが、
物語に一層の彩りと奥行きを
       与えています。
美世がどんどん美しくなって
いく様子や、清霞の表情の変
化が丁寧に描かれていて、ペ
ージをめくるたびに心が温か
       くなりました。

まとめ:幸せへの道は、決し
      て平坦ではない

『わたしの幸せな結婚 二』は、
ただの恋愛小説ではありませ
            ん。
過去の傷と向き合い、異能と
いう新たな運命に直面しなが
らも、愛する人と共に未来を
切り拓こうとする美世の成長
         物語です。
ページを閉じたとき、「これ
からもっと幸せになってほし
い」と心から願わずにはいら
      れませんでした。
次巻の展開が待ちきれません。

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❤️になってきた。より

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