挑戦を続ける人に、年齢は関係ない
今日は62歳の女性のお話に、心が動かされました。
ある挑戦のきっかけは43歳のとき。
ダイエットのために始めた、ウォーキングだったそうです。
3km、5kmと少しずつ距離を伸ばし、記念に挑戦したフルマラソンを完走。
そこから人生が大きく変わります。
ホノルルマラソン出場を目指して走り続け、最初は6時間を切れなかったが、やがて4時間で完走できるまでになりました。
50歳までは、4時間を切り続けるために、スピードに挑戦。
しかし、ケガをきっかけに、その夢を諦めました。
それでも、
「年齢を言い訳にして挑戦しない人生は、もったいない」
そう決めて、51歳からトレイルランニングの世界へ飛び込みました。
目標は、日本屈指の過酷なレース Mt.FUJI100。
約165km、累積標高7,000m以上を44時間以内で走り抜く、世界でも有数のトレイルレースです。
出場するためには長距離レースで実績を積む必要があり、その挑戦権を得るまでに6年。
57歳でようやく出場資格を獲得しました。
そして、
59歳で120km、
60歳で110km、
61歳では90km。
毎年走行距離が下がってきて、もう限界かも…
そう思ったそうです。
それでも諦めず、
今年62歳で、奇跡の140kmを走破。
これが、更なる挑戦に向けた原動力になったそうです。
そして来年は、
「63歳で必ず完走します」
そう笑顔で言い切っていました。
途中で膝を痛め、競技を引退したご主人は、今では一番のサポーター。
「本当は夫婦で完走したかった」
その言葉には、お二人の深い絆を感じました。
今でも休日には、ご夫婦で日本百名山を巡る登山を楽しんでいるそうです。
心理学には、「グリット(GRIT:やり抜く力)」という考え方があります。
これは、才能よりも情熱を持って長く続ける力が、大きな成果につながるという研究です。
今日お話を伺い、この方の人生そのものが、グリットだと感じました。
そして、最後に心に残った言葉があります。
「できなくても続ける」
「やめたら落ちるから続ける」
「一年休もうかな?これは簡単」
「でも、体力は一気に落ちてしまう」
「だから続けた」
どれも、挑戦を続けてきた人だからこそ語れる、重みのある言葉でした。
そして
「夢中になれことがあるって幸せ」
「できる可能性しか考えない」
笑顔でそう言っていました。
僕に挑戦することの深みと大切さを教えてくれたのは、そう、62歳の方でした。
今日いただいた勇気を胸に、僕も一歩ずつ、自分の目標へ向かって歩み続けていきたいと思います。

