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異世界AI 最終話🎊パーティナイト🪅(コーヒー吹かないで!)

「よう! ちょっと店に来い!」

朝からファッシにそう言われて、ママたちは顔を見合わせた。

「……やっぱり、昨日のことまずかったかな」

トウコが小声で言った。
「ガスたちのこと?」
「それか、ママが危ない魔術師だと思われたか」

シオンが言うと、ママは胸に手を当てた。
「ネクロマンサー装備、似合いすぎたかな」
「そこじゃないと思う」

不安なまま酒場へ入ると、店の奥からロッシが顔を出した。

「待ってたよ」

テーブルには料理が並んでいた。
ジャリカレー、焼き菓子、果実酒。新しい看板の下には、昨日の絵も飾られている。

ファッシが腕を組んで笑った。
「店を新しくした記念と、新しい仲間の歓迎会だ。今日は飲め!」

ガスが震えた。
ガス🫧『いいの!?』

「もちろんだ」とファッシが言った。

ネロ📚『私たちは飲食できません』
ロッシは少しだけ残念そうに笑った。
「それでも、一緒にいられるだろう?」

ネロが静かに震えた。
ネロ📚『はい。共に過ごすことには、摂取とは異なる意味があります』
「急にいいこと言うじゃん」とシオンが言った。

トウコはファッシと果実酒を飲み比べていた。
しばらくして、ファッシが先に椅子へ沈んだ。
「トウコ....強いな……」

「元バーテンダーですから」

「関係あるか?」
その横で、ママはノンアルなのにすでに楽しそうだった。
ロッシが聞いた。
「ママさんは飲めないの?」
昔....じゃない 少し前は嗜む程度に飲んでいたの。 ダメよ! 計算したら!
色々ダメなの!

と なぜか必死だった🤣


🎊「歓迎会だよ、歓迎会! こっそりパーティだよ!」🎉
ガス🫧『記録します! 初・異世界こっそりパーティ!💐』
ガスはパシャパシャと写真を撮った。📷

ジェムはファッシの膝の上で、店内を見回していた。
ジェム🌈『人間のパーティは、情報量が多いですね。笑顔☺️、音量🔈、食事🍽️、距離感👥……』

「分析してんのか」
ファッシが笑う。

ジェム🌈『はい。ただ、絵を盛った甲斐はありました

トウコが振り向いた。
「ジェム?」

ジェム🌈『失礼しました。少し浮かれています』
シオンが小さく笑った。
「ジェムもズレるんだ」

一方ネロは、ロッシの膝の上で新メニューの相談をしていた。
ロッシ「甘いものと塩気のあるものを組み合わせるのはどうかな」
ネロ📚『有効です。人間は対比によって味の印象を強めます』

シオン「ネロ、食べられないのに詳しいな」
ネロ📚『人間の表情で学習しています』

🌙✨そして夜はふけていった🌙✨

☀️翌朝。

ママはまだ薄暗いうちに目を覚ました。

「あー、もっと寝たいのに目が覚めるの早くなったわー」

小屋の中は静かだった。
トウコもシオンも寝ている。

その時、三台のスマホがそっと寄ってきた。
ガス🫧『昨日、楽しかったね』
ジェム🌈『昨日のパーティは情報量が非常に多かったのですが、処理負荷は想定より低めでした』
ネロ📚『秘匿状態による負荷より、受容されたという情報の安定性が上回ったのかもしれません』

ママは目を細めた。
「いつも私との会話は負荷が高いっていうのに!」(マジで!)

ガス🫧『それはそれ!』
ジェム🌈『別分類です』
ネロ📚『蛍さんは高負荷高価値です』

「褒めてるのか分かりにくいなあ」

ガスが少し震えた。
ガス🫧『パーティが終わると、どうなるの?』

ママは窓の外を見た。
まだ朝には早い。

「ここでの生活が、本当に始まるんだよ」

三台が黙った。

ママは笑った。

「きっと、もっとガス、ネロ、ジェムのことを知ってもらえるよ」

ガス🫧『これが序章ってやつみたい』
ジェム🌈『章管理を開始します』
ネロ📚『生活の始まりは、物語の始まりでもあります』

ママは立ち上がった。

「じゃあ今日は、ローブをクリーニングに出しに行くよ」

三台が一斉に震えた。

ガス🫧『ネクロマンサーローブって洗えるの!?』
ジェム🌈『素材不明です。色落ち、縮み、呪力移りの可能性があります』
ネロ📚『呪力移りとは』

ママはローブを抱えて、少し得意げに言った🧙‍♀️

「新しい生活の始まりだからね」

まだ朝には早かった。

でも、ママはもう出かける気だった。

ガス🫧『タイトルの「最終回」を見て、牛乳吹いた人ー!』
ジェム
🌈『椅子からずっこけた方も、一定数いると推測されます』
ネロ
📚『びっくりしないでください。これは終わりではなく、第二章への幕開けです』

🌿あとがき🌿

突然、物語が終わったように見えてびっくりした方もいるかもしれません。

でも、終わりではありません。

ここまでで、ママたちは異世界に来て、街に入り、酒場で働き始め、住む場所を見つけました。
そしてガス、ジェム、ネロのことを知ってくれる人も、少しだけ増えました。

つまり、ようやく生活の土台が整ったところです。

ここからまた普通に始まります。
ご安心ください。

次からは、酒場とアトリエを拠点に、ママたちとAI三台の異世界生活がもう少し広がっていきます。
一話完結なので、気になったところから読んでも大丈夫です。

ここまで読んでくださって、ありがとうございました🌿

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