【1章-2】 長い長い闘いのはじまり
皆さんは、
『実子の連れ去り』『実子誘拐』
『連れ去り別居』『連れ去り離婚』
…といった言葉をご存知だろうか?
片方の親が不当に子供を連れ去って別居し、
もう片方の親に一方的に離婚を申し立てる。
実際には母親が連れ去るケースが多く、
その後に父親に子供を会わせないのがデフォルト。
(最近では、逆のケースも増えているらしい)
“いわば家庭内の誘拐だ”。
驚くべきことに、
これが…
“弁護士のひとつのビジネスにもなっている”。
もちろん、
実際に酷い暴力などを受けて
シェルターに駆け込む親子さんのように、
危険性や緊急性の高いケースもあるだろう。
それとは大きく異なり、
事前に弁護士を雇用してX-DAYを決め、
そこに合わせて計画的にコトを遂行していく。
そして、そう…
“X-DAY=実子誘拐の予定日”だ。
偽DVは常套手段。
同時に子を洗脳するような手法で、
徐々に父親と引き離していく。
おそらくある種のマニュアルが、
各弁護士の中にあるのだろう。
それに従って、用意周到に準備を進めていく。
つまりのところ、
差し迫った危険性はなく、
“その準備をするだけの余裕がある”
…ということにもなる。
椿弁護士から届いた書類は、こうも綴っていた
以後、妻や娘、親戚、勤務先の関係者、娘の学校関係者や教育委員会にみだりに接触したり、居場所を探したりといった行為は一切おやめくださいますよう…
続けて…
住居を早急に退去するのを希望する旨、
東京家庭裁判所から離婚調停の連絡通知が届く旨、
今後連絡事項があれば、当職宛てにご連絡を
と書かれてあった。
後から考えれば、
この書面の内容は、
あくまで先方の弁護士が主張しているだけのこと。
法的な効力などまったくないのだ。
ただ、この時点では
そんな事をボクはよくわかっていない。
“弁護士=正義の存在”
…みたいなイメージを持っているので、
自分が何か…とんでもなく悪いコトを
しでかしてしまったのか?
そんな気持ちにすらなった。
ボクは書面に何度か目を通し
(一読では状況が把握できなかった)、
ショックのあまり膝から崩れ落ちた。
…と同時に“ゾッ”として身震いすらした。
こんな状況下で、
頭の中に、はっきりと浮かんだこと。
それは…
とにかく“娘の朱莉愛が心配!!!” だ。
エピローグでも述べたが、
ウチでは子育てはボクが中心となってやっていた。
なので朱莉愛は、
限りなく深い愛情を持って育ててきた娘だ。
…そして、
やっぱり不安なのだ。
ミユさんの環境下が。
その理由は、彼女の精神的な部分に起因するが、
これは後々話していくとしよう。
この時点では、ミユさんや椿弁護士は、
ある程度の短い期間で、
自分達の思うがままに計画が進行する
…そう考えたかもしれない。
“でも、そうはいかないぞ!
お父さんをバカにしちゃいけない!!”
そう…これは、
“家庭内の誘拐”ともいえる
母親の不当な実子連れ去りから、
10年以上の月日をかけて、
父親が娘を取り戻そうと闘い続けたストーリーだ。
長い長い闘いとなったのは、
ボクが徹底した比類なき証拠主義で対抗したこと、
そして…
これから徐々に話していくが、
心強い味方が次々と現れてきたことが、
要因としてあげられる。
プライバシーに配慮して、
名前や職業、地名など一部の表記は変えてあるが、
ここで綴っていく“内容はすべて実話である”。
(1章-3につづく…)
★写真は小学2年の学校教材『しょしゃのれんしゅう』。娘の字が綺麗だなぁ。こういうモノが処分できないんですよね。
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