自分をご機嫌にできる子。飛行機雲の向こう側へ行きたい朝。
もう少し寝てほしいのだが朝5時に起きて、
のんびりと朝の支度を済ませ、なんなら何か製作をしている日もある。
7時半には「外でかけっこをしよう!」「パパ!筋トレをしよう!」と
朝から賑やかすぎる。
8時に家を出て仕事に向かうパパを遊びに誘えるのは7時半から大体15分程度。その15分をめいっぱい使って外に誘い出す。
まだ8時前なのにもう暑い。
汗をダラダラかきながら帰ってきて、そのままシャワーに。
朝ごはんに時間のかかる次女を残して、パパと長女、末っ子の3人はシャワーをしながら遊んでいる。
末っ子が上がり、パパが上がり、それでもなお長女は少しだけ浴槽にお湯を溜めて遊んでいる。
むしろちょうど盛り上がってきたところだろうというほど1人で楽しそうだ。
パパがその後の準備を心配して「そろそろ上がったら?」「また帰ってきてからしたら?」と声をかける。
「もうだいぶ自分で着替えもするし、ギリギリまで遊んでいてもいいよ」
「遊ばせてあげよう」
「こっちは大丈夫」
そんな風に会話をしながら皿を洗い、全然ゆったりとしているわけではないけれど、そんなに急かすほどでもないと心にはなぜか余裕がある。
そんな朝。
ちょうど「体操いくよ♪」と体操のお兄さんが掛け声をかけて、テレビの中のちびっ子たちが元気に体操を始める頃、
「そろそろ上がる〜」と準備していたタオルに身を包み、声をあげる。
「まだやりたかったけど、上がった」という娘に頷きながら、体を拭くのを手伝う。
「お風呂に入るのとはちょっと違うからいいんだよね〜」
「お湯がちょっとなのがいい!」
「しかも1人で遊べるのもめっちゃいい!」
そう、伝えてくれる娘が十分に朝シャンタイムを謳歌したらしいことが伝わってくる。
3歳と1歳半の妹や弟と遊ぶことも好きで、誰よりも遊びの幅が広い長女はなんだかんだ我が家のムードメーカー的なところもあり、
抜けているところも苦手なこともたくさんあるのだが、誰よりも優しい心を持っていることは私がよく知っている。
普段妹弟と一緒に過ごして、園ではお友達や先生と過ごしているから、こうやって誰にも邪魔されずに1人で何かをする時間は貴重だ。
絵本を読んだり、製作をするとき、おままごとをする時にも没頭するタイプで、想像力も人一倍豊かだから、自分の世界の中で遊びを展開していくことが楽しいのだと感じている。
だからこそ、誰にも邪魔されずに、やりたい遊びに没頭できる贅沢な時間を私は守ってあげたかった。
結果的には時間に追われることもなく、いつも通りに家を出ることができた。万々歳だ。子どもたちの機嫌はしっかりめに良い。
みんなで玄関を出て車まで歩きながら、末っ子と手を繋いで歩いている長女が空を見上げて、綺麗に横に伸びる飛行機雲を指差す。
夏の青空はどこまでも澄み渡って、吸い込まれそうになる。それでいて、くっきりとクリアな空の色に飛行機雲の白が見事なコントラストを見せてくれてなんだか気持ちがいい。
「飛行機はどこに連れて行ってくれたのかな」と
みんなで話をしていると、
「やっぱ、綺麗な海でしょ!」
と即答する長女が可愛らしい。
こんな晴れた日にこの広い空をどこまでも飛んで、
綺麗な南の島の海で思う存分一緒に遊びたい。
どこまでも先がみえる綺麗な海に連れて行きたいな。
一緒に潜って、浜辺でかき氷食べたりして、
日が沈むころには砂のお城なんか作ったりして一日中遊んでいたい。
「それ、最高!」と言いながら、向かう先は
いつもと変わらぬこども園なのだが。
それでも朝から機嫌の良い長女につられて、次女も末っ子もなぜか機嫌よく朝の時間を過ごして登園していった。
長女を見ていると、「自分がどうしたいのか」「どうしたらご機嫌になれるのか」を知っているような感じがする。
私はいかにそれをさせてあげるのか。
家では気分良く過ごして、たっぷり回復して、毎日元気にこどもの社会に冒険に行けるように見守りたい。
しつけというしつけはできていないかもしれない。
それでも確実に自分で自分を機嫌よくすることができる朝を過ごすことができるほどに成長している。それだけで今は十分だ。そう思う朝だった。
先日、娘が「水遊び」が好きすぎることについての記事。
本当に長女は水で遊ぶことが好きなようだ。
