【ペルー旅行】アヤワスカ体験へ。私が20時間かけ目指した場所
マチュピチュじゃない。私がペルーに来た、本当の理由。
私がわざわざ地球の裏側、ペルーまで来た目的。
それは、マチュピチュでもナスカの地上絵でもない。
自分の心の奥底を旅するという、アマゾンの神秘的な儀式「アヤワスカ」を体験するため。
これは、合計20時間の移動の末、アヤワスカの聖地へ向かった、ちょっと変わった旅の記録。

そもそも「アヤワスカ」って何?ヤバいやつ?
「アヤワスカ」って聞くと、なんだか怪しくない?

「アヤワスカ」って聞いても、ほとんどの人はピンとこないはず。
なんなら、ちょっとヤバい響きすらあるかもしれない(笑)。
でも、これはただのヤバい薬じゃない。
ペルーでは国の文化遺産として大切にされている、神聖な「心のデトックス」。
ちょっと長くなるけど、私がこの旅に出る前に調べたことを、ここにまとめておく。
興味がある人だけ、読んでみてほしい。
【超解説】心の中を旅する、アマゾンのふしぎな「お茶」(読了時間:3分)
南米アマゾンのジャングルに、何千年も昔から伝わる、ふしぎな「お茶」があるのを知っているだろうか?
その名前は「アヤワスカ」。

これは、ただ喉が渇いたときに飲むお茶ではない。
それは、自分自身の心の中を冒険するための、特別な「チケット」のようなもの。
アヤワスカって、いったい何?
アヤワスカは、アマゾンのジャングルで育つ、2種類の植物(アヤワスカ&チャクルーナ)を煮出して作られる、特別な飲み物。
これを飲むと、まるで自分だけの映画を見ているような、とても不思議な体験をすると言われている。
目を閉じると、美しい光の模様が万華鏡のように広がったり、忘れていた昔の思い出がよみがえってきたり、あるいは、自分がどうして今悩んでいるのか、その答えが物語のように見えたりする。
それは、怖いものではなくて、まるで「心のお掃除」や「心のデトックス」のようなもの。
普段は気づかない自分の本当の気持ちに出会ったり、悲しかった出来事を乗り越えるヒントをもらったり。たくさんの人が、この体験を通して、もっと自分のことが好きになったり、心が軽くなったりすると言う。
この体験は、シャーマン(マエストロ)と呼ばれる、経験ゆたかな案内役の人が必ずそばにいて、安全に旅ができるように歌をうたったり、見守ってくれる。
決して一人で面白半分に飲むものではなく、自分を見つめ直すための、神聖な儀式なのだ。
日本では「禁止」、ペルーでは「宝物」
さて、ここからが面白いところ。
このアヤワスカ、国によって扱いが全く違う。

【どうして日本では法律で禁止されているのか?】
日本は、人の心に強く作用する成分に対して、とても厳しいルールがある。
アヤワスカに含まれるある成分(DMT)が、日本の法律で「持っていても、使ってもいけない」と決められているものに当てはまってしまうから。
これは、アヤワスカが「悪いもの」だから、というよりは、「すごくパワフルなものだから、日本では厳しく管理しましょう」という考え方によるもの。
日本の法律は、それが儀式で使われるものか、遊びで使われるものかを区別せず、「成分」で判断するため、アヤワスカも禁止の対象になっている。
【どうしてペルーでは世界文化遺産なのか?】
ところが、地球の裏側にあるペルーという国では、このお話がまったく変わる。
ペルーでは、アヤワスカは何千年もの間、先住民の人々が心や体の病気を治すために使ってきた「伝統的なお薬」であり、神聖な儀式。
彼らにとってアヤワスカは、日本の神社やお寺のようであり、むずかしい本に書いてある大切な知恵のようであり、そして心と体を元気にする医者のような、全部がひとつになった存在なのだ。
そのあまりに深い歴史と文化的な価値から、ペルー政府は「これは私たちの国の素晴らしい宝物だ!」と考え、アヤワスカの儀式を国の文化遺産に指定した。
これは、ユネスコの世界遺産と同じように、「未来の世代にも、この素晴らしい文化を大切に伝えていこう」という国の強い決意の表れだ。
アヤワスカは、ただの幻覚作用を引き起こすハーブではない。

それは、自分自身の心と向き合い、内なる声を聞くための、古代から伝わる「魔法の鍵」のようなもの。
日本ではそのパワフルさゆえに法律で固く禁じられているが、その故郷であるペルーでは、国の宝として大切に守られている。
一つの植物が、ある国では「法を破るもの」、別の国では「文化を象徴するもの」となる。
とても不思議で、興味深い話。
もし、あなたも自分自身の心の中を旅することができるとしたら、何を見てみたいですか?
どんなことを知りたいですか?
アヤワスカは、そんなことを想像させてくれる、奥深い世界の入り口なのかもしれません。
↑以上がアヤワスカに関するかんたんな解説になります。
20時間の旅路。目指すは聖地プカルパ
凡人の所業ではない、狂気の移動

日本からメキシコまで13時間。
メキシコからペルーの首都リマまで5時間。
そして、リマから国内線で最終目的地プカルパまで1時間。
合計、約20時間の空の旅。
控えめに言って、常人がやる移動じゃない。
でも、「ものは試し」の精神で、私はここまで来てしまった。
リマからプカルパまでは、LATAM航空っていう会社の飛行機でひとっ飛び。
飛行機を降りた瞬間、ムワッとした熱気が全身を包む。
そう、ここはアマゾンの入り口。
常夏のジャングル気候がお出迎えだ。
正直、プカルパの街自体には、これといった見どころはない。
ここは、私みたいな「アヤワスカを体験しに来る変人たち」のための聖地みたいな場所(笑)。
いざ、心の冒険へ。
本当の「自分」に会うための、最後の準備

プカルパの空港は、空港と呼ぶのもおこがましいくらい、こぢんまりとしていた。
バスに乗り込んでホテルへ向かう。
車窓から見えるのは、豊かな自然と、想像以上に汚い空気(笑)。
ホテルにチェックインして、荷物を解く。
長旅の疲れはあるはずなのに、心は妙に落ち着いていた。
明日はいよいよ、待ちに待ったアヤワスカの儀式の日。
ドキドキするのか、ワクワクするのか。
自分でもよくわからない複雑な感情が、私を支配していた。
さあ、心の冒険の準備はできた。
次回はついにアヤワスカ体験初日!
「この世の終わりを見てしまう」の巻。
気になる人はフォローして、続きを待っていてくださいね。
#ペルー
#スピリチュアル
#アヤワスカ
#チャクルーナ
#幻覚作用
#神秘体験
#自然療法
いいなと思ったら応援しよう!
もしこの旅に心が動いたら、次の物語への取材費をサポート頂けると翼が生えます。
頂いた応援は、新しい街の空気や出会いをあなたに届けるための大切な一歩。
この旅の続きを、一緒に作っていただけませんか?