「休む準備」が属人化を見つける!おとにち水曜 「AI時代のMRの在り方」(17)
休む準備をすると、「自分にしか見えない仕事」が見えてくる
来週は、お盆休みという方も多いのではないでしょうか。
休みの前は、なぜか少し落ち着きません。
返しておくメール。確認しておく予定。誰かに伝えておかなければならないこと。
パソコンを閉じかけてから、
「あれ、これは誰かに伝えたかな」
と、もう一度画面を開いた経験はないでしょうか。
きちんと休みたいからこそ、抜け漏れが気になります。責任を持って仕事をしている人ほど、気持ちだけが職場に残ってしまうことがあります。
私自身も、「もっと早く整理しておけばよかった」と思うことがあります。
休む準備をすると、自分の仕事の属人化が見えてきます。
ただ、属人化そのものがすべて悪いわけではありません。
長く担当したから分かること。相手との関係の中でしか気づけないこと。簡単にはマニュアルにできない経験もあります。
問題なのは、自分が休むと必要な仕事まで止まってしまうことです。
誰に相談すればよいか分からない。資料がどこにあるか分からない。対応中なのか、確認待ちなのかも分からない。
これは「その人にしかできない仕事」ではなく、「その人にしか見えない仕事」なのかもしれません。
引き継ぎは、すべてを細かく書く必要はありません。
今どこまで進んでいるのか。
次に何を確認するのか。
必要なとき、どの正式な窓口につなぐのか。
ここまで見えるだけでも、仕事は自分の頭の中から、チームで扱える形へ少しずつ変わります。
1858年8月5日、最初の大西洋横断電信ケーブルが完成しました。
それは、人が情報を運び続ける世界から、情報が届く仕組みを作る世界への転換でもありました。
私たちの仕事にも、同じ発想が使えるのではないでしょうか。
「自分にしかできない仕事」と、「自分にしか見えていない仕事」は、似ているようで違います。
その違いを、約170年前に海の底へ敷かれた一本のケーブルの話と重ねながら、音声でお話ししています。
なぜ休む準備が、仕事の属人化を見つけるのか。
通勤中や休憩時間に、ぜひ続きを耳で聴いてみてください。
↓仕事の効率化として歌で学べるショートカットキーもあわせてどうぞ
