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【心理的安全性のバグ】「何でも言っていい」が、本音を言わない組織をつくる

会議で、
「何か意見ある人?」
と聞く。

しーん、と静まり返る。
全員がうなずく。
反対意見は出ない。
そのまま会議は終わる。

表面上は、とても穏やかです。
誰も傷つかない。
誰も言い争わない。

でも最後は、結局、自分が決めることになる。
そんな経験はないでしょうか?

もちろん、何もしてこなかったわけではありません。

・心理的安全性について学んだ
・1on1を増やした
・頭ごなしに否定しないようにした
・「何でも言っていい」と伝えてきた
・安心して発言できる空気づくりにも取り組んだ

それでも、
・会議で反対意見が出ない
・厳しいフィードバックが減る
・悪い報告ほど上がってこない
・議論が深まらない

以前より雰囲気は良くなった。

でも、組織は静かになってしまった・・・。

ここで多くの経営者は、こう考えます。

「まだ心理的安全性が足りない。」
「もっと安心できる雰囲気を作ろう。」
「うちの社員は控えめだから。」

もちろん、どれも間違いではありません。
実際、安心して話せる環境は大切です。

しかし、一つだけ違和感があります。

本当に問題なのは、安心が足りないことなのでしょうか?

会議では、誰も否定されない。誰も怒られない。
それなのに、誰も本音を言わない。
反対意見も出ない。
厳しい指摘もなくなる。

もし心理的安全性が高まっているのなら、本来は、率直な意見が増えてもいいはずです。

それなのに、現場では逆のことが起きています。
心理的安全性を高めているのに、組織が静かになる。
優しくしているのに、
本音が減っていく。

もしそうなら、見直すべきなのは、心理的安全性そのものではありません。心理的安全性の「設計」なのかもしれません。

心理的安全性が機能しない組織に共通する「3つの構造」

ここまで読んで、「心理的安全性を高めても意味がないのか?」
そう感じた方もいるかもしれません。
もちろん、安心して話せる環境は必要です。

否定されない空気も大切です。

ですが、多くの組織では、心理的安全性そのものではなく、心理的安全性が機能しなくなる構造があります。

業種や規模が違っても、心理的安全性に悩む組織には、驚くほど共通点があります。

・会議で反対意見が出ない
・率直なフィードバックがなくなる
・悪い情報ほど報告されなくなる

その背景には、3つの構造があります。

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