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【No.2のバグ】社長の右腕なのに、最後は自分で決められなくなる理由

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「また社長に覆されるかもしれない・・・」

会議に向けて資料を作る。

数字を集め、現場の声を聞き、リスクも洗い出した。
「今回は納得してもらえるはずだ!」
そう思って提案した。

しかし返ってきたのは、たった一言。
「うーん、なんか違うんだよな・・・。」

理由ははっきりしない。
数字で説明しても、論理を積み重ねても、結論は変わらない。

結局、もう一度ゼロから考え直すことになる。

この経験を何度も繰り返すうちに、No.2は少しずつ変わっていきます。

「どうせ今回も覆される。」

そう思うようになるのです。

自分で考えるより、社長の答えを探すようになる

最初は違いました。

会社を良くしたい。
もっと成果を出したい。

その思いで、自分なりに考え、提案していました。
しかし、何度も却下されると、人は学習します。

「正しい案」ではなく、「社長がOKと言いそうな案」を考えるようになるのです。

会議の前から、
「社長ならどう思うだろう?」
「これは嫌がりそうだな。」
そんなことばかり考えるようになります。

気づけば、自分の判断ではなく、社長の頭の中を予想することが仕事になってしまいます。

周囲から見れば「頼れる右腕」

けれど本人の中では、もう自分で意思決定をしている感覚はありません。

「自分の実力不足だ」と思っていませんか?

多くのNo.2は、この状態を自分の能力の問題だと思っています。

例えば、
・もっと説得力があれば・・・
・もっと論理的に説明できれば・・・
・もっと経営者目線を持てれば・・・

そんなふうに考え、自分を責めます。
もちろん、提案力や説明力は大切です。

しかし、本当に問題はそこなのでしょうか?

実際には、数字でも、現場感覚でも、合理性でも、自分の提案のほうが優れているケースは少なくありません。それでも通らない。だからNo.2は混乱します。

「正しいはずなのに、なぜ採用されないんだろう?」

ここで多くの人は、「もっと頑張ろう」という結論を出してしまいます。
しかし、それでは同じことを繰り返すだけです。

問題は「説得力」ではなく、もっと根本にある

資料を作り直した。
数字も追加した。
リスクも整理した。

それでも社長は言います。

「なんか違う。」

この一言に対して、さらにロジックを積み上げても状況は変わりません。

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