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【FUJIFILM X-T5】X-T5とXF27mm F2.8で、梅雨空の上野をスナップ撮影

〜クロップ撮影で画角の自由度が広がる〜

東京へ小旅行してきました。春に上京した息子の激励です。金曜の朝一の便で移動したので、息子が仕事終わるまでの時間は自由時間です。気の向くままのぶらぶらしてみました。

6月のこの時期、晴れ間はあまり期待できません。「まぁ、きっと梅雨空だろうな」と思い、今回はモノクロのフィルムシミュレーション「ACROS」でスナップしてみることにしました。

実は、モノクロ撮影にはちょっとしたトラウマがあります。以前、プロのカメラマンに「ただモノクロにしただけの写真なんて……」と酷評されたことがあり、それ以来、モノクロ撮影に積極的に取り組めずにいました。でも、ACROSを選んでおけば、難しい階調表現もカメラに任せられそうで、気軽に楽しめそうです。

最小装備でいきたい旅でもX-T5を選んだ理由

旅先では、できるだけ身軽でいたいものです。普段使いのX-T20にXF27mm F2.8という超軽量コンビも頭をよぎりました。でも今回は、X-T5のクロップ機能にどうしても期待したくて、本体はX-T5に決定。レンズはXF27mm F2.8のみ。潔く、これ一本勝負です。


とてもコンパクトで、カッコイイ

XF27mm F2.8(旧タイプ)は、写りの面では高解像というタイプではありませんが、そこがむしろスナップ向き。解像力が程よく抑えられていることで、街のざわめきや生活の空気感をそのまま写してくれる気がします。

AFの駆動音がちょっと「ジーコジーコ」と古風ですが、上野の喧騒に紛れてしまえば、全く気になりませんでした。

クロップ撮影で画角を自在にスイッチ

X-T5の「クロップ撮影機能」は、今回の撮影でとても役立ちました。

XF27mmはフルサイズ換算で約40mm相当ですが、1.4倍クロップ(約56mm)、2倍クロップ(約80mm)を使えば、まるでレンズを付け替えたような画角に切り替え可能です。特に被写体との距離感を保ちたい都会のスナップでは、この機能のありがたみを実感します。

しかも、4,000万画素超のセンサーなので、クロップしても画質に余裕があります。そしてさらに嬉しいのが、RAWで撮っておけば、クロップ前の元の画角も保持されているという点。「やっぱりもう少し広く撮りたかったな」と後から思っても、RAW現像時に戻せるのは安心感があります。いわば、ひとつの構図で二度美味しいわけです。

作例(等倍27mm 換算40mm)


緑の山手線とブルーの常磐線? 色がないので、わからない・・・笑


人が多い・・・


昭和テイストの建物が多い


ビルとビルの間に突然現れた神社にて


作例(1.4倍クロップ 換算56mm)


上野動物園近く


上野動物園へ行く道


哀愁漂うパンダの背中



作例(2.0倍クロップ 換算80mm)

バスの中から


遠いパンダは、2.0倍で


まとめ:X-T5とパンケーキレンズでスナップの自由を手に入れる

今回の上野スナップで、改めて感じたのは「X-T5の真価は、パンケーキレンズと組み合わせたときにこそ発揮される」ということでした。小型軽量なXF27mm F2.8なら、街中でも気負わずに撮影でき、旅の相棒としてもぴったりです〜X-E5と一緒に発表された23mm F2.8が待ち遠しいです〜

そして何より、1.4倍・2倍のクロップ機能を活用すれば、一本のレンズでまるで三本分の画角を持ち歩いているような感覚になります。重たいレンズを複数持つことなく、シーンに合わせた構図の切り替えができるのは、本当にありがたいです。

「軽快に、でも妥協せずに」――そんなスナップ撮影を目指すなら、この組み合わせは理想形のひとつだと私は思います。

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