ふたつの岸をつなぐ川
あの日、娘が放ったひとことが
わたしの心の奥で
長いあいだ閉ざしていた扉を開けた
闇の中で
わたしは 見ないふりをしていた
愛のかたちを
痛みの奥にかくして
鎖の音が ふっと消えた
胸の奥から 風が走る
手放すことが
こんなにも 光を招くなんて
影と光は いま
ひとつの川になって流れている
その流れは
あなたの岸へも届くだろう
わたしの祈りは いつか風になって
あなたの物語のどこかにも届くかもしれない
そのとき あなたの心が
ふっと やわらかくほどけていますように
🌿 この詩の背景を、8/12のnoteエッセイ
『毒親だったと氣づいた日 ― 親だからといって、すべてを許さなくていい』に綴りました。
👉 背景のエッセイはこちら
https://note.com/noa_tukimi/n/nd302d36fcbec
