【勝手に人生相談 No.706】贅沢すると罪悪感が ( 愛知県・60代男性)
▼ご相談内容▼
現役時代は節約に努めていました。
退職して幸い、老後資金もそこそこあります。
少しずつ貯金も崩しながら、ゆったりして生活を送りたいのですが、贅沢すると罪悪感が生じます。
▼やまのぼ回答▼
長年の節約が習慣になってしまって、お金を使うことに抵抗を感じるのは、よく理解できます。でも、贅沢すると罪悪感を感じるとは少し病的だと思います。
まるで、1940年に日本の官製国民運動である、国民精神総動員運動の中で制定されたスローガン「贅沢は敵だ!」のようで、時代錯誤で滑稽ですらあります。
「貯金を切り崩す」という漠然とした不安を、潜在的に持っているからでしょう。老後資金とした貯えは、貯えとして使いたくないし、かといってヤリたいこともあるしとの葛藤があるのでしょう。
ひとつの提案ですが、楽しむため(あなたのいう贅沢)に、どれほど割くかを、まず決めてしまえばいいと思います。大袈裟にいえば、年間予算制を導入するのです。
つまり、「生活のための維持費」と「贅沢する費用」を分けてしまうのです。何歳まで生きるか?と仮定して、逆算して「今月は贅沢にいくらまでならOK」と、月割りにすることで、罪悪感は少しは軽くなると思います。
あなたのように、計画なしに使おうとするから、罪悪感も生まれるのでしょう。お金は貯めるためだけにあるのではありません。「お金は使って初めて価値が出る」というように考え方を変えることです。
罪悪感を抱きつつ使うお金は「死に金」です。「生き金」で、人生をエンジョイしたいものです。
これからは、悩むことなく、「貯めるステージ」から「有意義に使うステージ」へ、徐々に移行するようにしましよう。
▼次回のご相談予告▼
次回の【勝手に人生相談 No.707】愛知県・50代男性のご相談です。「在宅勤務、よく思われてなさそう」を、予定しております。
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