蹴らなくても進む? 足首の「プロペラアクション」で歩きをアシスト
こんにちは、🇺🇸ボルダー在住、ロルフィング®︎インストラクターのNobuです。 先日から「歩き」をテーマに、ロルフィング的セルフケアをご紹介しています。
足は「固める」ものではなく「ねじれる」もの
皆さんは歩くとき、または満員電車で立っているとき、
つい足に力を入れて固めたり、土踏まずをぐっと押し込んだり
していませんか?
実は、20代の頃の私は足の親指の付け根が痛くて、
駅や道路にある点字ブロックの凹凸が恐怖でした。
あの小さな突起にあたると激痛が走り、
その場でフリーズしてしまうほど……。
でも、ロルフィングと出会ってから、足の形も機能も一変しました。
いつの間にか、あの激痛のことも忘れ去っていたのです。
足の本来の機能は「固める」ことではなく、
一歩ごとにしなやかに「ねじれる」ことにあります。
この言葉を初めて聞いたとき、私は本当に驚きました。
なぜなら、それまで私は、痛くならないようにと、
必死に「固めて」歩いていたからです。
ロルフ・ムーブメントではこれを「プロペラ」の動きに例えます。
足がプロペラのような働き(アクション)をして、
衝撃吸収と推進力を瞬時に切り替えるからです。
衝撃を吸収する「柔らかい足」と、推進力を生む「硬い足」
プロペラアクションの仕組みは、驚くほど合理的です。
着地の瞬間(衝撃吸収): 踵が地面につくと、足はわずかに内側へねじれます(回内)。このときアーチは少し下がり、足全体が「柔らかいクッション」になって衝撃を逃がします。
離陸の瞬間(推進力): 体重が前へ移動すると、今度は足が外側へねじれ戻ります(回外)。するとアーチが引き上がり、足は一本の「硬いレバー」へと変身します。

この「柔らかい」から「硬い」への瞬時の切り替えが
螺旋(らせん)状のエネルギーを生み、
私たちを前へと押し出してくれるのです。
一生懸命ふくらはぎを使って「地面を蹴る」必要はありません。
構造が勝手に進ませてくれる……
これぞまさに、身体の電動アシスト機能です。
今日のミニワーク:足の中の「螺旋(らせん)」を呼び覚ます
ファシア(膜)をゆるめて、足の動きを取り戻すロルフィングワークです。
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