【第18回】 Salesforce 認定 Marketing Cloud メールスペシャリスト 資格試験 合格体験記
私がこの試験に合格したのは、2021 年 11 月ですが、この試験に興味がある人も多いと思いますし、私自身も試験前に色々な方々の合格体験記を見させてもらって、勇気をもらっていましたので、試験当時を振り返りながら書いてみたいと思います。
まずは、この試験の試験概要、試験難易度、出題範囲と出題率などを見て行きましょう。
試験概要
Salesforce 認定 Marketing Cloud メールスペシャリスト資格は、メールマーケティングのベストプラクティス、メッセージデザイン、購読者とデータの管理、受信トレイへの配信、メールオートメーション、Marketing Cloud メールアプリケーションでのトラッキングとレポートのメトリクスの分野で知識、スキル、経験を証明したい方を対象としています。
Salesforce 認定 Marketing Cloud メールスペシャリストは通常、6 か月から 1 年の Marketing Cloud メールアプリケーションと関連ツールの利用経験が必要です。
メールマーケティング の用語とベストプラクティスの知識に加えて、Salesforce 認定 Marketing Cloud メールスペシャリストの受験者に必要な経験、スキル、知識は次のとおりです。
・Email Studio、Content Builder の各種ツールを利用してメールマーケティングキャンペーンをビルドできる
・リレーショナルデータモデルをビルドできる
・メールアプリケーションの送信方法を使用してメールを送信できる
・複雑なメールオートメーションをビルドできる
・メールトラッキングデータのレポートを実行できる
この試験の受験者は、HTML、JavaScript、CSS、カスタム API 連携のデザイン方法と開発方法についての知識は問われません。また、Marketing Cloud サーバーサイドスクリプト言語(AMPscript, SSJS)のシンタックスに関する高度な知識を問われることもありません。
内容: 多肢選択/複数選択方式の 60 問
試験の所要時間: 90 分
合格点: 67 %
受験料: 20,000 円(税抜)
前提条件: なし
試験難易度
Salesforce 認定 Marketing Cloud メールスペシャリスト 資格試験の難易度ですが、例えば、MC コンサルタント資格試験を10 段階中の「難易度 10」としたとき、下記のような印象でした。
MC コンサルタント:難易度 10
MC デベロッパー:難易度 8
MC アドミニストレーター:難易度 5
MC メールスペシャリスト:難易度 4
この試験は、おそらく MC アドミニストレーター試験よりは簡単だと思います。MC アドミニストレーター試験は、ビジネスユニットの問題など、それらの設定画面を見たことがある人でないと理解しづらいような内容が試験範囲に含まれます。一方、MC メールスペシャリストは、運用ベースの基本的な内容が多い印象です。ただし、普段あまり使用しない「リスト」の問題が出てきたりと、Trailhead やヘルプドキュメントをしっかり読み込んでいないと解答できない場合がありますので注意が必要です。
出題範囲と出題率
メールマーケティングのベストプラクティス(15%)… 9 問
・顧客のシナリオに従って、効率的なメールキャンペーンをデザインする上で必要なメールマーケティングの要素とテクニックを評価する
・顧客のシナリオに従って、メールキャンペーンの中で法律が関わってくる状況を理解する
・顧客のシナリオに従って、メッセージの配信到達性に影響を及ぼし得るメールメッセージ内の要素を特定する
・顧客のシナリオに従って、適切かつ効率的な購読者獲得の方法を説明する
・顧客のシナリオに従って、購読者とコミュニケーションする上でのベストプラクティスを選択する
メールメッセージのデザイン(13%)… 8 問
・顧客のシナリオに従って、メールメッセージのデザインのベストプラクティスを提案するメッセージの機能要望に従って、レスポンシブのメールメッセージを作成する方法を提案する
・求められている成果要件に合わせたメールの A/B テスト戦略を提案する
・顧客が利用する送信プロセスを考慮して、メールの準備と送信に使用できるMarketing Cloud のツールを提案する
・メールメッセージの作成に際して、適切な承認機能の使い方を決定する
コンテンツの作成と配信(18%)… 11 問
・シナリオに従って、顧客の要件を満たすメールメッセージの作成およびカスタマイズを行う
・シナリオに従って、顧客の要件を満たすメールキャンペーンを実装する
・シナリオに従って、顧客のメールキャンペーンに実装すべきコンテンツを管理する方法を理解する
マーケティングオートメーション(19%)… 11 問
・顧客のシナリオに従って、適切なマーケティングオートメーションのソリューションを提案する
・データ管理の観点において、適切なマーケティングオートメーションツールを構成する
購読者とデータの管理(28%)… 17 問
・要件に従って、Marketing Cloud の購読者リストとデータエクステンションをセットアップする
・顧客のビジネス要件に従って、Marketing Cloud にデータをインポートする方法をベストプラクティスを踏まえて選択する
・顧客のビジネス要件に従って、購読者とデータを適切にセグメント化するためのセグメンテーションツールを構成する
・シナリオに従って、顧客の要件(頻度、権限、嗜好)を満たすマーケティングにおける購読取消管理のソリューションを提案する
トラッキングとレポート(7%)… 4 問
・顧客のシナリオに従って、メールキャンペーンで使われる各種メトリクスとそれぞれの意味について説明する
・メールキャンペーンにおいて、パフォーマンス結果を分析するステップについて説明する
・レポートの実行が必要な状況に際し、Marketing Cloud の特定の目的に対する単一レポートもしくは自動化されたレポートを構成する
私の試験結果
下記が私の当時の試験結果になります。おそらくですが、この正答率のパーセンテージから計算しますと、60 問中、52 問正解できていると思います。
私が大きく落としているのが、「メールメッセージのデザイン」のところですね。おそらく、この辺りはコンサル目線の問題で、回答が絞りづらいという内容だったような気がします。一方、11 問の出題で、すべて正解している「マーケティングオートメーション」のところは、答えはこれしかないだろうという、実装者向けの内容だったと思います。捨てる問題は捨てて、取れる問題は取るという形で、充分合格できる試験かと思います。

試験対策
公式の Trailmix が用意されています。Trailmix とは Salesforce が用意した試験対策になるモジュールのまとめリストのことです。
また、いくつか私が書いた記事で、この試験に関連するものを、以下にピックアップします。参考にしてください。
最後に、海外の記事となりますが、シブ・アブラハム(Shibu Abraham)さんが素晴らしいまとめ記事を作成してくれていますので共有します。
試験に合格するには、Trailhead だけでは足りないこともあります。ヘルプドキュメントも絡めて勉強することが大事ですので、以下の記事を参考にして効率良く勉強を進めてみてください。英語ですが、Google 翻訳で日本語に変更して読み進めてください。

今回は以上です。
