【第333回】 Marketing Cloud Next : メッセージ使用状況が画面上で確認可能
Marketing Cloud Engagement+ を利用している場合、2025 年 7 月 28 日より、Marketing Cloud Engagement+ から送信されたメッセージの使用状況が、デジタルウォレットを使って確認できるようになりました。

これにより、メールや SMS などを分けて、どれくらいのメッセージクレジット(※従来の SuperMessage に代わるもの)を消費したかが、視覚的なダッシュボードで簡単に把握できるようになりました。
この機能は、Dreamforce 2024 で発表されていた以下の機能が公式リリースされたものと思われます。なお、引き続き、従来の Marketing Cloud Engagement の SuperMessage の使用状況は、画面上で確認する手段は提供されていません。

Marketing Cloud Engagement+ とは?
Marketing Cloud Engagement+ は、従来の Marketing Cloud Engagement の進化系であり、Salesforceの次世代マーケティングプラットフォームである Marketing Cloud Next にもアクセスできる契約体系(SKU)です。
この "プラス" が意味するのは、Marketing Cloud Next と連携可能であることを示し、AI エージェントによる以下のようなサポートです。
高度にパーソナライズされたセグメントの作成
AI によるキャンペーンやコンテンツの自動生成
顧客ごとに最適な「次のアクション」の提案
これらすべてが、マーケティングの生産性と成果を大きく高めてくれます。
2025 年 7 月 17 日より日本でも販売を開始しています。
メッセージクレジットとそのトラッキング方法
Marketing Cloud Engagement+ では、メッセージを送信するたびにメッセージクレジットを消費します。このメッセージクレジットの仕組みは、従来の Marketing Cloud Engagement の SuperMessage に代わるものと考えて差し支えないと思います。
SuperMessage との大きな違いは、以下の点です。
メッセージクレジットは Marketing Cloud Engagement だけでなく、Marketing Cloud Next や Service Cloud など他の製品からのメッセージ送信でも消費されます。
使用状況が デジタルウォレット でリアルタイムに確認できます。
※ 従来の Marketing Cloud Engagement においては、SuperMessage の利用状況を知るにはアカウントエグゼクティブに問い合わせて、手動の専用レポートを生成してもらう必要がありました。
デジタルウォレットでできること

デジタルウォレットでは、次のような情報を確認できます。
送信メッセージの総数(特定期間における)
残りのメッセージクレジット数(チャネル別)
ビジネスユニット、送信先の国ごとの内訳
これにより、組織全体のメッセージ利用傾向を把握したり、現行の契約プランの見直し判断にも役立ちます。
契約エディションと確認方法
この機能は、以下のエディションで利用可能です。
Marketing Cloud Engagement+ Pro
Marketing Cloud Engagement+ Corporate
Marketing Cloud Engagement+ Enterprise
もし、現在 Marketing Cloud Engagement を利用中で、契約更新のタイミングが近づいている場合は、担当するアカウントエグゼクティブに Marketing Cloud Engagement+ の導入について相談することをおすすめします。
※ 契約の途中であっても、契約更新が可能とのことです。
公式リファレンス
なお、今回の詳細は、以下の Salesforce 公式ヘルプページに基づきます。
Learn About Salesforce Message Credits in Marketing Cloud Engagement+
いかがでしたでしょうか。
今回の機能は、私の認識では、Marketing Cloud Engagement+ が初めて公式のヘルプページに登場した記念すべき機能になったかと思います。
おそらく Marketing Cloud Engagement+ の契約に移ることで、従来の SuperMessage からメッセージクレジットに切り替わるのだと思います。詳細は AE(アカウントエグゼクティブ)さんに確認してみてください。
今回は以上です。
