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【第380回】 Marketing Cloud Next : 個人に対応する CRM レコード判定分岐

Marketing Cloud Next Growth & Advanced Edition の Winter ’26 新機能リリースでは、新たに追加された「Determine CRM Record for Individual」(日本語名:「個人の CRM レコードを決定」)の分岐により、セグメントトリガーフロー内で流れてきた 統合個人が CRM 内で取引先責任者・リード・見込み客のどれに該当するかを自動で判定できます。

判定結果に応じて、異なるパスを適用させ、既存レコードを更新したり、新規のレコード作成したりと、以下のアクションだけが設定が可能です。

注意:このアクションから直接分岐するパス上では、待機要素、終了要素、メール送信 などのアクションは、サポートされていません。これらの要素やアクションを追加する場合は、パスの合流後に配置する必要があります。

このように、セグメントトリガーフロー専用であり、さらにこのパス上ではメール送信すらできない「Determine CRM Record for Individual」ではありますが、用途としては、以下のようなケースが考えられます。

  • 特定のセグメント条件に一致する、取引先責任者・リード・見込み客のレコードを一括である値に更新する

  • 特定のセグメント条件に一致する、取引先責任者・リード・見込み客のレコードを NULL にリセットする


Winter ’26 でレコード参照がよりシンプルに

Winter ’26 では、フロー内でのレコード参照が簡単になり、「Determine CRM Record for Individual」のパス上に「レコードの更新」などの要素を配置すると、事前に「レコードの取得」要素を設定しなくても、そのパスで対象となるオブジェクトレコードに直接アクセスできます。

例: リードのパスであれば、リードオブジェクト内のすべての項目データをそのまま参照可能です。

フロー内で Individual DMO データに簡単にアクセス

そして、Flow Profile の「属性(Attributes)」として Individual DMO の項目が利用できるようになった点も Winter ’26 の新機能です。この参照機能は「Determine CRM Record for Individual」のパス上に限りません

フローに関連付けられた「データグラフ」の内容に基づき、Individual DMO の項目を直接参照できるようになっています。ただし、関連オブジェクトの属性までは参照できませんので注意してください。

これらの 2 つの参照機能により、従来は必要だった「レコードの取得」要素の設定を省略でき、フロー構築の手間を大幅に削減できます。


いかがでしたでしょうか。

私自身も試してみましたが、特定条件のセグメントを使って CRM レコードを簡単に更新できることが確認できました。

ただし、予想していたレコードが更新されないケースがあり、これは分岐ロジックに対する私の理解不足が原因かもしれません。今後さらに検証を重ね、詳細をお伝えできるようにします。

また、ユースケースについては、まだ具体例が少し抽象的な状態です。より分かりやすい例を思いつき次第、更新していく予定です。

今回は一旦、この機能がリリースされたことを押さえておいてください。

今回は以上です。


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