不動産営業の実務を効率化する「テンプレ大全」46点セットを全て自力で作りました。
福岡で不動産売却を専門にしている野口です。
今回は、不動産営業の実務で使えるテンプレート・書式・提案資料をまとめた「テンプレ大全」を作成しましたので、その内容についてご紹介します。
転職時に、書類を一から作る大変さを痛感しました
私が約2年前に住友不動産販売から西鉄不動産へ転職した際、前職で使用していた書類関係は、基本的に持ち出すことができませんでした。
不動産の仕事では、契約書類、覚書、委任状、説明資料、チェックリストなど、実務で必要になる書類が非常に多くあります。
通常の売買契約だけでなく、越境、隣地との取り決め、土地交換、名義人追加、決済時の案内、役所調査など、実務では本当にさまざまなケースが出てきます。
そのたびに、
「この書式があればもっと早く対応できるのに」
「新人の頃にこういう資料が手元にあれば助かったのに」
と感じることが何度もありました。
そこで転職後、私自身が実務で必要になった書類を一つずつオリジナルで作成していきました。
今回、その中から不動産営業の現場で使いやすいものを厳選し、合計46点の書式としてまとめました。
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今回まとめた書式の内容
今回のテンプレ大全には、大きく分けて以下のような内容を入れています。
売却スケジュール管理ツール
不動産売却では、販売開始から契約、決済、名義変更、確定申告まで、全体の流れを把握しておくことが非常に重要です。
特に売主様にとっては、不動産売却は人生で何度も経験するものではありません。
そのため、営業担当者側がスケジュールを整理し、分かりやすく説明できるかどうかで、安心感が大きく変わります。
今回のテンプレートには、販売開始から名義変更、確定申告までの流れを整理できるスケジュールツールを入れています。
契約・決済時に必要な書類テンプレート
契約時、決済時、名義変更時には、売主様・買主様それぞれに準備していただく書類があります。
ただ、口頭で説明するだけでは伝わりにくく、後から「何が必要でしたか?」と再確認が入ることも多いです。
そのため、売主様向け・買主様向けに、必要書類を説明できるテンプレートを用意しています。
こういった書類があるだけで、やり取りのミスや確認漏れをかなり減らせると思います。
イレギュラー対応用の覚書・契約書
不動産実務で難しいのは、通常の売買契約だけではありません。
例えば、以下のようなケースです。
・隣地とのブロック塀の取り交わし
・越境、非越境に関する覚書
・土地交換契約書
・名義人追加に関する書類
・その他、通常の契約書だけでは対応しづらいケース
こういったイレギュラーな場面では、書類が手元にあるかどうかで対応スピードが大きく変わります。
もちろん、最終的には会社や上司、司法書士、弁護士などへの確認が必要な場面もあります。
ただ、たたき台となる書式があるだけで、オーナー様への説明や社内確認がかなりスムーズになります。
私自身、10年間の実務の中でさまざまなケースに対応してきましたが、今回の書式にはその経験をできる限り反映させています。
役所調査用の委任状も含めています
不動産売却では、役所調査も非常に重要です。
ただ、役所で取得する資料の中には、委任状がないと取得できないものもあります。
私も実務の中で、必要になるたびに委任状を追加して作成してきました。
例えば、国土調査や確定測量に関する資料を取得する際の委任状、公課証明を取得するための委任状などです。
こういった書類も、最初から手元にあると非常に便利です。
不動産を始めたばかりの方にとっては、そもそも「どの場面でどの委任状が必要なのか」が分かりづらいと思います。
今回のテンプレートを活用することで、役所調査や売却準備の効率化にもつながるはずです。
自社用のオリジナル資料として活用できます
今回の書式は、そのまま使うだけでなく、ご自身の会社に合わせて加工していただくことを前提にしています。
不要な箇所を削除したり、会社のロゴを入れたり、担当者名や会社名を入れたりすることで、自社用のオリジナル資料として整備できます。
不動産会社では、意外とこのような実務書式が属人的になっていることが多いです。
「できる人は持っているけど、新人には共有されていない」
「前任者の資料がどこにあるか分からない」
「毎回ゼロから文章を作っている」
こういった状態は、かなりもったいないと思っています。
書式やチェックリストを整備しておくだけで、営業担当者の負担はかなり減ります。
特典として、不動産投資営業向けマニュアルも付けています
今回は、書式だけでなく特典として、不動産投資営業向けのマニュアルも付けました。
不動産会社で未経験者や経験の浅い営業担当者を採用した際、よくある悩みが、
「何から教えればいいか分からない」
「業務のチェックリストがない」
「営業トークが人によってバラバラになる」
という問題です。
今回のマニュアルには、不動産営業として最低限押さえておくべき内容、トークの言い回し、売却営業で売上を上げるための考え方などを入れています。
私は不動産売却をメインにしていますが、売却営業でも投資営業でも、根本的に大事な部分は共通していると思っています。
お客様の状況を整理し、数字で提案し、不安を先回りして説明する。
この基本を徹底できるかどうかで、営業成績はかなり変わります。
Notionの不動産管理システムも特典として付けました
さらに、特典としてNotionの不動産管理システムも付けています。
こちらはNotionアプリを使える方限定にはなりますが、私が現場で実際に使っている、不動産売買営業向けに一からカスタマイズした管理システムです。
私はNotionを使って、不動産の売買データだけでなく、日々のアイデア、仕事のメモ、プライベートな内容、子育ての記録など、さまざまな情報を管理しています。
現在では、ChatGPTなどのAIと組み合わせることで、Notion内のデータを活用して、かなり効率的に文章作成や提案資料作成ができるようになりました。
今後、不動産営業でもAIやデータ管理を使いこなせるかどうかは、大きな差になると思っています。
Notionに興味がある方は、ぜひこの機会に活用してみてください。
発売から数日で、すでに4セットのご購入いただいています
今回のテンプレ大全は、現在1万円でリリースしています。
発売から3〜4日ほどですが、すでに4セットご購入いただいております。
決して安価なものではありません。
ただ、私がこれまで10年間の実務で作成してきた書類や、現場で必要だと感じて整備してきた資料をまとめた内容です。
ゼロから作る時間や、イレギュラー対応で悩む時間を考えると、実務で使う方にとっては十分に価値を感じていただける内容になっていると思います。
なお、今後の販売状況によっては、段階的に値上げする可能性もあります。
値上げ後にご覧いただいた場合は、ご了承ください。
一発逆転の道具ではなく、日々の改善のための道具です
最後に、私が不動産営業として大事だと考えていることをお伝えします。
不動産営業には、「これを使えば一発で売れる」という魔法のような道具は基本的にありません。
営業成績を上げるためには、日々の積み重ねが必要です。
読書をする。
自己投資をする。
お客様への説明を改善する。
資料を整える。
事務作業を効率化する。
空いた時間で提案の質を上げる。
こういった地道な改善の積み重ねが、結果的に大きな差になると思っています。
今回のテンプレ大全も、決して一発逆転のツールではありません。
ただ、実務の型を整え、無駄な事務作業を減らし、お客様と向き合う時間を増やすための道具としては、かなり役立つ内容になっていると思います。
不動産営業を始めたばかりの方。
売却営業の資料を整えたい方。
社内の業務フローを仕組み化したい方。
イレギュラー対応に備えて書式を持っておきたい方。
NotionやAIを使って営業管理を効率化したい方。
そういった方には、ぜひ活用していただきたいです。
不動産は地域性の強い仕事です。
私のノウハウは福岡で培ったものですが、東京、大阪、名古屋、その他の地域でも活用できる部分は多いと思っています。
全国各地で、実務に強い不動産営業マンが増えることは、不動産業界全体にとっても良いことだと思っています。
今回の「テンプレ大全」46点セットが、少しでも皆さまの実務の効率化や営業力向上につながれば嬉しいです。
ご興味のある方は、以下よりご確認ください。
