狐行燈の雑談
📝狐行燈とは、狐由来の人間"のほ"とクサガメの小僧"亀乃進"が暮らす庵のことである。
今夜は、仙人由来の人間、BAR noteの"マスター"(🚹)が、やって来た。お気に入りのお客、海亀由来人の話をしたくてたまらないご様子。
「なんだい、また来たのかい。ヒマなのかい?」
「やだ、つれないわねぇ〜。
ちっともお店に顔出してくれないんだもの」
「こう見えて、あたしゃ忙しいんだよ!
海亀由来の恋バナでも、相談バナでも、聞いてくれる人はいっぱいいるだろが。
わざわざこんなとこまで来るかねぇ〜🤷♀️」
「なんなんだろう〜、こういう話って、のほちゃんとしたくなっちゃうのよぉ〜」
「そりゃ光栄なこって🤷♀️」
「このごろ、よく顔出してくれるのよ、海亀由来💕
ザ・紳士物!みたいなハンカチが綺麗に畳まれて、お尻のポッケからきっちり少しだけ見えてるの、お仕事柄なのか性格なのか分からないけど、そういうの見るときゅんとしちゃうじゃない?」
「ケツばっか見てんのかい?」
「やぁねぇ〜、トイレに立つ時とかよぉー。
抱きつきたくなるのは、浅黒くてずんぐりした太い首よ💕」
「そりゃー、Yシャツ襟汚れがひどくて、エリ/ソデ洗い洗剤の消費量半端ないんじゃないかい?」
「いやぁねぇ、汚いものみたいに言わないでよー。
お客さんとして、じゃなくて、も少し距離が縮まらないものかしらねぇ〜」
「海亀、結婚してるじゃないか」
「ええっ‼️ そうなのっ⁉️ なんで、のほちゃんがそんなこと知ってるのよっ」
「はぁっ?? 結婚指輪してたじゃないか、この前来たとき」
「ええっ‼️ あれ、ファッションリングじゃないのっ⁉️」
「左手薬指にしてる指輪は、たいがい結婚指輪かそれなりの相手がいるって意味だろが」
「あああぁー、そうね、そうだったわね💦」
「なにわけの分かんないこと言ってんだよ、ファッションリングと思うかよ、ふつー? 脳みそ都合良すぎだろが」
「あああぁー、結婚してるって…男同士でも不倫になっちゃうのかしらー」
「知らないよ、んなこと。
んんっ? いたしてしまえば、男同士でも🤔」
「あああぁー、僕のせいで奥さん泣いちゃうとか、無理だわ、無理よぉ〜」
「飛躍しすぎだろが。
少なくとも海亀は女性が好きなわけだから、男性を相手にする可能性は低いんじゃないのかね? それ以前の話だよ」
「友達から始めて……ずっと友達😭」
「ミエミエのテイでおいおいするんじゃないよ! 慰める話じゃないだろが」
「はあぁあ〜、撃沈。少しは慰めなさいよ!
ねぇ、亀乃進くん、
のほちゃんに、なんか言ってやってよぉ。
ずいぶん人間らしくなってきたじゃーないの」
「ぁん?」
部屋の隅でスマホをいじる亀乃進がダルそうに返事する。
「僕のこと、どう思う?」
「ぁん? どう、とは??」
「いちお、イケおじマスターってよく言われるんだけど😎」
「自分で言うとか、ちょい引くんじゃね?
マスターは黙ってた方が、かっこいいんじゃね?」
「あらっ💕
ね、のほちゃん聞いた? かっこいいですって」
「いましがた、自分で言っといてなに照れてんだい。
亀乃進は、こいつのじいさんから預かってる大事な小僧なんだ。近場で済まそうとしないでくれよ、まだ未成年なんだ、手ぇ出したら容赦しねぇよ」
前のお話…かな🤭
