オススメの殺し屋シリーズ第四弾_777/伊坂幸太郎
今回はオススメの殺し屋シリーズ第四弾です。
以前にも殺し屋シリーズを書かせていただいておりますが、このシリーズは本当に面白いです!!
以前書かせていただいた記事は後半の「関連商品」部分に掲載しておりますので、気になる方はご確認をお願いします。
これから本を読む方も既に読んだ方も記事を読んでいただけると幸いです。
以下、「作者」「概要」「物語のあらすじ」「感想」が続き、ネタバレはありません。
『777/伊坂幸太郎』
作者
伊坂幸太郎さん
生年月日: 1971年5月25日
出生地: 千葉県松戸市
最終学歴: 東北大学法学部卒業
主な受賞歴:
新潮ミステリー倶楽部賞(『オーデュボンの祈り』)
本屋大賞第2位(『死神の精度』『ゴールデンスランバー』ほか)
第5回本屋大賞 受賞(『ゴールデンスランバー』)
第21回山本周五郎賞 受賞(『ゴールデンスランバー』)
直木賞候補多数
概要
単行本発売日: 2023年6月28日
文庫本発売日: 2026年6月16日
出版社: KADOKAWA
物語のあらすじ
そのホテルを訪れたのは、逃走中の不幸な彼女と、不運な殺し屋。
そして――
『マリアビートル』から数年後、物騒な奴らは何度でも!
やることなすことツキに見放されている殺し屋・七尾。
通称「天道虫」と呼ばれる彼が請け負ったのは、超高級ホテルの一室にプレゼントを届けるという「簡単かつ安全な仕事」のはずだった――。
時を同じくして、そのホテルには驚異的な記憶力を備えた女性・紙野結花が身を潜めていた。
彼女を狙って、非合法な裏の仕事を生業にする人間たちが集まってくる……。
そのホテルには、物騒な奴らが群れをなす!
感想
今回は、殺し屋でありながらとにかく運が悪い男・七尾、通称「天道虫」が主人公の作品。
依頼内容は、超高級ホテルにプレゼントを届けるだけの簡単な仕事だったはずなのに、気づけば次々と事件に巻き込まれていく展開に、最初から最後まで目が離せません。
七尾の運の悪さは笑ってしまうほどですが、その不器用さや真面目さに、どこか親近感を覚えます。
登場するキャラクターたちは皆クセが強く、殺し屋ばかりなのに、それぞれがどこか人間らしくて、読みながら自然と感情移入してしまいます。
また、記憶力に特化した女性の存在が、物語に深みを与えていたと思います。
彼女を狙って集まってくる“物騒な連中”とのやりとりもスリリングで、ページをめくる手が止まりません。
物語の舞台がホテルという閉ざされた空間だったことで、緊張感がさらに高まりましたし、限られた場所で複数の人物の思惑が交差する構成もとても巧みでした。
後半でそれぞれのエピソードが一本につながっていく展開は見事で、「そう来たか!」と何度も驚かされます。
こちらの作品は『マリアビートル』を読んでいると、より楽しめる場面も多くあります。
ですが、『777』だけでも十分に楽しめる内容と言えます。
ユーモアとスリル、そしてちょっとした優しさが詰まった一冊で、読み終えたあとには「面白かった!」と素直に言える作品です!!
関連商品
殺し屋シリーズを以下で紹介させていただきます。
感想にも書きましたが、第二弾の「マリアビートル」の数年後のお話となっていますので、第四弾を読むのであれば第二弾を見る事をオススメします。
順番に読むのもなお可です!!
【第一弾】グラスホッパー
「復讐を横取りされた。嘘?」元教師の鈴木は、妻を殺した男が車に轢かれる瞬間を目撃する。
どうやら「押し屋」と呼ばれる殺し屋の仕業らしい。
鈴木は正体を探るため、彼の後を追う。
一方、自殺専門の殺し屋「鯨」、ナイフ使いの天才「蝉」も「押し屋」を追い始める。
それぞれの思惑のもとに──。
「鈴木」「鯨」「蝉」、三人の思いが交錯するとき、物語は唸りをあげて動き出す。
疾走感溢れる筆致で綴られた、分類不能の「殺し屋」小説!
【第二弾】マリアビートル
【第三弾】AX
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