新本格ミステリー作家が繰り出すクスッと笑えるミステリー_どんどん橋落ちた/綾辻行人
今回は「新本格ミステリー作家が繰り出すクスッと笑えるミステリー」の紹介です。
論理的な謎解きやトリックに重きを置いた作風が特徴の作家さんで、館シリーズのように本格ミステリーをお書きになりますが、今回紹介する作品はクスッと笑える作品です。
これから本を読む方も既に読んだ方も記事を読んでいただけると幸いです。
以下、「作者」「概要」「物語のあらすじ」「感想」が続き、ネタバレはありません。
『どんどん橋落ちた/綾辻行人』
作者
綾辻 行人さん
生年月日: 1960年12月23日
出生地: 京都府京都市
最終学歴: 京都大学大学院教育学研究科修士課程修了
主な受賞歴
1992年 日本推理作家協会賞(長編部門)-『時計館の殺人』
2018年 日本ミステリー文学大賞
名刺代わりの小説にも挙げさせていただいた超有名な作品の作者さんでもあります。
有名な「十角館の館」をまだ読んでいない方は、絶対に読んだ方がいいですよ!!
十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の7人が訪れた。
館を建てた建築家・中村青司は、半年前に炎上した青屋敷で焼死したという。
やがて学生たちを襲う連続殺人。
ミステリ史上最大級の、驚愕の結末が読者を待ち受ける! 1987年の刊行以来、多くの読者に衝撃を与え続けた名作が新装改訂版で登場。(講談社文庫)
概要
単行本発売日: 1999年11月1日
文庫本発売日: 2002年11月15日
出版社(単行本・文庫本の順で): 講談社・講談社文庫
物語のあらすじ
ミステリ作家・綾辻行人に持ち込まれる“問題”はひと筋縄ではいかないものばかり。
崩落して誰も渡れなくなった〈どんどん橋〉の向こう側で、燃える〈ぼうぼう森〉の中で、明るく平和だったはずのあの一家で……勃発する難事件の”犯人”は誰か?
超絶技巧がちりばめられた五つの超難問に挑め!
ミステリシーンを騒然とさせた好評の作品集が読みやすい改訂新装版に!
感想
こちらの作品は、ミステリ作家ーである綾辻行人さんご自身が物語の語り手として登場し、読者に「挑戦状」を叩きつけるという構造が特徴の短編集です。
作中に登場する「犯人当て小説」を綾辻さんと一緒に推理するという趣向で、ミステリファンにはたまらない構成になっています。
収録されているどの作品も、一筋縄ではいかない超難問ぞろいです。
また、読者を驚かせるための仕掛けやトリックが凝らされており、なかなか犯人にたどり着けないのが面白いです。
中には「反則級」と感じるほどの意外な犯人が提示されることもあり、本格ミステリーの醍醐味を存分に味わえる一冊です。
本格的な論理パズルとしての面白さに加え、作家の苦悩や遊び心も垣間見える点も魅力の一つ。
ミステリーの奥深さと楽しさを再認識させてくれる作品集です。
まだ読んでいない方に是非とも手に取って欲しい作品です。
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました!!
記事に好印象を持っていただけましたら「スキ」をお願いします。
また「フォロー」もお待ちしております。
▽自己紹介はコチラ
いいなと思ったら応援しよう!
記事が面白いと思った方は是非、チップをお願いします。
いただいたチップで更に面白い記事を書いていきたいと思います。